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■2017年2月5日

▼車両Mod紹介記事のフォーマット

 rFactor 2用車両Mod・Nissan R35 GT-R GT500の紹介記事がひとまず完成しました。

(1) Mod本体の紹介
(2) セッティング集
(3) ドライビングの参考資料

 (1) では、Mod本体についての基本的な解説や史実で用いられたコースModの紹介を行っています。
 (2) と (3) ではプレイヤーがドライバー役に専念できるようエンジニアリングまわりの情報を載せています。

 ちょうど4年前に本コーナーで述べた構想が、Z34 GT4 その1Z34 GT4 その2C6.R GT2といった試行錯誤を経て、ようやく形になったわけです。

 車両Modについては、Assetto Corsaをはじめとした他プラットフォームにおいても、このフォーマットで記事を作成していく予定です。

 ただしドライビングの組み立てに影響が出るデフォルメが入っている作品については、(1) のみとなります。

 これは、現実世界の定石を下手に適用してセッティングを弄り回すよりは、セッティングはデフォルトのまま、作り手の意図した操作に従う方が、その作品本来の魅力を味わえるとの考えによります。



■2015年6月24日

▼F1開催コースModのコースリスト (暫定版) が完成

 サーキット予習シリーズのうちF1開催コースMod (含む非タイトル戦) のコースリスト作成が、ようやく完了しました。

 1950年から2015年現在まで、F1が開催されたコースのうち、rFactor・rFactor 2・GT Legends・Assetto CorsaのいずれかにModが存在するものは、コースリストのみの記事という形で暫定的にアップしてあります。

 タイトル戦については、時代によるレイアウト違いを含めれば、ほぼ全てのコースがModとして存在しています。

 唯一の例外は、1958年モロッコGPの舞台となったAin-Diabです。同コースのModは、今のところ、筆者のリサーチでは存在が確認できていません。

 非タイトル戦については、33コースの存在が確認できていません。

 ただしそのうち2コースについては、少なくともF1C用としては公開されています。
 今後のリサーチの進展次第では、さらに空席が埋まる可能性があります。

 現代F1で知名度が高いコースはまだしも、1950年代の非タイトル戦でのみ用いられたマイナーなコースですら、結構な割合でMod化されていることに驚かされます。

 先のリストは、世界各地のMod職人たちが、長年に渡り、コース作成に注いできた情熱の結晶そのものです。



▼モータースポーツ史への興味に基づくコースMod作り

 そうした性格を持つリストゆえ、眺めていると様々なことに気付かされます。

 一例を挙げると、ドイツのMod職人・f1-edition。

 彼の名前は、ドイツにおける非タイトル戦コースの作者として、先のリストにたびたび登場します。

 彼が取り組んでいるのは、1950年代の旧東ドイツの公道サーキットという、日本では存在を知る人すら少ないマイナーなテーマ。

 F1開催コースという縛りを無くすと、f1-editionの興味の対象がよりはっきりとします。
 - ファイル検索:作者 = f1-edition @ NoGrip

 1950年代から1960年代にかけてドイツに存在した公道サーキットを、彼は数多く手掛けているのです。

 サーキット (あるいはモータースポーツ) の歴史という観点から、コースMod作りに取り組んでいるという点において、日本のBTBerであるSoramame氏と同じタイプの職人といえます。

 こうした気付きも、新たな切り口での紹介記事という形で、今後の記事作成に活かしたいと考えています。



▼通常運行に復帰

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっているコースModの紹介。それを主目的として、コースリストを一気に作成してきました。

 2015年6月24日現在、F1開催コース以外では若干の積み残しがあるものの、全体としてみれば、当該Modのリストアップはほぼ完了という状態です。

 効率的に作業を進めるために、記事作成のための全持ち時間を、コースリスト作成に投入する生活を、ここ数ヶ月間続けてきました。

 とりあえず最低限の目標は達成できましたので、そろそろ通常運行に戻そうと思います。



■2015年4月4日

▼コースMod紹介記事の運用方針について

 2011年半ばから、リアルのコース紹介とあわせてModの紹介記事を作成してきました。

 完成した記事の例としてはスパ・フランコルシャンホッケンハイムなどが挙げられます。

 それらの完成形を目指すという基本方針は、今後も変わりません。

 ただしrFactor 2用Modが公開されているスポットについては、コースリストだけを先行して作成することにしました。

 これはrFactor 2用コースModの特殊性によるものです。(詳しくは後述)

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっている。そう確認できたものから順番に記事化しています。

 サーキット予習シリーズの記事で、コースリストのみの記載となっているものには、そうした背景があります。



▼基本部分の確認を要するrFactor 2用コースMod

 rFactor 2を車輌シミュレータとして利用する際、動作負荷が高いソフトをわざわざ走らせるからには、以下の2機能はきちんと作動してほしいところです。
 (1) フラクタルを用いたコース表面の物理的な凹凸の再現
 (2) コース表面に加えられた荷重や降雨といった自然環境により、動的に変化する路面状況

 またグラフィックの美しさを売りにしたソフトでは無いとはいえ、コースのオブジェクトが大量に消失した状態では、没入感が台無しとなってしまいます。
 Build 770 (2014年7月2日リリース) より前に作成されたコースModでは、そうした事態がおきる可能性があります。
 (3) コースのオブジェクトが正常に表示される
 つまりこの項目も確認が必要となります。


 実在レイアウトの再現性やコース脇オブジェクトの作り込み度合い。
 rFactor 1をはじめとした一般のレースシム用コースModではそうした要素に注目があつまります。

 しかしrFactor 2の場合は、もっと基本的な部分の確認が必要になるわけです。



▼一般プレイヤーにはややハードルが高いチェック作業

 実際のチェック作業ですが、前述の (1) と (2) については、当該コースModをrFactor 2のMod開発者モードか外部の3Dグラフィックツールに読み込ませて、メッシュ分割の様子やマテリアル設定等を確認することになります。

 Modをダウンロードして、実プレイより前に、まずデータの中身を確認するのが当たり前となっているMod作成者にとっては、それほど大した作業ではありません。

 ただそうした事柄に馴染みのない一般のプレイヤーにとっては、ややハードルが高く感じられる作業でしょう。



▼実プレイで使えるデータを優先

 筆者自身は、Modを入手すると、とりあえずデータの中身を確認するのが習慣となっています。
 これはrFactor 2のコースModについても同様です。

 記事の書き手としては、リアルのコース紹介も併せて行なうところに面白みを感じています。
 しかしスパ・フランコルシャンやホッケンハイムの紹介記事のような完成状態にもっていくまでには、それなりの工数を要します。

 いつになるのか分からない紹介記事の完成を待つより、チェック済みのコースModを含んだリストをとりあえず公開してしまった方が、より多くの人にとってプラスになるであろうと判断しました。



▼未完成の記事ゆえ過去記事の修正と同じ扱いに

 ただしサーキット予習シリーズの記事としては、未完成の状態にあることには変わりません。
 しかもコースリストに含まれるModは、rFactor 2用に限らず、リリースからそれなりに月日が経ったものがほとんどです。

 そういったコースリストのみの未完成記事には、新規性はありませんし、記事の内容を必要とする人の数もそれなりに限られることでしょう。

 ですので、リリース直後のModが含まれる場合を除き、コースリストのみのサーキット予習シリーズの記事は、新規のポストであっても、ブログのトップには来ないようにしています。またTwitterでの告知も行なっていません。

 これは過去の記事に対する新規性のない修正と同じ扱いです。



■2014年12月31日

▼私事

 月日が経つのは早いもので、2014年もあと1時間足らずで終わりとなります。

 2014年は私にとって大きな変化の年となりました。
 老親が2013年末に病で倒れ、その面倒をみることになったのです。

 当初はどうなることかと思いましたが、おかげさまで新たな生活を何とか軌道にのせることができ、無事に2015年を迎えられそうです。


▼大晦日での記事メンテ状況

 前述の状況ゆえ、2014年は例年以上に、記事に反映できていない積み残しアイテムが増えてしまいました。

 とりあえず実プレイで使えるデータを優先しようということで、サーキット予習シリーズのコースリストのメンテに着手、何とか年内に作業の大半を終えることができました。

▼サーキット予習のコースリスト全般を眺めて

 コースリストの大半が、rFactor 1用コースModで占められているのは、従来通りです。
 これまでに作成されたModの数や長年に渡って蓄積されてきたノウハウを考慮すると、こうした傾向はこれからも続くものと思われます。

 その一方でrFactor 2やAssetto Corsaといった新プラットフォームにも、まともにプレイできるコースModが増えてきています。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のrFactor 2

 特にrFactor 2については、2014年の伸張振りに目を見張るものがあります。

 ベータ版リリースされた2012年から翌2013年にかけて、まともにプレイできないrFactor 1からの移植Modが数多く出回っていました。

 rFactor 2では、設定された路面粗さに応じて、コース表面の物理的な凹凸を、フラクタルを用いて、自動生成する機能があります。
 rFactor 1から路面メッシュを持ってきただけでは、その機能は上手く働きません。

 rFactor 2の新機能に合わせた路面メッシュの切り方や、RealRoadの実装といったノウハウが一般に広まり、リリースされたModのうちrFactor 2本来の動作が望めるModの割合が大幅に高くなったのが、2014年といえるでしょう。

 ただし車輌Modについては、自動車工学と車輌運動力学について十分な知識を持つトップクラスのModderが、ISIの協力を得た上で、ようやく (シミュレーターの名に値する) Modを作り出している状況です。

 車輌シミュレータとしてrFactor 2を捉えるのであれば、これが本来あるべき状況ともいえます。

 しかし (グラフィックやサウンドといった) 車輌のキャラクター性を楽しむためにrFactor 2をプレイしようとすると、車輌Modの少なさが大きな壁となって立ち塞がります。

 今後も車輌Modについてはそうした状況が続くであろうこと、またrFactor 1でそうした需要が満たされていたことを考えると、rFactor 2用コースModの数の増え方は、かつてのrFactor 1並というわけにはいかないでしょう。

 マイナーなコースに関しては、これからもrFactor 1頼みとなりそうです。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のAssetto Corsa

 Assetto CorsaはrFactor 2とは対照的です。

 グラフィック描画用とは別に、コース表面の物理的形状を表すマップを持つAssetto Corsaですが、rFactor 1からのベタ移植であっても、とりあえずはプレイできる仕上がりになるようです。

 路面メッシュを一から切り直す必要があるrFactor 2への移植と比べると、Assetto Corsaへの移植性の高さは段違いといえます。

 グラフィックの美しさも手伝って、移植コースModの数の増え方は (車輌Modともども) 2014年で一番のプラットフォームでした。

 来年以降もこの勢いは続くことでしょう。

 rFactor 1からのコースMod移植に関して、敢えて難点を探すとすれば、物理的形状を表すマップを、ユーザーが全て自作しなければならない点です。

 Kunos純正コース並みの精度と密度を持つマップを、rFactor 1のコースModデータをベースにして、どのように生成するか。

 この課題について (現時点では) 話題にはなっていません。

 しかしAssetto Corsa用Modの成熟が進み、数値面でのリアルさにこだわった作品が出てくる頃になると、この問題が表面化するでしょう。
 (rFactor 1でも路面からの入力の単調さが問題とされました。)


▼2015年を迎えるにあたって

 公私ともに自動車漬けの人生を送ってきた私にとって、わずか15分の空き時間でも楽しめる車輌シミュレータは、心のオアシスとでもいうべき存在です。

 そんな私の嗜好を全面に押し出した当ブログゆえ、とうてい一般受けする内容には成り得ませんが、2015年もこれまで通りの方向で、地道に更新を続けていくつもりです。



■2014年6月1日
▼Daralla DW12のベースセットアップ配布

 Daralla DW12 (ロードコース仕様) の車両挙動設定ファイルの内容を確認したところ、競技用車両とは思えないほど安定方向に振られたサスペンションになっていました。

 前軸側のロール剛性配分の数値がきっちり55.0%となっていることから、ISIが意図してこの設定にしているのは間違いないでしょう。

 その一方でタイヤと空力の設定は車両シミュレータとして納得がいくものです。

 ISI公式フォーラムで繰り広げられている論争やISIの意図など、本Modに関して記事で取り上げたい事柄はいくつもありますが、本日はせっかくの休日。
 実プレイを楽しんで頂けるよう、ニュートラル方向に振ったベースセットアップ (ロード仕様) のsvmファイルを配布いたします。
 Neutral Setup for Dallara DW12

 デフォルト状態や追加配布された公式svmではアンダーが強すぎて走りを楽しめないという方は、ぜひこのsvmファイルを試してみて下さい。

 例によって計算から割り出したセットアップが元になっていますが、テストプレイでリアを振り出せる程度のコントロール性があることは確認しています。


■2014年5月28日
▼rFactor 2用Mod・Daralla DW12のデータ取り

 5月22日と24日に、それぞれISI純正Mod・Formula Renault 3.5 2014とDaralla DW12がリリースされました。

 残念なことに、どちらのModも車両挙動ファイルが暗号化されています。

 しかしBuild 660からはテレメトリのデータからタイヤのスリックカーブを描けるようになっています。

 現在Daralla DW12の車両特性を確認すべく、実走行でのデータ取りをしているところです。

 こちらが本日の実験走行から生成したスリップカーブ。

 実験に用いたコースのμ設定はやや低め。その影響をうけてスリップカーブのμも低めに出ています。

 しかしそれでも対静止時で4倍もの荷重がかかっても、軽く1.0を超えるμを保っているのは、さすがトップフォーミュラーのタイヤと言えます。



■2014年5月4日
▼連絡用メールアドレスの変更

 gooメール (無料版) のサービス終了に伴い、本ブログの連絡先メールアドレスが変更になりました。

 (旧) virtual_motorsports_mucho
@mail.goo.ne.jp
 (新) virtual_motorsports_mucho
@yahoo.com
 (@マークより前は以前と変わりませんが、それより後が米国ヤフーとなっています)

 皆さまから頂戴したメールはブログ運営の参考とさせて頂きます。
 なおModのインストール方法といった個別のご質問には直接お返事できないこともあります。何卒ご了承下さいませ。


▼更新告知用のtwitterアカウント

 ブログ上でお知らせするのは初めてとなりますが、当ブログには更新告知用のtwitterアカウントがあります。

 https://twitter.com/VirtualMS_JPN

 なおリンク切れや誤記の修正といった新規性の低い更新については、上記アカウントでの更新告知は行っていません。
 タイムライン上のノイズを少しでも減らすための処置です。



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[rFactor2] Build 770 / v1.770での変更内容 (翻訳完了) 

■はじめに
  2014年7月2日 (日本時間) にrFactor 2の新ビルド (Build 770 / v1.770) が公開されている。
  前回ビルドから2ヶ月半振り、ベータ版初回リリースからみると30ヶ月間で24回目のアップデートとなる。


[互換性を捨てることで得た将来性]
  公開ベータ版リリースから2年半、何度となくバージョンアップを重ねてきたrFactor 2だが、旧バージョンとの互換性を断ち切ってまで将来性を確保するという点で、今回のビルドは異例の内容となっている。

  まずは各種設定ファイルのフォーマットのJSON (JavaScript Object Notation) への置き換え。
  本ビルドでは対象がPLRファイルのみに留まっている。
  しかし将来的には車輌挙動設定ファイルを含む全設定ファイルが、JSONフォーマットで記述されるとのこと。
  従来フォーマットのファイルをそのまま流用できなくなるデメリットの一方で、ツールを自作する際にはファイルの入出力がやり易くなるというメリットがある。

  次は64bit版対応を目的としたGMTファイルの一部フォーマット変更。
  この変更により、旧ビルドでは正常に作動していたModが、本ビルドではグラフィックが正常に描画されない不具合が生じている。

  最後に64bit版rFactor 2の公開。
  現状だと実験段階でしかない64bit版だが、将来的には64bit版がデフォルトになるとのこと。
  利用可能なメモリの増大、数時間を要するTyre Geometry Toolを用いた解析処理の速度向上といったメリットがある。
  デメリットとしては、これまで32bit版rFactor 2用にリリースされてきた各種プラグインは、64bit版rFactor 2用にビルドしなおす必要がある点が挙げられる。


[Build 770より前とそれ以降では別世代]
  もっとも、いずれの項目もツールやModの作成者がその気になりさえすれば、仕様変更に対応するのは、そう難しいことでは無い。

  一方で作り手がrFactor 2を学習するために手掛けたModあるいはプラグイン類や、作成者が既に活動を停止しているツールの中には、Build 770以降のrFactor 2に未対応のまま、放置されるものも出てくるはずだ。

  そうした意味でISIのコメントにもあるように、rFactor 2はBuild 770から新たな世代に入ったといえる。







■グラフィック
・不適切な値が原因となって太陽が正常に描画されない不具合を解消した。
・HUD用のテクスチャが読み込まれない不具合に修正を加えた。



■新機能
・実験版64bitの実行ファイル (exe) を追加した。実験版64bitを利用するには次の手順を踏む。
  (1) rFactor2 64bit.exeのファイル名をrFactor2.exeに書き換える
  (2) 従来版と同様にLaunch rFactor.exeを実行する
・Miles Sound Systemを最新版 (9.3K) にバージョンアップした。
・OpenSSLを最新版 (1.0.1h) へとバージョンアップした。
・トランスミッションについて。各段ごとに別個のレブリミットを設定できるようにした。
・フラッグルールの適用範囲について。「DQ (失格) 以外、全てのルールを適用する」とのオプションを追加した。
・Race Conditionに関して。レースへの再参加が不可能と成りかねないものを排除した。・RealRoadの適用係数を自由に設定できるようにした。この新機能により、コース表面の動的な変化速度をプレイヤーの好みに合わせることが可能となる。
・RealRoadに関して。車輌およびタイヤがそれぞれ独自に路面に及ぼす影響を、ユーザーがコントロールできるようになった。



■不具合修正 / 最適化
・メモリ使用の最適化を行なった。
・ベストラップ保存の設定下において同ラップを刻んだ際、フィニッシュラインを通過した瞬間に、rFactor 2本体をクラッシュさせかねない不具合があった。その不具合を解消した。
・プレイ中のモニター画面での描画について。自車以外の車輌の操作状況が誤って表示されるという不具合があった。具体的には、ブレーキがずっと踏み続けられた状態になる、ステアリング操作が全く行なわれない、の2点だ。この不具合に修正を加えた。
・RealRoadの状態が誤って持ち越されてしまう不具合があった。その不具合を解消した。・書き込み制限のあるフォルダにrFactor 2がインストールされた際、config.iniに正しく書き込みが行なわれない不具合が存在した。その不具合に修正を加えた。
・temp carの衝突判定を改善した。
・アンチストール機能のプラグインへの情報伝達について、生じていた不具合を解消した。
・スキンのダウンロードが完了しないまま、ゲームが終了しかねない不具合が存在した。その不具合に修正を加えた。
・車輌Componentのアップデートについて。RCDファイルの既存パラメーターを上書きするのではなく、個別パラメーターを追加するにとどまる仕様となっている。
・コースの読み込み終了後に、時おり爆発音が鳴るという不具合があった。その不具合に修正を加えた。
・Joinしようとするサーバーにパスワードが設定されている場合、サーバーが要求するMod群がクラアントPCにインストールされているかどうかのチェックを行なわない不具合が存在した。その不具合を解消した。



■Mod作成
・SDKにOpenMPを適用した。これにより複数コアを用いた処理の並列化がより効率的に行なわれ、Tyre Geometry Toolの処理速度が向上している。
・開発者モードのAIWエディターに新たなオプションを追加した。ユーザーが選択した通過点を含む経路全体を移動させると、前述の通過点のひとつ先 (もしくはひとつ前) の通過点における速度を自動的に調整してくれる。
・+ptoolと+ttoolオプションを用いたツールの起動について。起動処理が適切に行なわれるよう修正を加えた。
・64bit版Tyre Geometry Toolでは、拡張命令セットAVXを用いる試みが行なわれている。・Tyre Geometry Tool利用時、スクリーンショットが重複して撮られてしまう不具合を解消した。
・プラグインを作成する際、今後は32bit版と64bit版を別個に用意する必要が出てくる。判別を容易にするため、64bit版のファイル名には末尾に_x64を追加して欲しい。両者を取り違えた場合、32bit版Windowsユーザーは警告のポップアップに悩まされることになるためだ。
・プラグインの機能のうちRenderScreenBeforeOverlays()およびRenderScreenAfterOverlays()はUI上で常時作動するようになった。これによりプラグインは個々のオプションページを判別できるようになる



■UI / HUD / Options
・サーバーに入るためのパスワード入力欄について。入力済みの文字を消去するボタンを追加した。
・HUDを構成する部品群について。まったく同じ名前が複数の部品に与えられている場合、あるHUDが本来つかうべき部品ではなく、同じ名前の別の部品を使ってしまう可能性が存在した。その不具合に修正を加えた。




■マルチプレイヤー
・あるサーバーのRealRoad適用速度が高められており、そのサーバーへクライアントが新たに接続した場合。クライアントのRealRoadをサーバーのそれに同期させるようにした。・サーバーのアップロード / ダウンロードに用いる帯域について。より高い値を設定できるよう変更を加えた。
・新たに接続したクライアントのRealRoad値を基本値に初期化するようにした。この処理により、他クライアントに対して新クラアントだけが有利になる事態を避けることができる。
・サーバー立ち上げ時の表示メッセージに修正を加えた。



■コントローラー / FFB
・初回起動時に行なわれる接続コントローラーの自動認識に修正を加えた。ただしこの修正により、Windows 8使用時にキーボードが認識されなくなる症状が発生するかもしれない。
・FFB機能を持つデバイスが接続されていない場合でも、FFBの値をプラグインへと出力するようにした。



■AI
・実在するAIだけが会話 (訳注*1) およびピットイン要求をするよう、チェックを追加した。
・オーバルコースでのAIの振る舞いを改良した。
・プラグイン・インターフェースのPhysicsOptionsV01にAI Controlを追加した。
・コース用ComponentからRCDファイルを限定的ながら読み込めるようにした。これにより特定の車輌Modをターゲットとした走行ラインを、コース作成者が設定できるようになる。
・フォーメーションラップの途中キャンセル後の、隊列走行からレース走行への遷移について。隊列走行中のAI車が、不自然な急ハンドルを切って、レース走行に入っていくとの不具合があった。その不具合を解消した。
・従来ビルドでは、不必要な減速予測により、AI車が無用に軽いブレーキを繰り返すという症状が見られた。本ビルドでは、不必要な減速予測を止めることにより、そうした症状が抑えられている。
・画面切り替えの際に "add AI"メニューの内容を初期化するようにした。




■公開テスト用64bit版リリースにあたっての重要事項
  現時点でのrFactor 2の本流は32bit版となっている。

  しかし64bit版も公開テストを目的としてリリースすることにした。
  ISIでは現在の64bit版を実験段階のソフトウェアと見なしている。

  将来的には、64bit版がデフォルトとなり、32bit版がオプション扱いになる。
  その段階では、64bit版と32bit版の切り替え方法が、現状のファイル名書き換えとは別のものになっているものと思われる。

  不具合報告の際には次のことをお願いしたい。
  64bit版で不具合が出た場合は、32bit版でも同じ不具合が存在するかどうかを、まず確認して欲しい。
  その確認をしないまま、64bit版固有の不具合あるいは両ビルドに共通の不具合として報告するのは避けてもらいたい。

  またrFactor 2フォルダ直下にあるKnownIssues.txtおよび下記リストに記載がある事象については、ISIもその存在を認識している。


[64bit版固有の事象]
(1) 64bit版rFactor 2を実行している環境であっても、次ビルド以降に自動アップデートをかけると、32bit版で上書きアップデートされる(訳注*2)
(2) 64bit版rFactor 2を有効にするには、64bit版exeファイルの名称を、32bit版のそれに書き換える。(なおrFactor 2がインストールされているフォルダによっては、管理者権限が必要となる点に注意。)
  ISIがこの手法を採っているのは次の理由による。
  NvidiaやAMDのドライバは、各アプリケーションごとの最適化設定を、各アプリケーションのexeファイルの名称を用いて管理している。
  rFactor 2のexeファイルの名称を、32bit版と64bit版のどちらも同じにすることで、rFactor 2実行時、グラフィックボードの最適化設定が、確実に適用されるようにしている。
(3) マルチプレイヤーモードにおいてサーバー一覧を表示しようとした際「ユーザーセッションの有効期限が切れている」と表示された場合の対処について。
  いったん64bit版exeのプロセスを殺した後、同exeを再度起動することで、先のエラーメッセージを回避できる。
  これはrFactor 2の意図した仕様によるもので、認証情報についてユーザーに注意を促すことはしない。
  (Unstable版テスト参加者への補足情報。本項目はUnstable版のリリースノートには無かったもので、今回のStable版リリースにあたって追加されている。)
(4) GMTファイルの新フォーマット採用に関して。
  非ISI製Modの中には、64bit版rFactor 2上で正常に作動しないものが出てくる可能性がある。
  そうしたModについては、新フォーマットを用いてデータを出力しなおして欲しい。
  今回のフォーマット変更により、本ビルド以降に作成されたModは、それ以前のModとは別世代扱いとなる。
(5) ランチャー画面以外からrFactor2.exeを起動するやり方は、本ビルド以降、機能しなくなる可能性がある。詳しくはSupprtフォルダ直下のCLI.txtを参照のこと。
(6) マルチプレイヤーモードでのサーバー一覧表示について。ビルド660以前のrFactor 2では、ビルド660より新しいrFactor 2で立てられたサーバーが表示されない。
(7) 64bit版はWindows XP (含むServer) では作動せず、今後も対応の予定は無い。
(8) RealRoadの設定が予選とレースで逆に適用されてしまう不具合がある。




■訳注
(*1) 「AIによる会話」は過去ビルドでのリリースノートでも触れられているが、具体的に何を意味するのかは不明。筆者はオフラインモードでAI車相手に車輌をぶつける等の実験を繰り返しているが、今のところAIが会話をするという動作は確認できていない。
(*2) 後日ISIからあった発表によると、OSが64bit版の場合は自動的に64bit版rFactor 2でアップデートがかかるとのこと。




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      [rFactor2] 公式アナウンス無しにベータ版の文字が外れた背景
      [rFactor2] 初期テスターのオンライン無料ボーナス期間が終了
      [rFactor2] バージョン名のナンバリング規則が変更
    <ベータ版リリース前後のドタバタ劇>
      [rFactor2][ベータ版ライセンス購入]
      [rFactor2][ベータ版リリース関連] 公開ベータ版がリリース
      [rFactor2] ベータ版 (車両 & コースデータのみ) がリリース
      [rFactor2] 価格およびオンラインサービスの詳細が発表
      [rFactor2] 公式オンラインが年会費制に (追記:アップデートは無料)
      [rFactor2] Mod作成者向け公開ベータ版、2011年内にリリース予定
      [rFactor2] 必要動作環境 & 推奨動作環境が公表
    <ジョークイベント>
      [rFactor2] 開発中のDeveloper版が流出 (追記:実行画面)
      [rFactor2] rFactor 2が12月31日にリリース?
    <開発初期>
      ISI (Image Space Inc) が公式フォーラムを開設
      [rFactor2] ISIが雨天時のテスト動画を公開
      ISI、rFactor2への要望を募集中
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