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■2017年2月5日

▼車両Mod紹介記事のフォーマット

 rFactor 2用車両Mod・Nissan R35 GT-R GT500の紹介記事がひとまず完成しました。

(1) Mod本体の紹介
(2) セッティング集
(3) ドライビングの参考資料

 (1) では、Mod本体についての基本的な解説や史実で用いられたコースModの紹介を行っています。
 (2) と (3) ではプレイヤーがドライバー役に専念できるようエンジニアリングまわりの情報を載せています。

 ちょうど4年前に本コーナーで述べた構想が、Z34 GT4 その1Z34 GT4 その2C6.R GT2といった試行錯誤を経て、ようやく形になったわけです。

 車両Modについては、Assetto Corsaをはじめとした他プラットフォームにおいても、このフォーマットで記事を作成していく予定です。

 ただしドライビングの組み立てに影響が出るデフォルメが入っている作品については、(1) のみとなります。

 これは、現実世界の定石を下手に適用してセッティングを弄り回すよりは、セッティングはデフォルトのまま、作り手の意図した操作に従う方が、その作品本来の魅力を味わえるとの考えによります。



■2015年6月24日

▼F1開催コースModのコースリスト (暫定版) が完成

 サーキット予習シリーズのうちF1開催コースMod (含む非タイトル戦) のコースリスト作成が、ようやく完了しました。

 1950年から2015年現在まで、F1が開催されたコースのうち、rFactor・rFactor 2・GT Legends・Assetto CorsaのいずれかにModが存在するものは、コースリストのみの記事という形で暫定的にアップしてあります。

 タイトル戦については、時代によるレイアウト違いを含めれば、ほぼ全てのコースがModとして存在しています。

 唯一の例外は、1958年モロッコGPの舞台となったAin-Diabです。同コースのModは、今のところ、筆者のリサーチでは存在が確認できていません。

 非タイトル戦については、33コースの存在が確認できていません。

 ただしそのうち2コースについては、少なくともF1C用としては公開されています。
 今後のリサーチの進展次第では、さらに空席が埋まる可能性があります。

 現代F1で知名度が高いコースはまだしも、1950年代の非タイトル戦でのみ用いられたマイナーなコースですら、結構な割合でMod化されていることに驚かされます。

 先のリストは、世界各地のMod職人たちが、長年に渡り、コース作成に注いできた情熱の結晶そのものです。



▼モータースポーツ史への興味に基づくコースMod作り

 そうした性格を持つリストゆえ、眺めていると様々なことに気付かされます。

 一例を挙げると、ドイツのMod職人・f1-edition。

 彼の名前は、ドイツにおける非タイトル戦コースの作者として、先のリストにたびたび登場します。

 彼が取り組んでいるのは、1950年代の旧東ドイツの公道サーキットという、日本では存在を知る人すら少ないマイナーなテーマ。

 F1開催コースという縛りを無くすと、f1-editionの興味の対象がよりはっきりとします。
 - ファイル検索:作者 = f1-edition @ NoGrip

 1950年代から1960年代にかけてドイツに存在した公道サーキットを、彼は数多く手掛けているのです。

 サーキット (あるいはモータースポーツ) の歴史という観点から、コースMod作りに取り組んでいるという点において、日本のBTBerであるSoramame氏と同じタイプの職人といえます。

 こうした気付きも、新たな切り口での紹介記事という形で、今後の記事作成に活かしたいと考えています。



▼通常運行に復帰

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっているコースModの紹介。それを主目的として、コースリストを一気に作成してきました。

 2015年6月24日現在、F1開催コース以外では若干の積み残しがあるものの、全体としてみれば、当該Modのリストアップはほぼ完了という状態です。

 効率的に作業を進めるために、記事作成のための全持ち時間を、コースリスト作成に投入する生活を、ここ数ヶ月間続けてきました。

 とりあえず最低限の目標は達成できましたので、そろそろ通常運行に戻そうと思います。



■2015年4月4日

▼コースMod紹介記事の運用方針について

 2011年半ばから、リアルのコース紹介とあわせてModの紹介記事を作成してきました。

 完成した記事の例としてはスパ・フランコルシャンホッケンハイムなどが挙げられます。

 それらの完成形を目指すという基本方針は、今後も変わりません。

 ただしrFactor 2用Modが公開されているスポットについては、コースリストだけを先行して作成することにしました。

 これはrFactor 2用コースModの特殊性によるものです。(詳しくは後述)

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっている。そう確認できたものから順番に記事化しています。

 サーキット予習シリーズの記事で、コースリストのみの記載となっているものには、そうした背景があります。



▼基本部分の確認を要するrFactor 2用コースMod

 rFactor 2を車輌シミュレータとして利用する際、動作負荷が高いソフトをわざわざ走らせるからには、以下の2機能はきちんと作動してほしいところです。
 (1) フラクタルを用いたコース表面の物理的な凹凸の再現
 (2) コース表面に加えられた荷重や降雨といった自然環境により、動的に変化する路面状況

 またグラフィックの美しさを売りにしたソフトでは無いとはいえ、コースのオブジェクトが大量に消失した状態では、没入感が台無しとなってしまいます。
 Build 770 (2014年7月2日リリース) より前に作成されたコースModでは、そうした事態がおきる可能性があります。
 (3) コースのオブジェクトが正常に表示される
 つまりこの項目も確認が必要となります。


 実在レイアウトの再現性やコース脇オブジェクトの作り込み度合い。
 rFactor 1をはじめとした一般のレースシム用コースModではそうした要素に注目があつまります。

 しかしrFactor 2の場合は、もっと基本的な部分の確認が必要になるわけです。



▼一般プレイヤーにはややハードルが高いチェック作業

 実際のチェック作業ですが、前述の (1) と (2) については、当該コースModをrFactor 2のMod開発者モードか外部の3Dグラフィックツールに読み込ませて、メッシュ分割の様子やマテリアル設定等を確認することになります。

 Modをダウンロードして、実プレイより前に、まずデータの中身を確認するのが当たり前となっているMod作成者にとっては、それほど大した作業ではありません。

 ただそうした事柄に馴染みのない一般のプレイヤーにとっては、ややハードルが高く感じられる作業でしょう。



▼実プレイで使えるデータを優先

 筆者自身は、Modを入手すると、とりあえずデータの中身を確認するのが習慣となっています。
 これはrFactor 2のコースModについても同様です。

 記事の書き手としては、リアルのコース紹介も併せて行なうところに面白みを感じています。
 しかしスパ・フランコルシャンやホッケンハイムの紹介記事のような完成状態にもっていくまでには、それなりの工数を要します。

 いつになるのか分からない紹介記事の完成を待つより、チェック済みのコースModを含んだリストをとりあえず公開してしまった方が、より多くの人にとってプラスになるであろうと判断しました。



▼未完成の記事ゆえ過去記事の修正と同じ扱いに

 ただしサーキット予習シリーズの記事としては、未完成の状態にあることには変わりません。
 しかもコースリストに含まれるModは、rFactor 2用に限らず、リリースからそれなりに月日が経ったものがほとんどです。

 そういったコースリストのみの未完成記事には、新規性はありませんし、記事の内容を必要とする人の数もそれなりに限られることでしょう。

 ですので、リリース直後のModが含まれる場合を除き、コースリストのみのサーキット予習シリーズの記事は、新規のポストであっても、ブログのトップには来ないようにしています。またTwitterでの告知も行なっていません。

 これは過去の記事に対する新規性のない修正と同じ扱いです。



■2014年12月31日

▼私事

 月日が経つのは早いもので、2014年もあと1時間足らずで終わりとなります。

 2014年は私にとって大きな変化の年となりました。
 老親が2013年末に病で倒れ、その面倒をみることになったのです。

 当初はどうなることかと思いましたが、おかげさまで新たな生活を何とか軌道にのせることができ、無事に2015年を迎えられそうです。


▼大晦日での記事メンテ状況

 前述の状況ゆえ、2014年は例年以上に、記事に反映できていない積み残しアイテムが増えてしまいました。

 とりあえず実プレイで使えるデータを優先しようということで、サーキット予習シリーズのコースリストのメンテに着手、何とか年内に作業の大半を終えることができました。

▼サーキット予習のコースリスト全般を眺めて

 コースリストの大半が、rFactor 1用コースModで占められているのは、従来通りです。
 これまでに作成されたModの数や長年に渡って蓄積されてきたノウハウを考慮すると、こうした傾向はこれからも続くものと思われます。

 その一方でrFactor 2やAssetto Corsaといった新プラットフォームにも、まともにプレイできるコースModが増えてきています。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のrFactor 2

 特にrFactor 2については、2014年の伸張振りに目を見張るものがあります。

 ベータ版リリースされた2012年から翌2013年にかけて、まともにプレイできないrFactor 1からの移植Modが数多く出回っていました。

 rFactor 2では、設定された路面粗さに応じて、コース表面の物理的な凹凸を、フラクタルを用いて、自動生成する機能があります。
 rFactor 1から路面メッシュを持ってきただけでは、その機能は上手く働きません。

 rFactor 2の新機能に合わせた路面メッシュの切り方や、RealRoadの実装といったノウハウが一般に広まり、リリースされたModのうちrFactor 2本来の動作が望めるModの割合が大幅に高くなったのが、2014年といえるでしょう。

 ただし車輌Modについては、自動車工学と車輌運動力学について十分な知識を持つトップクラスのModderが、ISIの協力を得た上で、ようやく (シミュレーターの名に値する) Modを作り出している状況です。

 車輌シミュレータとしてrFactor 2を捉えるのであれば、これが本来あるべき状況ともいえます。

 しかし (グラフィックやサウンドといった) 車輌のキャラクター性を楽しむためにrFactor 2をプレイしようとすると、車輌Modの少なさが大きな壁となって立ち塞がります。

 今後も車輌Modについてはそうした状況が続くであろうこと、またrFactor 1でそうした需要が満たされていたことを考えると、rFactor 2用コースModの数の増え方は、かつてのrFactor 1並というわけにはいかないでしょう。

 マイナーなコースに関しては、これからもrFactor 1頼みとなりそうです。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のAssetto Corsa

 Assetto CorsaはrFactor 2とは対照的です。

 グラフィック描画用とは別に、コース表面の物理的形状を表すマップを持つAssetto Corsaですが、rFactor 1からのベタ移植であっても、とりあえずはプレイできる仕上がりになるようです。

 路面メッシュを一から切り直す必要があるrFactor 2への移植と比べると、Assetto Corsaへの移植性の高さは段違いといえます。

 グラフィックの美しさも手伝って、移植コースModの数の増え方は (車輌Modともども) 2014年で一番のプラットフォームでした。

 来年以降もこの勢いは続くことでしょう。

 rFactor 1からのコースMod移植に関して、敢えて難点を探すとすれば、物理的形状を表すマップを、ユーザーが全て自作しなければならない点です。

 Kunos純正コース並みの精度と密度を持つマップを、rFactor 1のコースModデータをベースにして、どのように生成するか。

 この課題について (現時点では) 話題にはなっていません。

 しかしAssetto Corsa用Modの成熟が進み、数値面でのリアルさにこだわった作品が出てくる頃になると、この問題が表面化するでしょう。
 (rFactor 1でも路面からの入力の単調さが問題とされました。)


▼2015年を迎えるにあたって

 公私ともに自動車漬けの人生を送ってきた私にとって、わずか15分の空き時間でも楽しめる車輌シミュレータは、心のオアシスとでもいうべき存在です。

 そんな私の嗜好を全面に押し出した当ブログゆえ、とうてい一般受けする内容には成り得ませんが、2015年もこれまで通りの方向で、地道に更新を続けていくつもりです。



■2014年6月1日
▼Daralla DW12のベースセットアップ配布

 Daralla DW12 (ロードコース仕様) の車両挙動設定ファイルの内容を確認したところ、競技用車両とは思えないほど安定方向に振られたサスペンションになっていました。

 前軸側のロール剛性配分の数値がきっちり55.0%となっていることから、ISIが意図してこの設定にしているのは間違いないでしょう。

 その一方でタイヤと空力の設定は車両シミュレータとして納得がいくものです。

 ISI公式フォーラムで繰り広げられている論争やISIの意図など、本Modに関して記事で取り上げたい事柄はいくつもありますが、本日はせっかくの休日。
 実プレイを楽しんで頂けるよう、ニュートラル方向に振ったベースセットアップ (ロード仕様) のsvmファイルを配布いたします。
 Neutral Setup for Dallara DW12

 デフォルト状態や追加配布された公式svmではアンダーが強すぎて走りを楽しめないという方は、ぜひこのsvmファイルを試してみて下さい。

 例によって計算から割り出したセットアップが元になっていますが、テストプレイでリアを振り出せる程度のコントロール性があることは確認しています。


■2014年5月28日
▼rFactor 2用Mod・Daralla DW12のデータ取り

 5月22日と24日に、それぞれISI純正Mod・Formula Renault 3.5 2014とDaralla DW12がリリースされました。

 残念なことに、どちらのModも車両挙動ファイルが暗号化されています。

 しかしBuild 660からはテレメトリのデータからタイヤのスリックカーブを描けるようになっています。

 現在Daralla DW12の車両特性を確認すべく、実走行でのデータ取りをしているところです。

 こちらが本日の実験走行から生成したスリップカーブ。

 実験に用いたコースのμ設定はやや低め。その影響をうけてスリップカーブのμも低めに出ています。

 しかしそれでも対静止時で4倍もの荷重がかかっても、軽く1.0を超えるμを保っているのは、さすがトップフォーミュラーのタイヤと言えます。



■2014年5月4日
▼連絡用メールアドレスの変更

 gooメール (無料版) のサービス終了に伴い、本ブログの連絡先メールアドレスが変更になりました。

 (旧) virtual_motorsports_mucho
@mail.goo.ne.jp
 (新) virtual_motorsports_mucho
@yahoo.com
 (@マークより前は以前と変わりませんが、それより後が米国ヤフーとなっています)

 皆さまから頂戴したメールはブログ運営の参考とさせて頂きます。
 なおModのインストール方法といった個別のご質問には直接お返事できないこともあります。何卒ご了承下さいませ。


▼更新告知用のtwitterアカウント

 ブログ上でお知らせするのは初めてとなりますが、当ブログには更新告知用のtwitterアカウントがあります。

 https://twitter.com/VirtualMS_JPN

 なおリンク切れや誤記の修正といった新規性の低い更新については、上記アカウントでの更新告知は行っていません。
 タイムライン上のノイズを少しでも減らすための処置です。



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[サーキット予習] 上海インターナショナルサーキット (Shanghai International Circuit) のコース & Mod紹介 (追記:rFactor 2用Mod・Shanghai 2014 v1.11がリリース) 


Ferrari 458 Challengeの車載映像

  0分15秒~35秒にかけての第1コーナーから第4コーナーのセクションが見物だ。
  車体の向き変えを右方向へ270°以上おこなった直後に、今度は左方向への切り返しで180°以上の向き変えを行なう。

  しかも低速のジムカーナとは異なり、クリッピングポイント付近でも70km/h近く出ている。そのためアマチュアが気軽にスライド走行を楽しむのは難しい。

  アマチュアが車体に大きな動きを与えてファンドライブを楽しむには適さない。
  しかし玄人がライン取りを吟味してストイックにタイム短縮を目指す。そうした利用法だと癖の強いレイアウトが光ってくる。

  さすが現代F1をターゲットにデザインされたサーキットだけのことはある。




■はじめに
  サーキットのコースレイアウト予習シリーズ、今回は2013年のF1世界選手権・第3戦中国GPが開催される上海インターナショナルサーキット (Shanghai International Circuit) を紹介してみよう。

  同サーキットが位置するのは中華人民共和国の上海市。
  市内に存在した沼地を埋め立てた敷地に、国際格式のイベントが開催できるサーキットが建設された。

  建設には中国政府の強力な支援があったとされ、2004年の完成当時は「もっとも巨額の建設費が投じられたF1サーキット」と報じられている。

  サーキットの設計はヘルマン・ティルケによるもの。
  21世紀に入ってから新設 / 改修されたF1サーキットでは、必ずといってよいほど目にするお馴染みの名だ。




■更新履歴
[2014年6月7日]
  rFactor用Mod・Shanghai 2014 v1.0 by WCPSeriesがリリースされた。

[2014年10月14日]
  rFactor 2用Mod・Shanghai 2012 v1.0 by RaceRfactorがリリースされた。


[2015年4月17日]
  rFactor 2用Mod・China FSR v1.0 by JESがリリースされた。

  FSR (Formula SimRacing) コミュニティでのオンラインレース用に作成されたのが本Mod。
  同コミュニティの運営にあたっては、ゲームの周辺機器で知られるThrustmaster社から協賛を得ている。そのためかFSRが作成したコースModには、現実のコースには存在しないThrustmasterの看板が数多く設置されている。
  本Modもその例に漏れず、現実のF1グランプリでは目にしない看板があちらこちらに登場する。

  グラフィック面での再現性にはやや難がある本作だが、一方で路面のメッシュ密度の高さは凄まじいのひと言。
  ベースとなったrFactor 1用Modから、これでもかというほど、路面のメッシュが細かく切り直されている。


[2015年4月18日]
  rFactor用Mod・Shanghai 2015 v1.0 by WCPSeriesがリリースされた。


[2015年6月6日]
・rFactor 2用Mod・Shanghai 2014 v1.11 by RaceRfactorがリリースされた。
  前作2012 v1.0に対して車輌挙動に影響を与える変更が加えられている。具体的には「縁石へのRealRoad機能の適用」・「路面へのアンジュレーションの追加」の2点だ。
  そのほかグラフィックまわりにも変更が入っており、テクスチャや3Dグラフィックモデルが改良されている。

コースリストのダウンロードリンクを更新した。





■典型的なティルケサーキット
  本サーキットのレイアウトも「ティルケ・サーキット」の典型といえる。

F1中国GP 上海 インターナショナル サーキット レイアウト Shanghai International Circuit Layout F1 Chinese Grand Prix

[上海の「上」の字がモチーフ]
  例えばサーキットに関連するアイテムをモチーフとした全体設計。

  本コースの場合は、上海の「上」がモチーフだ。
  コースを上空から見下ろした際、漢字の「上」をイメージさせる形状となるよう、レイアウトの設定がなされている。


[観客を優先したレイアウト設定]
  またレーシングカーの走っている姿を観客がよく見られるように、コースレイアウトと観戦スタンドの位置が決められている点も、ティルケらしいデザインといえる。

  その最たるものが、第1コーナーから第4コーナーまでのセクションだ。

  メインストレートからフルブレーキングで減速したレーシングカーは、第1コーナーから第2コーナーへかけての右方向への回り込みで、3/4回転 (270°) 以上も車体の向きを変える。
  その直後に今度は左方向への切り返しが待っており、第3コーナーから第4コーナーにかけて、1/2回転 (180°) 以上の車体の向き変えを行なうことになる。

  これほど極端な切り返しはタイトな峠道ですらそう見られるものではなく、どちらかといえばジムカーナのパイロン・セクションに近い。





  F1ドライバーからすれば、ブラインドコーナーの奥に位置するクリッピングポイントに車体を持っていくのに苦労する上に、ひたすらスロットルを開くのを我慢しなくてはならないという、ストレスがたまりそうなセクションだ。

  しかしながら第1コーナーから第4コーナーを囲むように設置されている観戦スタンドの観客にとっては、低速でターンを行なうF1マシンをじっくりと眺められる絶好の観戦スポットとなる。

  同様の観戦スポットは、第6コーナー近辺・第11~第13コーナー・第14~第15コーナーにも設けられており、本サーキットの特徴の1つとなっている。


  こうした特徴からも、見せ物としての自動車レースを強く意識したレイアウトとなっているのがよく分かる。

  鈴鹿スパニュルブルクリンク北コースといった、オールドサーキットが、敷地の地形を活かす形でレイアウトが決められているのとは対照的なコース作りといえる。




■コースレイアウト
[2004 - 現在]
F1中国GP 上海 インターナショナル サーキット レイアウト Shanghai International Circuit Layout F1 Chinese Grand Prix

  本サーキットがオープンしたのが2004年。
  現代の安全基準に従って設計されたサーキットということで、レイアウト図上で確認できる規模の改修がなされたことはない (2013年3月現在)。



■コースリスト
[2004 - 現在]
・[rFactor] Shanghai v1.0 by TEAM CHINA @ RapidShare [20MB]
・[rFactor] Shanghai v1.0 by TEAM CHINA @ MediaFire [20MB]
・[rFactor] Chinese Grand Prix v3.0 by raceking @ MediaFire [24MB]
・[rFactor] Shanghai 2007 v3.0 by MMG @ MediaFire [21MB]
・[rFactor] Shanghai 2009 by WCP @ MediaFire [36MB]
[F1 2010] Shanghai 2010 by Codemasters
・[rFactor] Shanghai 2010 by LMT @ MediaFire [19MB]
[F1 2011] Shanghai 2011 by Codemasters
・[rFactor] Shanghai 2011 v1.0 by F-Duct @ MediaFire [31MB]
・[rFactor] Shanghai 2011 by funguy @ TrippTeam [98MB]
・[rFactor] Shanghai 2011 by funguy @ TrippTeam [98MB]
・[rFactor] Shanghai 2012 v2.0 by WCP @ WCPSeries [38MB]
・[rFactor] Shanghai 2012 v2.0 by WCP @ MediaFire [38MB]
・[rFactor] Shanghai 2014 v1.0 by WCPSeries @ WCP [76MB]
・[rFactor] Shanghai 2014 Final by WCP @ MediaFire [119MB]
・[rFactor] Shanghai 2015 v1.0 by WCPSeries @ WCP [83MB]
・[rFactor2] Shanghai 2012 v1.0 by RaceRfactor @ RaceDepartment [73MB]
・[rFactor2] China FSR v1.0 by JES @ RaceDepartment [146MB]
・[rFactor2] Shanghai 2012 v1.0 by RaceRfactor @ MediaFire [73MB]
・[rFactor2] Shanghai 2014 v1.11 by RaceRfactor @ DropBox [126MB]
・[AC] Shanghai v1.0 by AssettoCorsaUnderground @ MediaFire [68MB]



▼関連キーワード
      F1開催コースMod


▼関連記事
   [全般]
          (2015/4/4) コースMod紹介記事の運用方針について

   [ヨーロッパ]
    <北ヨーロッパ>
        ・フィンランド
              1952 エラインタールハラッタ (Elaeintarharata)
        ・スウェーデン
              1973 アンデルストープ (Anderstorp) / スカンジナビアン・レースウェイ
        ・イギリス
              1950 シルバーストーン (Silverstone) のレイアウト変遷
              1950 シルバーストン (1952-1990) のコース & Mod紹介
              1950 シルバーストン (1991-2009) のコース & Mod紹介
              1950 シルバーストン (2010-現在) のコース & Mod紹介
              1950 グッドウッド (Goodwood)
              1955 エイントリー (Aintree)
              1964 ブランズハッチ (Brands Hatch)
              1993 ドニントン (Donington)
    <西ヨーロッパ>
        ・オランダ
              1952 ザントフォールト (Zandvoort)
        ・ベルギー
              1950 スパ・フランコルシャン (Spa-Francorchamps)
              1972 ニヴェル・ボレール (Nivelles-Baulers)
              1973 ゾルダー (Zolder)
        ・フランス
              1950 ランス・グー (Reims-Gueux)
              1950 ポー (Pau) 市街地コース
              1952 ルーアン・レゼサール (Rouen-Les-Essarts)
              1965 シャレード (Charade) / クレルモン=フェラン (Clermont-Ferrand)
              1967 ブガッティ (Bugatti) / ル・マン
              1971 ポール・リカール (Paul Ricard)
              1974 ディジョン・プレノワ (Dijon-Prenois)
              1991 マニクール (Magny-Cours)
        ・ドイツ
              1951 ニュルブルクリンク北コース / ノルトシュライフェ (Nordschleife)
              1959 アヴス (AVUS)
              1970 ホッケンハイム (Hockenheim)
              1984 ニュルブルクリンク (Nuerburgring)
        ・オーストリア
              1964 ツェルトベク (Zeltweg) 飛行場
              1970 エステルライヒ (OesterReich) / A1 / Red Bull リンク
        ・スイス
              1950 ブレムガルテン (Bremgarten)
        ・モナコ
              1950 モナコ (Monaco) / モンテカルロ (Monte Carlo) 市街地コース
    <南ヨーロッパ>
        ・スペイン
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              1969 モンジュイック (Montjuich)
              1986 ヘレス (Jerez)
              1991 カタロニア (Catalunya) / バルセロナ (Barcelona)
              2008 バレンシア (Valencia) 市街地コース
        ・ポルトガル
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              1959 モンサント・パーク (Monsanto Park)
              1984 エストリル (Estoril)
        ・イタリア
              1950 モンツァ (Monza)
              1957 ペスカーラ (Pescara) 市街地コース / ペスカーラGP
              1980 イモラ (Imola) / エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ
    <東ヨーロッパ>
        ・ハンガリー
              1986 ハンガロリンク (Hungaroring)
        ・ロシア
              2014 ソチ (Sochi)

   [北アメリカ]
        ・カナダ
              1967 モスポート (Mosport)
              1968 モン・トランブラン (Mont-Tremblant) / サン・ジョヴィート
              1978 モントリオール (Montreal) / ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット
        ・アメリカ合衆国
              1950 インディアナポリス (Indianapolis)
              1959 セブリング (Sebring)
              1960 リバーサイド (Riverside)
              1961 ワトキンズ・グレン (Watkins Glen)
              1976 ロングビーチ (Long Beach) 市街地コース
              1981 シーザーズ・パレス (Caesars Palace) / ラスベガスGP
              1982 デトロイト (Detroit) 市街地コース
              1984 フェア・パーク (Fair Park) / ダラスGP
              1989 フェニックス (Phoenix) 市街地コース
              2012 オースティン (Austin) / COTA = Circuit of the Americas
        ・メキシコ
              1963 メキシコ・シティ / エルマノス・ロドリゲス (Hermanos Rodriguez)

   [南アメリカ]
        ・ブラジル
              1973 インテルラゴス (Interlagos) / ホセ・カルロス・パーチェ
              1978 ジャカレパグア (Jacarepagua) / リオデジャネイロ
        ・アルゼンチン
              1953 ブエノスアイレス / オスカル・ガルベス (Oscar Galvez)

   [アジア]
    <東アジア>
        ・日本
              1976 富士スピードウェイ (Fuji) / FISCO
              1987 鈴鹿 (Suzuka)
              1994 岡山国際サーキット (Okayama) / TIサーキット英田 (Aida)
        ・韓国
              2010 韓国インターナショナルサーキット / 霊岩 (Yeongam)
        ・中国
              2004 上海インターナショナルサーキット (Shanghai)
    <南東アジア>
        ・マレーシア
              1999 セパン (Sepang)
        ・シンガポール
              2008 マリーナベイ (Marina Bay) 市街地コース
    <南アジア>
        ・インド
              2011 ブッダ (Buddh) / ジェイピー (Jaypee)
    <西アジア>
        ・アブダビ
              2009 ヤス・マリーナ (Yas Marina) / アブダビ (Abu Dhabi)
        ・バーレーン
              2004 バーレーン (Bahrain) / サヒール (Sakhir)
        ・トルコ
              2005 イスタンブール・パーク (Istanbul Park)

   [オセアニア]
        ・オーストラリア
              1985 アデレード (Adelaide) 市街地コース
              1996 アルバート・パーク (Albert Park) / メルボルン (Melbourne)

   [アフリカ]
        ・南アフリカ
              1960 キラーニー (Killarney)
              1962 イースト・ロンドン (East London) / プリンス・ジョージ
              1967 キャラミ (Kyalami)
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