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■2017年2月5日

▼車両Mod紹介記事のフォーマット

 rFactor 2用車両Mod・Nissan R35 GT-R GT500の紹介記事がひとまず完成しました。

(1) Mod本体の紹介
(2) セッティング集
(3) ドライビングの参考資料

 (1) では、Mod本体についての基本的な解説や史実で用いられたコースModの紹介を行っています。
 (2) と (3) ではプレイヤーがドライバー役に専念できるようエンジニアリングまわりの情報を載せています。

 ちょうど4年前に本コーナーで述べた構想が、Z34 GT4 その1Z34 GT4 その2C6.R GT2といった試行錯誤を経て、ようやく形になったわけです。

 車両Modについては、Assetto Corsaをはじめとした他プラットフォームにおいても、このフォーマットで記事を作成していく予定です。

 ただしドライビングの組み立てに影響が出るデフォルメが入っている作品については、(1) のみとなります。

 これは、現実世界の定石を下手に適用してセッティングを弄り回すよりは、セッティングはデフォルトのまま、作り手の意図した操作に従う方が、その作品本来の魅力を味わえるとの考えによります。



■2015年6月24日

▼F1開催コースModのコースリスト (暫定版) が完成

 サーキット予習シリーズのうちF1開催コースMod (含む非タイトル戦) のコースリスト作成が、ようやく完了しました。

 1950年から2015年現在まで、F1が開催されたコースのうち、rFactor・rFactor 2・GT Legends・Assetto CorsaのいずれかにModが存在するものは、コースリストのみの記事という形で暫定的にアップしてあります。

 タイトル戦については、時代によるレイアウト違いを含めれば、ほぼ全てのコースがModとして存在しています。

 唯一の例外は、1958年モロッコGPの舞台となったAin-Diabです。同コースのModは、今のところ、筆者のリサーチでは存在が確認できていません。

 非タイトル戦については、33コースの存在が確認できていません。

 ただしそのうち2コースについては、少なくともF1C用としては公開されています。
 今後のリサーチの進展次第では、さらに空席が埋まる可能性があります。

 現代F1で知名度が高いコースはまだしも、1950年代の非タイトル戦でのみ用いられたマイナーなコースですら、結構な割合でMod化されていることに驚かされます。

 先のリストは、世界各地のMod職人たちが、長年に渡り、コース作成に注いできた情熱の結晶そのものです。



▼モータースポーツ史への興味に基づくコースMod作り

 そうした性格を持つリストゆえ、眺めていると様々なことに気付かされます。

 一例を挙げると、ドイツのMod職人・f1-edition。

 彼の名前は、ドイツにおける非タイトル戦コースの作者として、先のリストにたびたび登場します。

 彼が取り組んでいるのは、1950年代の旧東ドイツの公道サーキットという、日本では存在を知る人すら少ないマイナーなテーマ。

 F1開催コースという縛りを無くすと、f1-editionの興味の対象がよりはっきりとします。
 - ファイル検索:作者 = f1-edition @ NoGrip

 1950年代から1960年代にかけてドイツに存在した公道サーキットを、彼は数多く手掛けているのです。

 サーキット (あるいはモータースポーツ) の歴史という観点から、コースMod作りに取り組んでいるという点において、日本のBTBerであるSoramame氏と同じタイプの職人といえます。

 こうした気付きも、新たな切り口での紹介記事という形で、今後の記事作成に活かしたいと考えています。



▼通常運行に復帰

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっているコースModの紹介。それを主目的として、コースリストを一気に作成してきました。

 2015年6月24日現在、F1開催コース以外では若干の積み残しがあるものの、全体としてみれば、当該Modのリストアップはほぼ完了という状態です。

 効率的に作業を進めるために、記事作成のための全持ち時間を、コースリスト作成に投入する生活を、ここ数ヶ月間続けてきました。

 とりあえず最低限の目標は達成できましたので、そろそろ通常運行に戻そうと思います。



■2015年4月4日

▼コースMod紹介記事の運用方針について

 2011年半ばから、リアルのコース紹介とあわせてModの紹介記事を作成してきました。

 完成した記事の例としてはスパ・フランコルシャンホッケンハイムなどが挙げられます。

 それらの完成形を目指すという基本方針は、今後も変わりません。

 ただしrFactor 2用Modが公開されているスポットについては、コースリストだけを先行して作成することにしました。

 これはrFactor 2用コースModの特殊性によるものです。(詳しくは後述)

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっている。そう確認できたものから順番に記事化しています。

 サーキット予習シリーズの記事で、コースリストのみの記載となっているものには、そうした背景があります。



▼基本部分の確認を要するrFactor 2用コースMod

 rFactor 2を車輌シミュレータとして利用する際、動作負荷が高いソフトをわざわざ走らせるからには、以下の2機能はきちんと作動してほしいところです。
 (1) フラクタルを用いたコース表面の物理的な凹凸の再現
 (2) コース表面に加えられた荷重や降雨といった自然環境により、動的に変化する路面状況

 またグラフィックの美しさを売りにしたソフトでは無いとはいえ、コースのオブジェクトが大量に消失した状態では、没入感が台無しとなってしまいます。
 Build 770 (2014年7月2日リリース) より前に作成されたコースModでは、そうした事態がおきる可能性があります。
 (3) コースのオブジェクトが正常に表示される
 つまりこの項目も確認が必要となります。


 実在レイアウトの再現性やコース脇オブジェクトの作り込み度合い。
 rFactor 1をはじめとした一般のレースシム用コースModではそうした要素に注目があつまります。

 しかしrFactor 2の場合は、もっと基本的な部分の確認が必要になるわけです。



▼一般プレイヤーにはややハードルが高いチェック作業

 実際のチェック作業ですが、前述の (1) と (2) については、当該コースModをrFactor 2のMod開発者モードか外部の3Dグラフィックツールに読み込ませて、メッシュ分割の様子やマテリアル設定等を確認することになります。

 Modをダウンロードして、実プレイより前に、まずデータの中身を確認するのが当たり前となっているMod作成者にとっては、それほど大した作業ではありません。

 ただそうした事柄に馴染みのない一般のプレイヤーにとっては、ややハードルが高く感じられる作業でしょう。



▼実プレイで使えるデータを優先

 筆者自身は、Modを入手すると、とりあえずデータの中身を確認するのが習慣となっています。
 これはrFactor 2のコースModについても同様です。

 記事の書き手としては、リアルのコース紹介も併せて行なうところに面白みを感じています。
 しかしスパ・フランコルシャンやホッケンハイムの紹介記事のような完成状態にもっていくまでには、それなりの工数を要します。

 いつになるのか分からない紹介記事の完成を待つより、チェック済みのコースModを含んだリストをとりあえず公開してしまった方が、より多くの人にとってプラスになるであろうと判断しました。



▼未完成の記事ゆえ過去記事の修正と同じ扱いに

 ただしサーキット予習シリーズの記事としては、未完成の状態にあることには変わりません。
 しかもコースリストに含まれるModは、rFactor 2用に限らず、リリースからそれなりに月日が経ったものがほとんどです。

 そういったコースリストのみの未完成記事には、新規性はありませんし、記事の内容を必要とする人の数もそれなりに限られることでしょう。

 ですので、リリース直後のModが含まれる場合を除き、コースリストのみのサーキット予習シリーズの記事は、新規のポストであっても、ブログのトップには来ないようにしています。またTwitterでの告知も行なっていません。

 これは過去の記事に対する新規性のない修正と同じ扱いです。



■2014年12月31日

▼私事

 月日が経つのは早いもので、2014年もあと1時間足らずで終わりとなります。

 2014年は私にとって大きな変化の年となりました。
 老親が2013年末に病で倒れ、その面倒をみることになったのです。

 当初はどうなることかと思いましたが、おかげさまで新たな生活を何とか軌道にのせることができ、無事に2015年を迎えられそうです。


▼大晦日での記事メンテ状況

 前述の状況ゆえ、2014年は例年以上に、記事に反映できていない積み残しアイテムが増えてしまいました。

 とりあえず実プレイで使えるデータを優先しようということで、サーキット予習シリーズのコースリストのメンテに着手、何とか年内に作業の大半を終えることができました。

▼サーキット予習のコースリスト全般を眺めて

 コースリストの大半が、rFactor 1用コースModで占められているのは、従来通りです。
 これまでに作成されたModの数や長年に渡って蓄積されてきたノウハウを考慮すると、こうした傾向はこれからも続くものと思われます。

 その一方でrFactor 2やAssetto Corsaといった新プラットフォームにも、まともにプレイできるコースModが増えてきています。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のrFactor 2

 特にrFactor 2については、2014年の伸張振りに目を見張るものがあります。

 ベータ版リリースされた2012年から翌2013年にかけて、まともにプレイできないrFactor 1からの移植Modが数多く出回っていました。

 rFactor 2では、設定された路面粗さに応じて、コース表面の物理的な凹凸を、フラクタルを用いて、自動生成する機能があります。
 rFactor 1から路面メッシュを持ってきただけでは、その機能は上手く働きません。

 rFactor 2の新機能に合わせた路面メッシュの切り方や、RealRoadの実装といったノウハウが一般に広まり、リリースされたModのうちrFactor 2本来の動作が望めるModの割合が大幅に高くなったのが、2014年といえるでしょう。

 ただし車輌Modについては、自動車工学と車輌運動力学について十分な知識を持つトップクラスのModderが、ISIの協力を得た上で、ようやく (シミュレーターの名に値する) Modを作り出している状況です。

 車輌シミュレータとしてrFactor 2を捉えるのであれば、これが本来あるべき状況ともいえます。

 しかし (グラフィックやサウンドといった) 車輌のキャラクター性を楽しむためにrFactor 2をプレイしようとすると、車輌Modの少なさが大きな壁となって立ち塞がります。

 今後も車輌Modについてはそうした状況が続くであろうこと、またrFactor 1でそうした需要が満たされていたことを考えると、rFactor 2用コースModの数の増え方は、かつてのrFactor 1並というわけにはいかないでしょう。

 マイナーなコースに関しては、これからもrFactor 1頼みとなりそうです。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のAssetto Corsa

 Assetto CorsaはrFactor 2とは対照的です。

 グラフィック描画用とは別に、コース表面の物理的形状を表すマップを持つAssetto Corsaですが、rFactor 1からのベタ移植であっても、とりあえずはプレイできる仕上がりになるようです。

 路面メッシュを一から切り直す必要があるrFactor 2への移植と比べると、Assetto Corsaへの移植性の高さは段違いといえます。

 グラフィックの美しさも手伝って、移植コースModの数の増え方は (車輌Modともども) 2014年で一番のプラットフォームでした。

 来年以降もこの勢いは続くことでしょう。

 rFactor 1からのコースMod移植に関して、敢えて難点を探すとすれば、物理的形状を表すマップを、ユーザーが全て自作しなければならない点です。

 Kunos純正コース並みの精度と密度を持つマップを、rFactor 1のコースModデータをベースにして、どのように生成するか。

 この課題について (現時点では) 話題にはなっていません。

 しかしAssetto Corsa用Modの成熟が進み、数値面でのリアルさにこだわった作品が出てくる頃になると、この問題が表面化するでしょう。
 (rFactor 1でも路面からの入力の単調さが問題とされました。)


▼2015年を迎えるにあたって

 公私ともに自動車漬けの人生を送ってきた私にとって、わずか15分の空き時間でも楽しめる車輌シミュレータは、心のオアシスとでもいうべき存在です。

 そんな私の嗜好を全面に押し出した当ブログゆえ、とうてい一般受けする内容には成り得ませんが、2015年もこれまで通りの方向で、地道に更新を続けていくつもりです。



■2014年6月1日
▼Daralla DW12のベースセットアップ配布

 Daralla DW12 (ロードコース仕様) の車両挙動設定ファイルの内容を確認したところ、競技用車両とは思えないほど安定方向に振られたサスペンションになっていました。

 前軸側のロール剛性配分の数値がきっちり55.0%となっていることから、ISIが意図してこの設定にしているのは間違いないでしょう。

 その一方でタイヤと空力の設定は車両シミュレータとして納得がいくものです。

 ISI公式フォーラムで繰り広げられている論争やISIの意図など、本Modに関して記事で取り上げたい事柄はいくつもありますが、本日はせっかくの休日。
 実プレイを楽しんで頂けるよう、ニュートラル方向に振ったベースセットアップ (ロード仕様) のsvmファイルを配布いたします。
 Neutral Setup for Dallara DW12

 デフォルト状態や追加配布された公式svmではアンダーが強すぎて走りを楽しめないという方は、ぜひこのsvmファイルを試してみて下さい。

 例によって計算から割り出したセットアップが元になっていますが、テストプレイでリアを振り出せる程度のコントロール性があることは確認しています。


■2014年5月28日
▼rFactor 2用Mod・Daralla DW12のデータ取り

 5月22日と24日に、それぞれISI純正Mod・Formula Renault 3.5 2014とDaralla DW12がリリースされました。

 残念なことに、どちらのModも車両挙動ファイルが暗号化されています。

 しかしBuild 660からはテレメトリのデータからタイヤのスリックカーブを描けるようになっています。

 現在Daralla DW12の車両特性を確認すべく、実走行でのデータ取りをしているところです。

 こちらが本日の実験走行から生成したスリップカーブ。

 実験に用いたコースのμ設定はやや低め。その影響をうけてスリップカーブのμも低めに出ています。

 しかしそれでも対静止時で4倍もの荷重がかかっても、軽く1.0を超えるμを保っているのは、さすがトップフォーミュラーのタイヤと言えます。



■2014年5月4日
▼連絡用メールアドレスの変更

 gooメール (無料版) のサービス終了に伴い、本ブログの連絡先メールアドレスが変更になりました。

 (旧) virtual_motorsports_mucho
@mail.goo.ne.jp
 (新) virtual_motorsports_mucho
@yahoo.com
 (@マークより前は以前と変わりませんが、それより後が米国ヤフーとなっています)

 皆さまから頂戴したメールはブログ運営の参考とさせて頂きます。
 なおModのインストール方法といった個別のご質問には直接お返事できないこともあります。何卒ご了承下さいませ。


▼更新告知用のtwitterアカウント

 ブログ上でお知らせするのは初めてとなりますが、当ブログには更新告知用のtwitterアカウントがあります。

 https://twitter.com/VirtualMS_JPN

 なおリンク切れや誤記の修正といった新規性の低い更新については、上記アカウントでの更新告知は行っていません。
 タイムライン上のノイズを少しでも減らすための処置です。



・当スペースの過去コメントはこちら


・[連絡先]:
virtual_motorsports_mucho
@yahoo.com

・[更新告知用twitterアカウント]:
https://twitter.com/VirtualMS_JPN

[rFactor2] MoTeC / DAMPluginの紹介 (追記:v0.75がリリース) 

  rFactor 2用MoTeC Pluginがリリースされた。

  MoTeCとの連携用Pluginというと、前作rFactor 1用ではDanZが作成したData Acquisition Pluginが有名だ。
  rFactor 2でもDanZが開発したのと思いきや (少なくとも表記上は) 別の人物が開発を手掛けている。オーストラリアのLazzaがその人だ。
(2012年1月23日)

■更新履歴
[2012年1月24日]
・MoTeC (Data viewer) ソフトウェアのダウンロードに関する表記を追加。
・ノートで翻訳漏れになっていた [Brake Pressure] と [その他の新たな項目] を追加した。



■現在の開発状況
[2012年1月27日]
  v1.01がリリースされた。
  細かな不具合に対して修正が入っている。
[2012年2月15日]
  v1.03がリリースされた。
  作動の安定性を増すために修正が加えられている。
[2014年4月25日]
  v1.04がリリースされた。
  Build 660での変更に対応したバージョンアップとなっている。
[2014年5月11日]
  v1.05がリリースされた。
  ログファイルの保存方法をはじめとして、ユーザーの使い勝手をよくするための改良が加えられている。


[2015年7月18日]
  DAMPlugin v0.7がリリースされた。
  名称こそ変わっているが、本プラグインはMoTeC Pluginのメジャーアップデート版といえる内容になっている。

  MoTeC Pluginとの違いだが、まず目につくのがインストール方法。
  従来はdllファイルを指定フォルダにコピーするというスタイルだったが、今回はインストーラーを利用する形に変更されている。
  rFactor 2本体の64bit化に伴なうフォルダ構成の変更により、プラグインのインストールに失敗するユーザーが続出、作者Lazzaがその対応に追われたことが、その理由だとのこと。
  なおインストール時に表示される質問メッセージには注意が必要だ。きちんと内容を把握してから返答しないと、インストールを拒絶されることになる。詳しくはこちらを参照。

  また従来よりも読み込めるパラメーターが増えたのもポイントだ。
  特にLong Force (FL / FR / RL /RR) が追加されたことで、タイヤの前後方向に働く力が見れるようになった。これにより従来の横方向に加えて、縦方向のスリップカーブも描けるようになる。
  タイヤの特性を定量的に把握する上でこれは非常に大きな前進といえる。


[2015年8月27日]
  DAMPlugin v0.71がリリースされた。
  rFactor 2本体のBuild 998公開にあわせて、本プラグインにもアップデートが入った。


[2015年9月26日]
  DAMPlugin v0.72がリリースされた。
  前バージョンと同様にrFactor 2本体のアップデート (Build 1008) に連動して、本プラグインにも新バージョンが登場することとなった。
  今回のv0.72はBuild 1008専用となっていることから、今後も同様のスタイルでバージョンアップが行なわれるものと思われる。

[2015年11月12日]
  DAMPlugin v0.73がリリースされた。
  rFactor 2本体のアップデート (Build 1028) にあわせたもので、新ビルドへの対応以外は従来バージョンと同じ内容となっている。


[2015年12月12日]
  DAMPlugin v0.74がリリースされた。

  今回のバージョンから、rFactor 2のビルド名に関係なく、本プラグインが作動するようになった。

  本プラグインは初回リリースから前バージョンまで、rFactor 2の特定ビルドでのみ作動する仕様になっていた。
  そのためrFactor 2本体の新ビルドが出るたびに、本プラグインも新バージョンが公開されてきた。

  これからは不具合修正や新機能追加がある場合にのみ、本プラグインのバージョンアップが行われる予定だとのこと。


[2016年1月7日]
  DAMPlugin v0.74aがリリースされた。

  前バージョンのDAMPluginでは、Steam版rFactor 2において、インストーラーが正常に作動しないケースが生じていた。
  その不具合の解消を試みたのが今回のv0.74aとなる。

  なおプラグイン本体には変更は入っておらず、前バージョンと同一のものが格納されている。


[2016年5月2日]
  DAMPlugin v0.75がリリースされた。
  rFactor 2本体から出力された自車の座標からコースマップを自動的に生成する機能が正常に働くようになった。
  そのほかブースト圧の表示にも修正が入っている。







■本Pluginのはたらき
  前作rFactor 1でData Acquisition Pluginを利用した経験がない人向けに、本Pluginの働きを簡単に説明してみよう。

  (1) 車両がコース上にいる間、rFactor 2の挙動エンジンから内部データを読み取って (秒間100回) そのデータを蓄積する。
  (2) 車両がコースから戻った後、蓄積したデータを、MoTeCで読み取れる形に変換して、ファイルに保存する。
  (実際にはもう少し複雑な作動をしているが、作動を大まかに理解するには上の説明で十分。)

  ここで重要なのは、本Pluginが担当するのは「MoTeC形式に変換したデータをファイルに保存する」ところまで、という点だ。

  ユーザーが実際にデータを見るためには、rFactor 2とはMoTeCのソフト (無償で配布されているData viewer) が必要になる。

  なお諸般の事情により、同ソフトのダウンロードリンクは載せていない。
  ソフトを入手したい人は "MoTeC i2 software" をキーワードにしてインターネット検索をかけてほしい。



■インストール方法
[MoTeC Plugin]
(1) ダウンロードしたMoTec Pluginファイルを解凍する。
(2) 解凍して作成されたフォルダの中身を、\rFactor Coreフォルダ直下へコピーする。
(3) rFactor LauncherからSingle Player (あるいはOnline Race) を起動すると、以下のフォルダ直下にMotecPlugin.iniが自動生成される。
  - 非UAC: \rFactor Core
  - UAC: C:\Users\"YourLoginName"\AppData\Local\VirtualStoe\Program Files (x86)\rFactor2


[DAMPlugin]
<新規インストール>
(1) rf2_damplugin_handler.exeを管理者権限で実行する。
(2) 表示ダイアログに従ってインストールを進める。d) の回答を誤りやすいので注意。
  a) Welcome to the DAMPlugin Handler program / DAMPluginへようこそ -> Next
  b) This program lets you install the Data Acquisition for MoTeC Plugin. Do you wish to continue? / このプログラムによりMoTeC Pluginがインストールされます。このまま作業を進めますか? -> Yes
  c) The DAMPlugin generates MoTeC i2Pro compatible logfiles. (以下略) / DAMPluginはMoTeC i2Pro準拠のログファイルを生成します (以下略) 。-> Yes
  d) MoTeC does not endorse or support your use of i2Pro in this manner. Please read and understand the EULA.(以下略) / こうした用途をMoTeC社は認めていませんしサポートも行ないません。MoTeCのEULAをよく読んで内容を理解して下さい (以下略)。-> No
  e) The Handler will now start. (以下略) / インストーラーがこれより起動します (以下略)。-> Finish
(3) Addをクリックする。rFactor 2がインストールされているフォルダが表示されるのではいを選択する。
(4) rF2 Folder下のインストールパスにカーソールを持っていき、左クリック。Installをクリックする。

<新バージョンのインストール>
(1) インストールしようとするバージョンのrf2_damplugin_handler.exeを実行する。
(2) rF2 Folder下のインストールパスにカーソールを持っていき、左クリック。Uninstallをクリックする。これにより旧バージョンがアンインストールされる。
(3) Installをクリックする。




■使用方法
(1) 記録Onに設定されている状態 (デフォルト設定) でコースに出ると、高いビープ音が鳴るのと同時に、画面左上にPluginアイコンが表示される。Pluginアイコンが消えると、データのロギングが開始される。 (アイコンが消えてから初めてロギングが開始される点に注意。)
(2) コースに出ている最中に、Ctrl+M (デフォルト設定) を押すと、記録のOn / Offを切り替えることができる。
(3) コースからガレージに戻る、あるいは記録をOffに切り替えると、それまで一時ファイルに蓄積されたデータが、MoTeCで読み込める形式のファイルに変換される。




■リリースノート
--【MoTeC Plugin】-------------------------------------------
[v1.0 - 2012/1/21版]
<Filtered input>
・Filtered input値が記録されるようになった。
・Filtered inputとは各種アシスト (Autoblip・Autolift・Speed Limiter・TC・ABS等) や入力設定 (Sensitivity等) を受けて、ソフトによる修正を受けた後の入力デバイス値をさす。
  (例) Filtered input = プレイヤー操作によるアクセル開度値 + ABSによる修正値
・ただFiltered input値にどれだけの有用性があるか判断がつかない。
  今回のバージョンでは、設定ファイル (*.ini) で、記録スタイルを次の選択肢から選べるようにしてある。
  a) Filtered input値を、生のデバイス値扱いで記録する
  b) Filtered input値と生のデバイス値を別々に記録する

<Toe & Camber>
・各輪のToeおよびCamberの値が記録されるようになった。
・ただし現時点では、rFactor 2の仕様上の制約から、Camberの値は全て0で記録されてしまう。

<Steering input>
・Steering inputの値は、前輪を最大までステアしたときの角度に対するパーセンテージで表示される。

・rFactor 1の際には (訳注:Lazzaが作成したrF1用Plugin?) PCのメモリから直接ステアロックの値を読み取り、その値を元にしてステアリング舵角を算出していた。

・前輪のToeが利用できるようになったrFactor 2では、左右前輪のToe値の平均を取ることで、正確なステアリング舵角を得ることが可能だ。
(MoTeCに組み込まれているMaths機能のひとつである "Oversteer" 項目は、そうした手法をとっているものと思われる。)

<Aerodynamics関連>
・Aerodynamicsに関連する以下の項目値が記録されるようになった。単位はN。
    - Drag (抵抗)
    - Front / Rear Downforce (前軸 / 後軸にかかるダウンフォース)
    - Front Wing Height (フロントウィング高)
    - Front / Rear Height (前 / 後の車高)

・デフォルト状態だと、これらの項目値は記録されない設定となっているので注意。

<Contact Patch関連>
・Contact Patch (タイヤと路面の接触面) に関連する項目が記録されるようになった。
・ただし現時点では、rFactor 2の仕様上の制約から、値は全て0で記録されてしまう。

<Brake Pressure>
・前後ブレーキバランスとペダル踏み込み量をベースにしたパーセンテージで値を表示している。
・ISIによれば現在のパーセンテージ表記からkPa表記へと切り替える予定だそうだ。rFactor 2本体がkPa表記に変更した場合は、本Pluginもバージョンアップで表記変更に対応する。

<その他の新たな項目>
・Suspension Force (各輪のサスペンションに加わっている力)・Front / Rear Third Spring Deflection (前側 / 後側の3rdスプリングの縮み具合) が追加されている。


[v1.01 - 2012/1/26版]
・Tyre Tempが327.67℃を超えると、-327.68℃になってしまう不具合を修正。
・Tyre LoadおよびSuspension Forceに関して、数値の取り得る範囲を-32768~32767Nに変更した。変更した理由は、v1.0におけるTyre Tempと同様の不具合を回避するため。


[v1.02 - 2012/2/6版]
・ログ保存フォルダの位置情報を壊してしまい、その結果rFactor 2の動作速度を低下させてしまう不具合を修正。
・本Pluginで拾えるパラメータに、天候に関する情報を追加。


[v1.03 - 2012/2/14版]
・ラップタイムが更新された直後に、走行状態にあるクルマを (ESCキー等で) ガレージに戻すと、rFactor 2がフリーズあるいはクラッシュしてしまう不具合を修正。
(補足)
・今回の修正によりクラッシュこそしなくなったが、依然としてラップタイムが正常に拾えていない可能性がある。
・万全を期するのであれば、クルマの速度ゼロにしてからガレージに戻す、あるいは自走でピットに入りそこからガレージに戻る、といった手法が有効。


[v1.04 - 2014/4/25版]
・Build 660で追加された新アイテム (Tyre Carcass TempおよびTyre Rubber Temp) に対応した。
・Build 660で呼称が変更されたアイテム (新Steering Shaft Torque / 旧Steering Arm Force) に対応した。


[v1.05 - 2014/5/11版]
・iniファイルにオプションの設定項目を新たに3つ追加した。これによりタイヤ・エンジン・車体の各分野において、詳細データまで記録するかどうかを選択できるようになった。
・ログファイルの命名規則に改良を加えた。これによりファイルの並べ替えを利用したデータ管理が容易になっている。
・車輌クラスと同じ名称のサブフォルダにログファイルを保存する機能を追加した。iniファイルにある当該オプションの設定項目を有効にすることで同機能を利用できる。
・テレメトリの自動記録をデフォルトでオンにした。これにより記録開始キーを押さなくとも、出走と同時にテレメトリのデータが記録される。


--【DAMPlugin】----------------------------------------------
[v0.7]
・MoTeC Pluginとはインストール方法が異なっているので注意。詳しくはこちらを参照。
・本プラグインで生成したログファイルを正常に表示させるには、MoTeC v1.0.x以降を使う必要がある。(MoTeC Pluginでは正常に表示できた) MoTeC i2Pro v1.0.0xだと、一部のチャンネルが正常に表示されないため。


[v0.71 - Build 998用]
・「車輌クラスと同一名称のサブフォルダにログを保存する」機能について。設定ファイルで同機能を有効にしても、実際には有効にならない不具合があった。その不具合に修正を加えた。
・保存するデータの有効範囲を広げるオプションに関して。Fuelの替わりにOil tempの値が記録される不具合があった。その不具合を修正した。
・サスペンションへの力の入力値について。(従来からあるプラス方向の値だけではなく) マイナス方向にも-400kgを下限とする値を記録できるようにした。
・Controls_1にFFB Outputを追加した。同チャンネルには、rFactor 2本体からステアリングコントローラに送られているFFB強度が -100% から +100%という形で記録されている。この値とSteering Shaft Torqueの値を比較することで、FFBの設定を最適化することができる。

[v0.72 - Build 1008用]
・Brake Pressureの値が0~100%の間で正しく表示されるように修正を加えた。
  ISIによると「将来的には実際の圧力で出力される」とのこと。その変更がrFactor 2本体に入り次第、本プラグインも対応する予定でいる。
・パラメータの単位や値の取り得る範囲について、微調整を繰り返している。完成形になるまではもう少し時間がかかる見込み。
・GPSの値を緯度45°を基準とするよう変更した。これにより従来バージョンで出力したGPSの値とは互換性が無くなっており、従来バージョンと本バージョンでは、おおよそ5000kmのずれが出る。なお本バージョンにおいてもCorrected GPSを無効にすることで、従来バージョンと同じ値が得られる。


[v0.75]
・GPSデータを用いた自車の位置算出に修正を加えた。これでコースマップが正しく生成されるようになるはず。GPSデータの取り扱いに関する大きな修正は今回が最後になるものと考えている。
・ターボのブースト圧 (Turbo Boost Pressure) が正しく表示されるよう修正を加えた。なお表示される圧は絶対値であって、標準気圧からの相対値ではない点に注意。よって101.325kPaブースト圧ゼロを意味する値となる。
・32bit版と64bit版のどちらもDAMPlugin.dllというファイル名に統一した。これは最近のISIの命名方法に合わせたもので、かつて用いられていた_x64といった修飾語は用いられなくなっている。またファイル名が統一されたことでCustomPluginVariables.JSONについても、32bit版と64bit版それぞれに別個のエントリが用意されることも無くなった。




■ダウンロード
[MoTeC Plugin]
MoTeC Plugin v1.03 (2012/2/14) by Lazza @ MediaFire
MoTeC Plugin v1.03 (2012/2/14) by Lazza @ GameFront
MoTeC Plugin v1.04 (2014/4/25) by Lazza @ MediaFire
MoTeC Plugin v1.05 (2014/5/11) by Lazza @ MediaFire

[DAMPlugin]
DAMPlugin v0.7 (for Build 982) by Lazza @ DropBox
DAMPlugin v0.71 (for Build 998) by Lazza @ DropBox
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