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メモあれこれ

■2017年2月5日

▼車両Mod紹介記事のフォーマット

 rFactor 2用車両Mod・Nissan R35 GT-R GT500の紹介記事がひとまず完成しました。

(1) Mod本体の紹介
(2) セッティング集
(3) ドライビングの参考資料

 (1) では、Mod本体についての基本的な解説や史実で用いられたコースModの紹介を行っています。
 (2) と (3) ではプレイヤーがドライバー役に専念できるようエンジニアリングまわりの情報を載せています。

 ちょうど4年前に本コーナーで述べた構想が、Z34 GT4 その1Z34 GT4 その2C6.R GT2といった試行錯誤を経て、ようやく形になったわけです。

 車両Modについては、Assetto Corsaをはじめとした他プラットフォームにおいても、このフォーマットで記事を作成していく予定です。

 ただしドライビングの組み立てに影響が出るデフォルメが入っている作品については、(1) のみとなります。

 これは、現実世界の定石を下手に適用してセッティングを弄り回すよりは、セッティングはデフォルトのまま、作り手の意図した操作に従う方が、その作品本来の魅力を味わえるとの考えによります。



■2015年6月24日

▼F1開催コースModのコースリスト (暫定版) が完成

 サーキット予習シリーズのうちF1開催コースMod (含む非タイトル戦) のコースリスト作成が、ようやく完了しました。

 1950年から2015年現在まで、F1が開催されたコースのうち、rFactor・rFactor 2・GT Legends・Assetto CorsaのいずれかにModが存在するものは、コースリストのみの記事という形で暫定的にアップしてあります。

 タイトル戦については、時代によるレイアウト違いを含めれば、ほぼ全てのコースがModとして存在しています。

 唯一の例外は、1958年モロッコGPの舞台となったAin-Diabです。同コースのModは、今のところ、筆者のリサーチでは存在が確認できていません。

 非タイトル戦については、33コースの存在が確認できていません。

 ただしそのうち2コースについては、少なくともF1C用としては公開されています。
 今後のリサーチの進展次第では、さらに空席が埋まる可能性があります。

 現代F1で知名度が高いコースはまだしも、1950年代の非タイトル戦でのみ用いられたマイナーなコースですら、結構な割合でMod化されていることに驚かされます。

 先のリストは、世界各地のMod職人たちが、長年に渡り、コース作成に注いできた情熱の結晶そのものです。



▼モータースポーツ史への興味に基づくコースMod作り

 そうした性格を持つリストゆえ、眺めていると様々なことに気付かされます。

 一例を挙げると、ドイツのMod職人・f1-edition。

 彼の名前は、ドイツにおける非タイトル戦コースの作者として、先のリストにたびたび登場します。

 彼が取り組んでいるのは、1950年代の旧東ドイツの公道サーキットという、日本では存在を知る人すら少ないマイナーなテーマ。

 F1開催コースという縛りを無くすと、f1-editionの興味の対象がよりはっきりとします。
 - ファイル検索:作者 = f1-edition @ NoGrip

 1950年代から1960年代にかけてドイツに存在した公道サーキットを、彼は数多く手掛けているのです。

 サーキット (あるいはモータースポーツ) の歴史という観点から、コースMod作りに取り組んでいるという点において、日本のBTBerであるSoramame氏と同じタイプの職人といえます。

 こうした気付きも、新たな切り口での紹介記事という形で、今後の記事作成に活かしたいと考えています。



▼通常運行に復帰

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっているコースModの紹介。それを主目的として、コースリストを一気に作成してきました。

 2015年6月24日現在、F1開催コース以外では若干の積み残しがあるものの、全体としてみれば、当該Modのリストアップはほぼ完了という状態です。

 効率的に作業を進めるために、記事作成のための全持ち時間を、コースリスト作成に投入する生活を、ここ数ヶ月間続けてきました。

 とりあえず最低限の目標は達成できましたので、そろそろ通常運行に戻そうと思います。



■2015年4月4日

▼コースMod紹介記事の運用方針について

 2011年半ばから、リアルのコース紹介とあわせてModの紹介記事を作成してきました。

 完成した記事の例としてはスパ・フランコルシャンホッケンハイムなどが挙げられます。

 それらの完成形を目指すという基本方針は、今後も変わりません。

 ただしrFactor 2用Modが公開されているスポットについては、コースリストだけを先行して作成することにしました。

 これはrFactor 2用コースModの特殊性によるものです。(詳しくは後述)

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっている。そう確認できたものから順番に記事化しています。

 サーキット予習シリーズの記事で、コースリストのみの記載となっているものには、そうした背景があります。



▼基本部分の確認を要するrFactor 2用コースMod

 rFactor 2を車輌シミュレータとして利用する際、動作負荷が高いソフトをわざわざ走らせるからには、以下の2機能はきちんと作動してほしいところです。
 (1) フラクタルを用いたコース表面の物理的な凹凸の再現
 (2) コース表面に加えられた荷重や降雨といった自然環境により、動的に変化する路面状況

 またグラフィックの美しさを売りにしたソフトでは無いとはいえ、コースのオブジェクトが大量に消失した状態では、没入感が台無しとなってしまいます。
 Build 770 (2014年7月2日リリース) より前に作成されたコースModでは、そうした事態がおきる可能性があります。
 (3) コースのオブジェクトが正常に表示される
 つまりこの項目も確認が必要となります。


 実在レイアウトの再現性やコース脇オブジェクトの作り込み度合い。
 rFactor 1をはじめとした一般のレースシム用コースModではそうした要素に注目があつまります。

 しかしrFactor 2の場合は、もっと基本的な部分の確認が必要になるわけです。



▼一般プレイヤーにはややハードルが高いチェック作業

 実際のチェック作業ですが、前述の (1) と (2) については、当該コースModをrFactor 2のMod開発者モードか外部の3Dグラフィックツールに読み込ませて、メッシュ分割の様子やマテリアル設定等を確認することになります。

 Modをダウンロードして、実プレイより前に、まずデータの中身を確認するのが当たり前となっているMod作成者にとっては、それほど大した作業ではありません。

 ただそうした事柄に馴染みのない一般のプレイヤーにとっては、ややハードルが高く感じられる作業でしょう。



▼実プレイで使えるデータを優先

 筆者自身は、Modを入手すると、とりあえずデータの中身を確認するのが習慣となっています。
 これはrFactor 2のコースModについても同様です。

 記事の書き手としては、リアルのコース紹介も併せて行なうところに面白みを感じています。
 しかしスパ・フランコルシャンやホッケンハイムの紹介記事のような完成状態にもっていくまでには、それなりの工数を要します。

 いつになるのか分からない紹介記事の完成を待つより、チェック済みのコースModを含んだリストをとりあえず公開してしまった方が、より多くの人にとってプラスになるであろうと判断しました。



▼未完成の記事ゆえ過去記事の修正と同じ扱いに

 ただしサーキット予習シリーズの記事としては、未完成の状態にあることには変わりません。
 しかもコースリストに含まれるModは、rFactor 2用に限らず、リリースからそれなりに月日が経ったものがほとんどです。

 そういったコースリストのみの未完成記事には、新規性はありませんし、記事の内容を必要とする人の数もそれなりに限られることでしょう。

 ですので、リリース直後のModが含まれる場合を除き、コースリストのみのサーキット予習シリーズの記事は、新規のポストであっても、ブログのトップには来ないようにしています。またTwitterでの告知も行なっていません。

 これは過去の記事に対する新規性のない修正と同じ扱いです。



■2014年12月31日

▼私事

 月日が経つのは早いもので、2014年もあと1時間足らずで終わりとなります。

 2014年は私にとって大きな変化の年となりました。
 老親が2013年末に病で倒れ、その面倒をみることになったのです。

 当初はどうなることかと思いましたが、おかげさまで新たな生活を何とか軌道にのせることができ、無事に2015年を迎えられそうです。


▼大晦日での記事メンテ状況

 前述の状況ゆえ、2014年は例年以上に、記事に反映できていない積み残しアイテムが増えてしまいました。

 とりあえず実プレイで使えるデータを優先しようということで、サーキット予習シリーズのコースリストのメンテに着手、何とか年内に作業の大半を終えることができました。

▼サーキット予習のコースリスト全般を眺めて

 コースリストの大半が、rFactor 1用コースModで占められているのは、従来通りです。
 これまでに作成されたModの数や長年に渡って蓄積されてきたノウハウを考慮すると、こうした傾向はこれからも続くものと思われます。

 その一方でrFactor 2やAssetto Corsaといった新プラットフォームにも、まともにプレイできるコースModが増えてきています。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のrFactor 2

 特にrFactor 2については、2014年の伸張振りに目を見張るものがあります。

 ベータ版リリースされた2012年から翌2013年にかけて、まともにプレイできないrFactor 1からの移植Modが数多く出回っていました。

 rFactor 2では、設定された路面粗さに応じて、コース表面の物理的な凹凸を、フラクタルを用いて、自動生成する機能があります。
 rFactor 1から路面メッシュを持ってきただけでは、その機能は上手く働きません。

 rFactor 2の新機能に合わせた路面メッシュの切り方や、RealRoadの実装といったノウハウが一般に広まり、リリースされたModのうちrFactor 2本来の動作が望めるModの割合が大幅に高くなったのが、2014年といえるでしょう。

 ただし車輌Modについては、自動車工学と車輌運動力学について十分な知識を持つトップクラスのModderが、ISIの協力を得た上で、ようやく (シミュレーターの名に値する) Modを作り出している状況です。

 車輌シミュレータとしてrFactor 2を捉えるのであれば、これが本来あるべき状況ともいえます。

 しかし (グラフィックやサウンドといった) 車輌のキャラクター性を楽しむためにrFactor 2をプレイしようとすると、車輌Modの少なさが大きな壁となって立ち塞がります。

 今後も車輌Modについてはそうした状況が続くであろうこと、またrFactor 1でそうした需要が満たされていたことを考えると、rFactor 2用コースModの数の増え方は、かつてのrFactor 1並というわけにはいかないでしょう。

 マイナーなコースに関しては、これからもrFactor 1頼みとなりそうです。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のAssetto Corsa

 Assetto CorsaはrFactor 2とは対照的です。

 グラフィック描画用とは別に、コース表面の物理的形状を表すマップを持つAssetto Corsaですが、rFactor 1からのベタ移植であっても、とりあえずはプレイできる仕上がりになるようです。

 路面メッシュを一から切り直す必要があるrFactor 2への移植と比べると、Assetto Corsaへの移植性の高さは段違いといえます。

 グラフィックの美しさも手伝って、移植コースModの数の増え方は (車輌Modともども) 2014年で一番のプラットフォームでした。

 来年以降もこの勢いは続くことでしょう。

 rFactor 1からのコースMod移植に関して、敢えて難点を探すとすれば、物理的形状を表すマップを、ユーザーが全て自作しなければならない点です。

 Kunos純正コース並みの精度と密度を持つマップを、rFactor 1のコースModデータをベースにして、どのように生成するか。

 この課題について (現時点では) 話題にはなっていません。

 しかしAssetto Corsa用Modの成熟が進み、数値面でのリアルさにこだわった作品が出てくる頃になると、この問題が表面化するでしょう。
 (rFactor 1でも路面からの入力の単調さが問題とされました。)


▼2015年を迎えるにあたって

 公私ともに自動車漬けの人生を送ってきた私にとって、わずか15分の空き時間でも楽しめる車輌シミュレータは、心のオアシスとでもいうべき存在です。

 そんな私の嗜好を全面に押し出した当ブログゆえ、とうてい一般受けする内容には成り得ませんが、2015年もこれまで通りの方向で、地道に更新を続けていくつもりです。



■2014年6月1日
▼Daralla DW12のベースセットアップ配布

 Daralla DW12 (ロードコース仕様) の車両挙動設定ファイルの内容を確認したところ、競技用車両とは思えないほど安定方向に振られたサスペンションになっていました。

 前軸側のロール剛性配分の数値がきっちり55.0%となっていることから、ISIが意図してこの設定にしているのは間違いないでしょう。

 その一方でタイヤと空力の設定は車両シミュレータとして納得がいくものです。

 ISI公式フォーラムで繰り広げられている論争やISIの意図など、本Modに関して記事で取り上げたい事柄はいくつもありますが、本日はせっかくの休日。
 実プレイを楽しんで頂けるよう、ニュートラル方向に振ったベースセットアップ (ロード仕様) のsvmファイルを配布いたします。
 Neutral Setup for Dallara DW12

 デフォルト状態や追加配布された公式svmではアンダーが強すぎて走りを楽しめないという方は、ぜひこのsvmファイルを試してみて下さい。

 例によって計算から割り出したセットアップが元になっていますが、テストプレイでリアを振り出せる程度のコントロール性があることは確認しています。


■2014年5月28日
▼rFactor 2用Mod・Daralla DW12のデータ取り

 5月22日と24日に、それぞれISI純正Mod・Formula Renault 3.5 2014とDaralla DW12がリリースされました。

 残念なことに、どちらのModも車両挙動ファイルが暗号化されています。

 しかしBuild 660からはテレメトリのデータからタイヤのスリックカーブを描けるようになっています。

 現在Daralla DW12の車両特性を確認すべく、実走行でのデータ取りをしているところです。

 こちらが本日の実験走行から生成したスリップカーブ。

 実験に用いたコースのμ設定はやや低め。その影響をうけてスリップカーブのμも低めに出ています。

 しかしそれでも対静止時で4倍もの荷重がかかっても、軽く1.0を超えるμを保っているのは、さすがトップフォーミュラーのタイヤと言えます。



■2014年5月4日
▼連絡用メールアドレスの変更

 gooメール (無料版) のサービス終了に伴い、本ブログの連絡先メールアドレスが変更になりました。

 (旧) virtual_motorsports_mucho
@mail.goo.ne.jp
 (新) virtual_motorsports_mucho
@yahoo.com
 (@マークより前は以前と変わりませんが、それより後が米国ヤフーとなっています)

 皆さまから頂戴したメールはブログ運営の参考とさせて頂きます。
 なおModのインストール方法といった個別のご質問には直接お返事できないこともあります。何卒ご了承下さいませ。


▼更新告知用のtwitterアカウント

 ブログ上でお知らせするのは初めてとなりますが、当ブログには更新告知用のtwitterアカウントがあります。

 https://twitter.com/VirtualMS_JPN

 なおリンク切れや誤記の修正といった新規性の低い更新については、上記アカウントでの更新告知は行っていません。
 タイムライン上のノイズを少しでも減らすための処置です。



・当スペースの過去コメントはこちら


・[連絡先]:
virtual_motorsports_mucho
@yahoo.com

・[更新告知用twitterアカウント]:
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[メモあれこれ] 2012/5/9 - 2012/10/26 

■2012年10月26日
▼「ツインリンクもてぎ」と「ニュル周回ノート」
  関東圏在住で、草レースをやっていた方にとっては、間瀬と並んで馴染みのあるサーキットだと思います。

  基本的に小さなコーナーとストレートの組合せで成り立っているため、コースサイズの割には平均速度が低く、エスケープゾーンも広くとられているので、他車との競り合いを低リスクで行えるのが特長です。

  速度域が高かったり (旧富士)、速度域が高くなくともエスケープゾーンに余裕がない (間瀬) と、一発廃車→活動停止の恐怖から、どうしても腰が引けてしまいます。

  レイアウトに面白みが欠けるとの意見もあるもてぎですが、活動資金に限りのある趣味レーサーにとっては、走りやすいレイアウトでもありました。

  ただレースシムだとクラッシュへの恐怖心には限りがあるため、現実とは印象が異なってくることはありそうです。

  こうした際に有効になってくるのが、2012年1月14日の本スペースで触れた「ニュル周回ノート」
  現実の「もてぎ」とは何か違うと感じた場合は、日常のプレイ全般に、この手の縛りをかけるのも手です。




■2012年10月18日
▼motorfxによるrFactor 2用コースModの移植ラッシュ
  Silverstoneから始まったrFactor 2への移植ラッシュですが、まだまだ勢いは収まりそうにありません。

  サーキット予習シリーズの個別記事に追加したHockenheimNordschleifeのほかにも、以下の2コースがリリースされています。

  - Jarama79 v0.8 by motorfx @ NoGrip
  - 70s Watkins Glen v0.8 by motorfx @ NoGrip








■2012年10月14日
▼安山スピードウェイがsoramame氏からリリースされる
  日本の数少ないBTBパワーユーザーのひとりでもあるsoramame氏から、安山スピードウェイ v0.9が公開されました。

  - soramame氏のブログ記事

  安山スピードウェイ (Ansan speedway) との名を聞きなれない方もいるかと思います。
  それもそのはず、同スピードウェイは未完成のまま放置された韓国のサーキットだとのこと。

  soramame氏のリサーチ途中あるいはリリース済みの作品をみても、歴史の陰に埋もれたサーキットに、同氏の興味が向けられているのが分ります。
  今回の安山スピードウェイについても、そうした流れの中にある作品なのでしょう。



▼rFactor 2用コースMod・Putnam Park v0.9がリリース
  ここ数日、新作ラッシュが続いているrFactor 2用コースModですが、feels3からも新たにコースがリリースされました。

  - Putnam Park v0.9 by feels3

  v1.0へ積み残しとなった機能もありますが、HDRについてはv0.9現在で既に盛り込まれているとのこと。




■2012年10月10日
▼carrera.4の新作Imola 1988がリリース
  車両やコースのモデリング・サウンド作成・車両挙動作成をすべて独りでこなすという超人振りで知られるcarrera.4が、rFactor向けに新作Modをリリースしています。

  - Imola 1988 v1.0 by carrera.4 @ DepositFiles




■2012年10月6日
▼rFactor 2用に1970年代のF1開催コースが2種類リリース
  PCレースシムの定番Mod作成用ツール・3DSimEDが対応するなど、ようやく一般Mod作成者にも扱える環境が整ってきたrFactor 2ですが、コースModについても定番シリーズの移植が始まったようです。

  motorfxによる'70s シリーズがそれです。
  現在のところ、Kyalami 1975とSilverstone 1970が公開されています。

  - 75Kyalami v0.8 by motorfx @ NoGrip
  - Silverstone70 v0.2 by motorfx @ NoGrip




■2012年10月3日
▼F1WCP 2011 v1.1がリリース
  半年近く動きが見られなかったF1WCPですが、開発が凍結されていたはずのF1WCP 2011が突如リリースされました。

  - F1WCP 2011 v1.1 by WCP @ MultiUpload

  ただし現状ではUIやSFXに問題を抱えているようです。
  とりあえず前者は*.rfmから専用UIを無効にすることで対応できます。

  2011年シーズンを扱ったF1 Modは既にF1RFTとSandroXのそれがありますが、興味がある方は試してみて下さい。




■2012年10月2日
▼日本のBTBer・miyapon氏が活動を休止
  群サイModの製作者としても知られるmiyapon氏が、手掛けている全プロジェクトをいったん休止させたそうです。
  BTB (Bob's Track Builder) 公式が本格的に息を吹き返せば、またプロジェクトを再開させるとか。
  - miyapon氏のブログ記事

  今までお疲れさまでした。モチベーションが高まったら、またいつでも戻って来てください。




■2012年9月26日
GT5用Honda HSV-010 (SUPER GT) '11がリリース
  以前からポリフォニーが製作していることは知られていた同車が、ようやくGT5用のDLCとして登場しました。

  早速ダウンロードして、デフォルトセットアップの内容を確認しました。

  メカニカル側ではオーバー・空力側ではアンダーという、フォーミュラーカーで用いられる (らしい) バランス調整がなされています。ただしLSDは相変らずのドリフト誘発用仕様です。

  全体としてはブレーキのバランス調整 (8:5) だけで、ABSを含めた全アシストオフでも、気持ち良く走らせることが可能です。

  理解に苦しむデフォルトセットアップが見られるGT5収録車種の中では、HSV-010は、かなりまともな部類といえます。

  エキゾーストノートは相変らずのGT5仕様ですが、それを考慮に入れても、DLC価格100円なら、お釣りが来るだけの価値はあります。
  GT5をプレイしている人にはオススメのDLCです。

    EBBRO エブロ 1/43 Raybrig レイブリック Honda ホンダ HSV-010 SUPER GT500 スーパーGT500 2011 #100
Honda HSV-010 (Ebbro 1/43)
2011年レイブリック仕様
    Honda HSV-010GT (Ebbro 1/43)
Honda HSV-010GT (Ebbro 1/43)
2011年第2戦富士仕様




■2012年9月12日
▼rFactor 2用Mod・Formula 2がリリース
  ISIからrFactor 2用Mod・Formula 2がリリースされました。

  前回のrFactor 2本体のバージョンアップ (Build 107 / v1.107) で、挙動エンジンに過給機を再現するための機能が実装されています。

  実車Formula 2には過給機付きエンジンが搭載されていることから、既にISIによる開発が公表されていたrFactor 2用Modをターゲットにした機能実装だと見ていましたが、これほど早い段階で、そのModがリリースされるとは驚きです。

  ダウンロードはこちらからどうぞ。




■2012年9月10日
▼レースエンジニアのトークが興味深いニコニコ生放送の番組
  SUPER GTの300クラスに参戦している「イカ娘フェラーリ」
  高級車の代名詞フェラーリと脱力系アニメキャラという組合せに目がいきがちな同チームですが、一般レースファンにとっても興味深いコンテンツを提供してくれています。

  ドライバーとレースエンジニアによるニコニコ生放送の番組がそれです。
  - 侵略48.富士300Kmレースを終えて @ ニコニコ生放送
  - 2012年9月10日 (月) 20:00 ~ 21:00

  ネットを利用した映像配信が手軽に行えるようになった現在、レースチームが独自のコンテンツを配信するのは珍しい話ではありません。

  イカ娘フェラーリの番組で特徴的なのは、トラックエンジニアの小藤氏のトークです。

  プロのレースエンジニアということで専門知識が豊富なのはもちろんですが、レースにまつわる話題を、一般視聴者にも分かり易くジョークも交えながらとり上げてくれます。
  さすがにエンジニア向けのペーパーや専門書レベルの話題は登場しませんが、SUPER GTのレースをより理解するには十分役立ちます。

  難点を挙げるとすれば、痛車チームのファン向け生放送ということで、語尾に「ゲソ」とつけるなど内輪ノリがあります。そうしたノリが苦手、あるいは痛車そのものを受け付けないという方には、少々厳しい番組です。

  そうした条件に当てはまらないレースファンならば、それなりに楽しめるコンテンツです。




■2012年9月9日
▼なかなか登場しないFFB付きシフター
  VirtualRで紹介されていたArcの新シーケンシャルシフター。
  動画の説明に「Force Feedback付き」とあって期待した方も多いのではないでしょうか。
  - Arc "gearbox" 2012 @ YouTube

  結論からいうと、このシフターにはソフトウェア制御によるFFB機能はついていません。Thrustmaster TH8RSと同様に機械的に変速時の抵抗を調整するタイプだそうです。

  2010年夏、rFactor 1ではThe Grinding Tranny Pluginで 、iRacingではデフォルト状態で、それぞれ変速機内部がモデル化されるようになってから早2年。

  (実車と同様) 変速先にシフトレバーを押し込むタイミングを、FFB付きシフターが教えてくれる。遠からずそうしたデバイスが登場するものとは思いますが、果たしてどこが一番乗りになるか。

  レースシムの市場の小ささからして、アマチュアによるDIYが最初になるというのが私の予想です。



▼予習シリーズのモンツァの解説記事はF1シーズン終了後に
  サーキット予習シリーズモンツァですが、コースレイアウトの変遷等、解説記事は今年のF1シーズン終了後にアップすることにしました。

  現存する常設サーキットとしては、インディの次の古い歴史を誇るモンツァ、しかも通常のロードコースとオーバルという2つのコースの組合せにより、レイアウトのバリエーションが数多く存在するため、記事のボリュームがかなりのものになるためです。

  現代の基準ではもちろんのこと、1960年代前半ですら、その危険さが指摘されていたモンツァのオーバルコース。
  詳細については後日アップする解説記事で触れますが、興味がある人はrFactor 1あるいはrFactor 2のBrianza (ISI純正コース) に収録されていますので、ぜひプレイしてみて下さい。

  富士スピードウェイの旧30度バンクが可愛く思えるほどの過激さです。




■2012年7月4日
▼リアルな「感覚」を味わえる秀作Mod・Rally World

  商業タイトルの場合、消費者の興味を惹くためにリアルさをアピールする一方で、プレイし易くするためにデフォルメを入れる、という相反する要求の板挟みになりがちです。

  しかし商品として成立しなくてもよいModの場合は、どちらかを切り捨てることが可能です。

  後者を切り捨てたのがEOAA GTだとすれば、前者を豪快に捨て去ったのが、これから紹介するRally Worldです。

  rFactor用車両Modが公開されるたびに、車両挙動設定ファイルをチェックしている私ですが、Rally Worldほど割り切った作品をほかに知りません。

  タイヤの摩擦係数は、一般的な乗用車で1.0、レース用スリックタイヤでも2.0前後ですが、Rally Worldに収録されているタイヤは3を超える値で設定されています。

  しかもタイヤのスリップカーブは、タイヤ以外の「何か」を反映したかのごとく、奇妙なラインを描いているという有り様です。

  これだけ見ると救いようのないModですが、実際にプレイしてみると、実にそれっぽい感覚で楽しめるのです。

  実車を操っている際の「ここでこうした操作をしたら、こういう動きが返ってくる」という自分の経験通りに、rFactor内の車両が反応を見せてくれます。

  車両挙動シミュレーションとしては嘘の内容ですが、Gが体感できない環境でリアルな感覚を味わうという点では、非常に優れている作品なのです。

  特にAWD車をrFactorで気持ち良く操りたいのであれば、恐らくはこのModがベストの選択でしょう。

  以下の動画はv3.0当時、紹介記事を作成しようとアップしたものです。
  - [rFactor] Peugeot 306 Maxi (Rally World Mod)

  当時の書き掛けの記事がHDDの肥しとなってしまい、随分と時間が過ぎてしまいました。

  現在ではv4.0が出ています。
  以下にv4.0のリンクを紹介しておきますので、興味のある方はプレイしてみて下さい。

2012 Rally World v4.0 Full [3.2GB]
2012 Rally World v4.0 Group B CarPack [606MB]
2012 Rally World v4.0 Group B CarPack Fix Patch 1
2012 Rally World v4.0 Group B CarPack Fix Patch 2
2012 Rally World v4.0 GT CarPack [216MB]



▼自ら作業してみて分かる商業タイトルの苦労
  当初の予定よりかなり遅れてしまいましたが、EOAA GT収録Lamborghini Murcielago R-GTのリセッティングを記事にしました。

  オリジナルのSimBin製GTR2はもちろん、PCレースシムに慣れた人であっても、場合によっては、それまで慣れ親しんできたシムとは、プレイ感覚が全くの別物になっているかもしれません。

  シャシの前後のバランス、スプリングとダンパーのバランス、LSDのロック率など、私なりに行なったリサーチや推測を元に、机上の計算だけで作業を進めました。

  ステアリングに頼った曲がり方や、乱暴な操作を許容してくれるGTR2とは異なり、リセッティング版のEOAA GTは、かなり神経質な車両挙動に感じられるはずです。

  ステアリングレシオを14:1と、若干スローに設定していても、コーナリング時の美味しい領域は、G25のステアリング径で拳1つから半分程度です。よほど器用な人を別にすると、ゲームパッドでの操作は厳しいでしょう。

  ペダルについても、親指の根元にかける力を気持ち分、増やすなり減らすといった、細かい操作が要求されます。

  このような操作性では、一般向け商品として成立するとは考えられません。
  極力ディフォルメを廃して、実車の特性をレースシムに反映させると、こうなってしまうという例です。
  (私の能力の限界から、実車とは全く異なる方向に改変してしまっている可能性はありますが)

  こうしたデータでGを体感できないレースシムをプレイをすると、一般的な商業タイトルに強めのディフォルメが入れられている理由がよくわかります。




■2012年6月21日
▼イベントやコミュニティが持つカラー
  間瀬サーキットの記事で、非JAF系の耐久レースとして、CARBOY誌主催の間瀬軽耐久に触れましたが、当然のことながら他にも非JAF系の耐久イベントは存在します。

  その中でもイベントの華やかさという点で、間瀬軽耐久の対極に位置するのが「idlers Games 夏の12時間耐久」です。

  もてぎロードフルコースを用いた12時間の耐久レース、参加車には海外のヒストリックカーも少なくないという、ジェントルマンレーサーが似合うイベントです。

  JAF系イベントも含めて、各イベントや関連コミュニティは、参加者の志向により、独自のカラーを持つようになります。

  これと似たようなことが、レースシムのオンラインレース (のシリーズ戦) とそのコミュニティでも起こります。

  レースシムの選択というと、車両挙動の味付けや収録車種を選択基準にするのが一般的ですが、オンラインレースのシリーズ戦コミュニティカラー雰囲気を基準にして選ぶのも手です。

  特にレースシムの場合、異なるカテゴリに移るコストはソフト代か、高くついてもハード代が追加される程度です。

  (コミュニティへの所属を含めた) 実車趣味代替品としてレースシムをはじめる方は、そのことを念頭において、さまざまなコミュニティを経験することをオススメします。

  特定のレースシムに固執しなければ、どこかしらで自分が望むコミュニティが見つかるはずです。




■2012年6月19日
▼サプライズ・リリースが連発の週末
  先の週末は、まさかのサプライズ・リリースがいくつもありました。

  Virtua-LMのLeMans 1991-96rFactor 2 v1.080アップデート間瀬サーキット

  個人的に一番驚いたのが、Umimi氏の間瀬サーキット正式リリースでした。

  同氏の箱根近辺ワインディング作成記事を見てもわかるように、BTBのXPackに存在しないオブジェは躊躇せずに自作に取り掛かるという、こだわりを持った実力者です。
  しかも楽しそうに作業を進めているときています。

  (Mod作りに限らず) 趣味の創作作業でこうした条件が揃うと、作り込みに飽きが来るか、別のテーマに取り組みたくなるかしない限り、作成に終わりは来ません。

  それがまさかの正式リリース、驚くやら嬉しいやらで、それまで進めていた作業を止めて、持ち時間を全て間瀬に振り向けました。

  自前で起こしたSuspensionのLancia Stratosで100以上ラップを重ねましたが、まだまだ走り足りないといった感じです。
  - [rFactor] Nihonkai Maze Circuit - Laincia Stratos

  なおこれからUmimi氏の間瀬をトライしてみようという方は、空力を利用していない、なるべく足の柔らかい車両Modでのプレイをオススメします。

  車両の性能で、バックストレッチ終わりのブレーキングでの恐怖具合が変わってきます。




■2012年6月9日
▼ドライバーとエンジニアの二役を強いられる現在のレースシム
  ここしばらくサーキット予習シリーズレース観戦ガイドにかかりっきりになっていた本ブログですが、ようやく車両本体に着手することができました。

  これから放映されるレース中継、あるいは過去の名レース映像を観る前に、事前にレースシムで予習をすることで、現実のレースへの理解が深まり、よりレースを楽しむことができる。

  そうした主旨のもとで一連の記事を作成してきているわけですが、現状では肝心の車両本体がまだまだ少ないのです。

  GT5はそのシンプルさ故に車両のデフォルトセッティングを見直すことだけで事足ります。

  一方でPCレースシムの場合は、その自由度の高さが裏目に出てしまうケースが多々あります。

  車両挙動設定の素性の良さという点では、EOAA GTFormula Armaroliの使い勝手は群を抜いています。

  しかしその両Modですらデフォルトセッティングは「ステアリングに頼り切って車体の向きを変える」という安定志向に設定されています。
  前後のタイヤをバランス良く使うには、前後バランスの見直しが必要になります。

  本来そうした見直し作業は、エンジニアの役割であって、ドライバーの役割ではありません。

  EOAA GTやFormula Armaroliですら、満足いくプレイをするには、現実のドライバーがやらなくても済む作業が必要になるのです。
  言い方を替えると「プレイヤーがドライバーとエンジニアの二役を強制される」わけです。

  これは両Modに限らず、現在のレースシムが抱える問題点です。

  この問題点をクリアするためにも、rFactor 2のNissan Z34 GT4 Trainerのように、各種の車両セットアップと車両の技術情報を、予め用意しておきたいと考えています。



▼Murcielago R-GTではドライバー役に専念できるよう対応
  以上のような背景で現在作業を進めているのが、EOAA GTに収録されているLamborghini Murcielago R-GTです。

  基本となる車両セットアップの算出は終えました。
  - [rFactor] Slovakia Ring / Lamborghini Murcielago R-GT (EOAA GT Mod)

  あとはF1SR 1994でも行なった、ニュートラルステアからアンダーステアまでの各種セットアップファイルの作成と、Nissan Z34 GT4 Trainerと同様の技術資料の作成です。
  (作業時間の都合で、前者のみ先に公開となるかもしれません)




■2012年5月9日
▼iRacingにHonda HSV-010 GTが収録予定
  以前に車両挙動コースに関する記事をアップして以来、本ブログではすっかりお留守になってしまったiRacingですが、現在SUPER GTの500クラスで活躍しているHonda HSV-010 GTの収録が発表されました。

    Honda HSV-010GT (Ebbro 1/43)
Honda HSV-010GT (Ebbro 1/43)
2011年 第2戦富士仕様
    ホンダ HSV-010 レイブリック 2010 #100 エブロ 1/43 44328 SUPER GT Honda RAYBRIG Ebbro
Honda HSV-010 (Ebbro 1/43)
2010年 RAYBRIG 100号車


  iRacingといえば、コースはもちろんレーシングマシンの車体に対しても、レーザースキャンによる測定を行なうことで知られています。

  今回の発表で驚いたのは、そのiRacingに、SUPER GTの現役ワークスマシンが収録されるという点です。

  現在のSUPER GT 500クラスは、前身のJGTCに比べて、とにかく秘密主義が徹底しています。

  JGTC時代は、ワークス車の主要諸元はもちろん、車両の重心位置ですら、公開されていました。

  それに対して、現在のSUPER GTは前後のトレッド値すら公開されないマシンが存在します。

  果たしてiRacingはどのような手法で車両挙動を作りこむのか。
  非常に気になるプロジェクトです。




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