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■2017年2月5日

▼車両Mod紹介記事のフォーマット

 rFactor 2用車両Mod・Nissan R35 GT-R GT500の紹介記事がひとまず完成しました。

(1) Mod本体の紹介
(2) セッティング集
(3) ドライビングの参考資料

 (1) では、Mod本体についての基本的な解説や史実で用いられたコースModの紹介を行っています。
 (2) と (3) ではプレイヤーがドライバー役に専念できるようエンジニアリングまわりの情報を載せています。

 ちょうど4年前に本コーナーで述べた構想が、Z34 GT4 その1Z34 GT4 その2C6.R GT2といった試行錯誤を経て、ようやく形になったわけです。

 車両Modについては、Assetto Corsaをはじめとした他プラットフォームにおいても、このフォーマットで記事を作成していく予定です。

 ただしドライビングの組み立てに影響が出るデフォルメが入っている作品については、(1) のみとなります。

 これは、現実世界の定石を下手に適用してセッティングを弄り回すよりは、セッティングはデフォルトのまま、作り手の意図した操作に従う方が、その作品本来の魅力を味わえるとの考えによります。



■2015年6月24日

▼F1開催コースModのコースリスト (暫定版) が完成

 サーキット予習シリーズのうちF1開催コースMod (含む非タイトル戦) のコースリスト作成が、ようやく完了しました。

 1950年から2015年現在まで、F1が開催されたコースのうち、rFactor・rFactor 2・GT Legends・Assetto CorsaのいずれかにModが存在するものは、コースリストのみの記事という形で暫定的にアップしてあります。

 タイトル戦については、時代によるレイアウト違いを含めれば、ほぼ全てのコースがModとして存在しています。

 唯一の例外は、1958年モロッコGPの舞台となったAin-Diabです。同コースのModは、今のところ、筆者のリサーチでは存在が確認できていません。

 非タイトル戦については、33コースの存在が確認できていません。

 ただしそのうち2コースについては、少なくともF1C用としては公開されています。
 今後のリサーチの進展次第では、さらに空席が埋まる可能性があります。

 現代F1で知名度が高いコースはまだしも、1950年代の非タイトル戦でのみ用いられたマイナーなコースですら、結構な割合でMod化されていることに驚かされます。

 先のリストは、世界各地のMod職人たちが、長年に渡り、コース作成に注いできた情熱の結晶そのものです。



▼モータースポーツ史への興味に基づくコースMod作り

 そうした性格を持つリストゆえ、眺めていると様々なことに気付かされます。

 一例を挙げると、ドイツのMod職人・f1-edition。

 彼の名前は、ドイツにおける非タイトル戦コースの作者として、先のリストにたびたび登場します。

 彼が取り組んでいるのは、1950年代の旧東ドイツの公道サーキットという、日本では存在を知る人すら少ないマイナーなテーマ。

 F1開催コースという縛りを無くすと、f1-editionの興味の対象がよりはっきりとします。
 - ファイル検索:作者 = f1-edition @ NoGrip

 1950年代から1960年代にかけてドイツに存在した公道サーキットを、彼は数多く手掛けているのです。

 サーキット (あるいはモータースポーツ) の歴史という観点から、コースMod作りに取り組んでいるという点において、日本のBTBerであるSoramame氏と同じタイプの職人といえます。

 こうした気付きも、新たな切り口での紹介記事という形で、今後の記事作成に活かしたいと考えています。



▼通常運行に復帰

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっているコースModの紹介。それを主目的として、コースリストを一気に作成してきました。

 2015年6月24日現在、F1開催コース以外では若干の積み残しがあるものの、全体としてみれば、当該Modのリストアップはほぼ完了という状態です。

 効率的に作業を進めるために、記事作成のための全持ち時間を、コースリスト作成に投入する生活を、ここ数ヶ月間続けてきました。

 とりあえず最低限の目標は達成できましたので、そろそろ通常運行に戻そうと思います。



■2015年4月4日

▼コースMod紹介記事の運用方針について

 2011年半ばから、リアルのコース紹介とあわせてModの紹介記事を作成してきました。

 完成した記事の例としてはスパ・フランコルシャンホッケンハイムなどが挙げられます。

 それらの完成形を目指すという基本方針は、今後も変わりません。

 ただしrFactor 2用Modが公開されているスポットについては、コースリストだけを先行して作成することにしました。

 これはrFactor 2用コースModの特殊性によるものです。(詳しくは後述)

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっている。そう確認できたものから順番に記事化しています。

 サーキット予習シリーズの記事で、コースリストのみの記載となっているものには、そうした背景があります。



▼基本部分の確認を要するrFactor 2用コースMod

 rFactor 2を車輌シミュレータとして利用する際、動作負荷が高いソフトをわざわざ走らせるからには、以下の2機能はきちんと作動してほしいところです。
 (1) フラクタルを用いたコース表面の物理的な凹凸の再現
 (2) コース表面に加えられた荷重や降雨といった自然環境により、動的に変化する路面状況

 またグラフィックの美しさを売りにしたソフトでは無いとはいえ、コースのオブジェクトが大量に消失した状態では、没入感が台無しとなってしまいます。
 Build 770 (2014年7月2日リリース) より前に作成されたコースModでは、そうした事態がおきる可能性があります。
 (3) コースのオブジェクトが正常に表示される
 つまりこの項目も確認が必要となります。


 実在レイアウトの再現性やコース脇オブジェクトの作り込み度合い。
 rFactor 1をはじめとした一般のレースシム用コースModではそうした要素に注目があつまります。

 しかしrFactor 2の場合は、もっと基本的な部分の確認が必要になるわけです。



▼一般プレイヤーにはややハードルが高いチェック作業

 実際のチェック作業ですが、前述の (1) と (2) については、当該コースModをrFactor 2のMod開発者モードか外部の3Dグラフィックツールに読み込ませて、メッシュ分割の様子やマテリアル設定等を確認することになります。

 Modをダウンロードして、実プレイより前に、まずデータの中身を確認するのが当たり前となっているMod作成者にとっては、それほど大した作業ではありません。

 ただそうした事柄に馴染みのない一般のプレイヤーにとっては、ややハードルが高く感じられる作業でしょう。



▼実プレイで使えるデータを優先

 筆者自身は、Modを入手すると、とりあえずデータの中身を確認するのが習慣となっています。
 これはrFactor 2のコースModについても同様です。

 記事の書き手としては、リアルのコース紹介も併せて行なうところに面白みを感じています。
 しかしスパ・フランコルシャンやホッケンハイムの紹介記事のような完成状態にもっていくまでには、それなりの工数を要します。

 いつになるのか分からない紹介記事の完成を待つより、チェック済みのコースModを含んだリストをとりあえず公開してしまった方が、より多くの人にとってプラスになるであろうと判断しました。



▼未完成の記事ゆえ過去記事の修正と同じ扱いに

 ただしサーキット予習シリーズの記事としては、未完成の状態にあることには変わりません。
 しかもコースリストに含まれるModは、rFactor 2用に限らず、リリースからそれなりに月日が経ったものがほとんどです。

 そういったコースリストのみの未完成記事には、新規性はありませんし、記事の内容を必要とする人の数もそれなりに限られることでしょう。

 ですので、リリース直後のModが含まれる場合を除き、コースリストのみのサーキット予習シリーズの記事は、新規のポストであっても、ブログのトップには来ないようにしています。またTwitterでの告知も行なっていません。

 これは過去の記事に対する新規性のない修正と同じ扱いです。



■2014年12月31日

▼私事

 月日が経つのは早いもので、2014年もあと1時間足らずで終わりとなります。

 2014年は私にとって大きな変化の年となりました。
 老親が2013年末に病で倒れ、その面倒をみることになったのです。

 当初はどうなることかと思いましたが、おかげさまで新たな生活を何とか軌道にのせることができ、無事に2015年を迎えられそうです。


▼大晦日での記事メンテ状況

 前述の状況ゆえ、2014年は例年以上に、記事に反映できていない積み残しアイテムが増えてしまいました。

 とりあえず実プレイで使えるデータを優先しようということで、サーキット予習シリーズのコースリストのメンテに着手、何とか年内に作業の大半を終えることができました。

▼サーキット予習のコースリスト全般を眺めて

 コースリストの大半が、rFactor 1用コースModで占められているのは、従来通りです。
 これまでに作成されたModの数や長年に渡って蓄積されてきたノウハウを考慮すると、こうした傾向はこれからも続くものと思われます。

 その一方でrFactor 2やAssetto Corsaといった新プラットフォームにも、まともにプレイできるコースModが増えてきています。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のrFactor 2

 特にrFactor 2については、2014年の伸張振りに目を見張るものがあります。

 ベータ版リリースされた2012年から翌2013年にかけて、まともにプレイできないrFactor 1からの移植Modが数多く出回っていました。

 rFactor 2では、設定された路面粗さに応じて、コース表面の物理的な凹凸を、フラクタルを用いて、自動生成する機能があります。
 rFactor 1から路面メッシュを持ってきただけでは、その機能は上手く働きません。

 rFactor 2の新機能に合わせた路面メッシュの切り方や、RealRoadの実装といったノウハウが一般に広まり、リリースされたModのうちrFactor 2本来の動作が望めるModの割合が大幅に高くなったのが、2014年といえるでしょう。

 ただし車輌Modについては、自動車工学と車輌運動力学について十分な知識を持つトップクラスのModderが、ISIの協力を得た上で、ようやく (シミュレーターの名に値する) Modを作り出している状況です。

 車輌シミュレータとしてrFactor 2を捉えるのであれば、これが本来あるべき状況ともいえます。

 しかし (グラフィックやサウンドといった) 車輌のキャラクター性を楽しむためにrFactor 2をプレイしようとすると、車輌Modの少なさが大きな壁となって立ち塞がります。

 今後も車輌Modについてはそうした状況が続くであろうこと、またrFactor 1でそうした需要が満たされていたことを考えると、rFactor 2用コースModの数の増え方は、かつてのrFactor 1並というわけにはいかないでしょう。

 マイナーなコースに関しては、これからもrFactor 1頼みとなりそうです。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のAssetto Corsa

 Assetto CorsaはrFactor 2とは対照的です。

 グラフィック描画用とは別に、コース表面の物理的形状を表すマップを持つAssetto Corsaですが、rFactor 1からのベタ移植であっても、とりあえずはプレイできる仕上がりになるようです。

 路面メッシュを一から切り直す必要があるrFactor 2への移植と比べると、Assetto Corsaへの移植性の高さは段違いといえます。

 グラフィックの美しさも手伝って、移植コースModの数の増え方は (車輌Modともども) 2014年で一番のプラットフォームでした。

 来年以降もこの勢いは続くことでしょう。

 rFactor 1からのコースMod移植に関して、敢えて難点を探すとすれば、物理的形状を表すマップを、ユーザーが全て自作しなければならない点です。

 Kunos純正コース並みの精度と密度を持つマップを、rFactor 1のコースModデータをベースにして、どのように生成するか。

 この課題について (現時点では) 話題にはなっていません。

 しかしAssetto Corsa用Modの成熟が進み、数値面でのリアルさにこだわった作品が出てくる頃になると、この問題が表面化するでしょう。
 (rFactor 1でも路面からの入力の単調さが問題とされました。)


▼2015年を迎えるにあたって

 公私ともに自動車漬けの人生を送ってきた私にとって、わずか15分の空き時間でも楽しめる車輌シミュレータは、心のオアシスとでもいうべき存在です。

 そんな私の嗜好を全面に押し出した当ブログゆえ、とうてい一般受けする内容には成り得ませんが、2015年もこれまで通りの方向で、地道に更新を続けていくつもりです。



■2014年6月1日
▼Daralla DW12のベースセットアップ配布

 Daralla DW12 (ロードコース仕様) の車両挙動設定ファイルの内容を確認したところ、競技用車両とは思えないほど安定方向に振られたサスペンションになっていました。

 前軸側のロール剛性配分の数値がきっちり55.0%となっていることから、ISIが意図してこの設定にしているのは間違いないでしょう。

 その一方でタイヤと空力の設定は車両シミュレータとして納得がいくものです。

 ISI公式フォーラムで繰り広げられている論争やISIの意図など、本Modに関して記事で取り上げたい事柄はいくつもありますが、本日はせっかくの休日。
 実プレイを楽しんで頂けるよう、ニュートラル方向に振ったベースセットアップ (ロード仕様) のsvmファイルを配布いたします。
 Neutral Setup for Dallara DW12

 デフォルト状態や追加配布された公式svmではアンダーが強すぎて走りを楽しめないという方は、ぜひこのsvmファイルを試してみて下さい。

 例によって計算から割り出したセットアップが元になっていますが、テストプレイでリアを振り出せる程度のコントロール性があることは確認しています。


■2014年5月28日
▼rFactor 2用Mod・Daralla DW12のデータ取り

 5月22日と24日に、それぞれISI純正Mod・Formula Renault 3.5 2014とDaralla DW12がリリースされました。

 残念なことに、どちらのModも車両挙動ファイルが暗号化されています。

 しかしBuild 660からはテレメトリのデータからタイヤのスリックカーブを描けるようになっています。

 現在Daralla DW12の車両特性を確認すべく、実走行でのデータ取りをしているところです。

 こちらが本日の実験走行から生成したスリップカーブ。

 実験に用いたコースのμ設定はやや低め。その影響をうけてスリップカーブのμも低めに出ています。

 しかしそれでも対静止時で4倍もの荷重がかかっても、軽く1.0を超えるμを保っているのは、さすがトップフォーミュラーのタイヤと言えます。



■2014年5月4日
▼連絡用メールアドレスの変更

 gooメール (無料版) のサービス終了に伴い、本ブログの連絡先メールアドレスが変更になりました。

 (旧) virtual_motorsports_mucho
@mail.goo.ne.jp
 (新) virtual_motorsports_mucho
@yahoo.com
 (@マークより前は以前と変わりませんが、それより後が米国ヤフーとなっています)

 皆さまから頂戴したメールはブログ運営の参考とさせて頂きます。
 なおModのインストール方法といった個別のご質問には直接お返事できないこともあります。何卒ご了承下さいませ。


▼更新告知用のtwitterアカウント

 ブログ上でお知らせするのは初めてとなりますが、当ブログには更新告知用のtwitterアカウントがあります。

 https://twitter.com/VirtualMS_JPN

 なおリンク切れや誤記の修正といった新規性の低い更新については、上記アカウントでの更新告知は行っていません。
 タイムライン上のノイズを少しでも減らすための処置です。



・当スペースの過去コメントはこちら


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[rFactor 1/2] F1 1982 LE v0.92Bの紹介 (追記:開発中のv0.95に関する情報) 



  rFactor用Mod・F1 1982 v0.9 Public BetaがVarjanta Sim Racingから公開された。

  同Modでは1982年シーズンのF1世界選手権を扱っており、これまでに、v0.1v0.6・v0.8 (開発チーム向け非公開版) がリリースされている。

[作業量の多さで難航するMod開発]
  当初の予定では、今年の5月にv0.9が公開される予定となっていたが、グラフィックまわりの作業が難航し、公開が何度も先送りにされてきた。
  (当時の状況については、こちらの記事を参照)

  後述する既知の不具合を見ても分かるように、現時点でも作業は終了していない。
  公式フォーラムでは「作業を全て終えてからv0.9をリリースする」とのコメントが出ていたが、その方針を変更しての今回のリリースとなった (方針変更に至った経緯については不明)。

[本Modの構成]
  本ModにはHE (Historic Edition) と LE (League Edition) の2バージョンが収録されている。
  HEは史実通りに各マシンの性能を設定したバージョン、LEはオンラインレース用に全マシンを同一の性能に設定したバージョンとなる。

  収録されているマシンは、現時点で11チーム分。
  未収録分は今後のバージョンアップで追加される予定となっている。
(2011年10月24日)


■更新履歴
[2012年1月23日]
・rF1用v0.97およびrF2への移植に関する情報を現在の開発状況に追加。
[2012年10月3日]
・テスト用に公開されたLE v0.93_x1の情報を追加。
[2012年10月6日]
・テスト用挙動設定ファイル LE v0.93_x2がリリース。
[2013年3月23日]
・LE v0.90 - v0.91 Build 1 Update Patch [(v0.90をベースに) v0.91の開発にあたって作成されたBuild、その1番目との意味)] がリリースされた。
・後にBuild 2・v0.91 Finalとバージョンアップを重ねていく予定。
[2013年4月28日]
・LE v0.90 - v0.91 Build 2 Update Patchがリリースされた。
[2013年9月10日]
・LE v0.92がリリースされた。
  2年振りのメジャーアップデートとなる。
[2013年11月17日]
・LE v0.92B Update Patchがリリースされている。同Patchに関する情報を追加。
[2013年11月17日]
・現在開発が進められているLE v0.95に関する情報を追加。







■収録車種
・Alfa Romeo 182
・Arrows A5
・ATS D5
・Brabham BT50
・Ferrari 126C2
・Ligier JS17B
・Ligier JS19
・Lotus 91
・Mclaren MP4/1B
・Osella FA1
・Renault RE30B
・Toleman TG181C
・Tyrrell 011
・Williams FW08
1/20 グランプリコレクションシリーズ No.18 ルノー Renault RE-30B ターボ Turbo タミヤ1/20 グランプリコレクションシリーズ No.18 ルノー Renault RE-30B ターボ Turbo タミヤ
Renault RE-30B (タミヤ 1/20 内部構造再現キット)



■現在の開発状況
[2012年1月23日]
  Varjanta Sim RacingのLuka K.およびJ.C.Caseによると、本Modの開発は次のように進める予定とのこと。

  rFactor 1用として最低1回は改良版をリリースする。バージョン名はv0.96あるいはv0.97となる。v0.90からの変更内容は、不具合修正と新車種の追加になる。

  それが済んだ後、開発プラットフォームをrFactor 2へと移行させる。
  移行後は、開発作業はrFactor 2に集中して行なうため、新車種の追加はrFactor 2版に対してのみとなる。



[2012年10月3日]
  この2月から9月にかけて、Varjanta Sim Racingは大きな困難を経験している。

  今年のはじめには、Mod開発の中心メンバーのひとりである、J.C.Caseが体調を崩してしまい、ベッドでの生活を余儀なくされる。夏にはVarjanta Sim Racingのサーバーがクラッシュ、復旧に1ヶ月もの時間をとる羽目になった。

  こうしたトラブルは、F1 1982の開発にも大きな影響を与えており、以前に話が出ていたv0.96 / v0.97は未だにリリースされていない。

  ただし幸いなことに開発自体は継続されている。
  J.C.Caseが療養生活中の時間を利用してv0.9の車両挙動を見直した結果、タイヤの摩擦係数と空力デバイスによるダウンフォースのバランスが大きく変更されることとなった。
  その産物が今回公開されたテスト用挙動設定ファイル (LE v0.93_x1) だ。


[2012年10月6日]
  テスト用挙動設定ファイル LE v0.93_x2が公開された。


[2013年3月23日]
  昨年のJ.C.Caseの健康問題やサーバークラッシュというトラブルに加えて、開発チームのリーダー・Luka K.が交通事故で負傷してしまい開発から遠ざかる等、災難が続いているVarjanta Sim Racing

  そうした状況にも関わらず、J.C.Caseは開発作業を (体調が許す範囲内で) 根気良く続けている。

  今回リリースされたLE v0.90 - v0.91 Build 1 Update Patchは、J.C.Caseら開発メンバーのそうした熱意の賜物だ。

  見慣れないバージョン名称だが、彼らのコメントから推測するに「(v0.90をベースに) v0.91の開発にあたって作成されたBuild、その1番目」との意だと思われる。
  次回リリースはBuild 2、その後にLE v0.91 Final (正式版) が来る予定だとのこと。


[2013年4月28日]
  前回のBuild 1に引き続き、LE v0.90 - v0.91 Build 2 Update Patchが公開された。

  今回のアップデートでは、LEであることを前提とした1.5Lターボ車への性能調整を中心に、グラフィックの小改良やその他不具合の修正が行われている。


[2013年9月10日]
  LE v0.92がリリースされた。
  開発の状況から推測するに、LE v0.90 - v0.91 Build 1公開時点で、LE v0.91 Finalと呼ばれていた品が、今回のv0.92だと思われる。

  v0.9が公開されてから早2年、今回のv0.92には、その間の開発成果がぎっしりと詰め込まれている。
  具体的には、新たに2チームが追加されたほか、LE v0.90 - v0.91の各Buildにおけるテスト結果が盛り込まれ、グラフィックまわりの不具合も一通り解消されている。


[2013年11月17日]
  10月7日にLE v0.92B Update Patchがリリースされている。
  同Patchでは車両挙動の改良およびサウンドまわりの不具合修正が行われる。


[2014年4月6日]
  近日中の公開を目指してv0.95の開発が進められている。
  同バージョンでは、March 821とTheodore TY02が新たに収録されるほか、実プレイでの走り込みを元にしたタイヤ磨耗率の調整が行われるとのこと。

F1-1982_v0_95_WIP_March_821_s.jpgF1-1982_v0_95_WIP_Theodore_TY02_s.jpg




■変更点
[LE v0.92]
・OsellaおよびTolemanの2チームを新たに追加した。
・高解像度スキンを全車に適用した。
・1.5LターボE/g搭載車と3.0L自然吸気E/g搭載車それぞれに用いられている車両挙動設定について。v0.90 - v0.91でのテスト結果をベースに改良を加えた。
・開発チームが把握している数々のマイナー不具合をすべて解消した。具体的には、Lotusのスキンに誤りがあったり、Williamsのロゴに不足分がある、といった類のものだ。
・ドライバーの腕や足のグラフィックデータについて。どのカメラモードにおいても、色が本来あるべき状態で描画されないという不具合を抱えていた。それらのグラフィックデータに改良を加えた。
・効果音まわりに微調整を加えた。

[LE v0.92B]
・全車両の制動力を従来よりも低い値で設定しなおしている。
・3.0L自然吸気E/g搭載車について。到達可能な最高車速が従来よりも若干高くなるよう変更を加えた。これによりブースト4設定の1.5LターボE/g搭載車に対する戦闘力が上がっている。
・1.5LターボE/g搭載車について。ダメージを負うことなく回せるエンジン回転数の上限を、従来から30rpm上乗せした11350rpmに設定した。エンジンの信頼性を若干ながら向上させること意図しての変更となっている。
・他車と混走になった際、自車のサウンドをはっきりと聞き分けられるよう、サウンド全般のボリュームの見直しをおこなっている。




■既知の不具合
[v0.9]
<描画全般>
・現状ではポリゴン数の多さから、動作が非常に重い。
  対応策としてプレイヤーから見て遠くにあるオブジェクトについては、少ないポリゴン数で描画できるよう、モデルデータの作成を進めている。
  ただしスタッフの人数に対して作業量があまりに多いため、v0.9現在では作業が完了していない。
<ドライバー>
・多くのドライバースーツに不適切なテクスチャーが設定されている。
・一部ドライバーに不適切なヘルメットが設定されている。
<バックミラー>
・バックミラーを非表示設定にした際、Ferrari・McLaren・Renaultの3チームについて、バックミラーが透明な表示となり、本来なら見えないはずの向こう側が見えてしまう。
・一部車種について、描画される角度によっては、バックミラーが透明になってしまう
・一部車種について、バックミラーの表示が暗過ぎる。
<コックピット>
・TyrrellとRenaultのコックピット内にあるLCDが動作しない。
  今後のバージョンアップで、通常の機械式メーターが装着される予定。
・コックピット内のLEDに関して。一部車種では正常に動作しない。
・コックピット内のマテリアル設定に関して、現時点では全車種とも同じ設定を共有するようにはなっていない。
<その他>
・camファイルの角度設定が、v0.6の内容そのままになっているため、実際にプレイする際には、プレイヤーが個々の車種に対して調整しなおす必要がある。




■インストール時の注意事項
[v0.9]
・v0.9より前のバージョンがインストールされている場合は、それらのデータを全て消去してから、v0.9をインストールする必要がある。

[LE v0.93_x1]
・v0.9インストール済みのrFactorフォルダに、今回のアップデートパッチを上書きする。

[LE v0.90 - v0.91 Build 1]
・次の順番でファイルをrFactorフォルダへとインストールする。
  (1) F1 1982 HE & LE v0.9
  (2) LE v0.90 - v0.91 Build 1 Update Patch
・以前に公開されたテスト用アプデートパッチ (LE v0.93_x1 や x2) は使用しない点に注意。

[LE v0.90 - v0.91 Build 2]
・次の順番でファイルをrFactorフォルダへとインストールする。
  (1) F1 1982 HE & LE v0.9
  (2) LE v0.90 - v0.91 Build 2 Update Patch
・LE v0.90 - v0.91 Build 1 Update Patchと基本的には同じ。Build 1がBuild 2に置き換わっている点だけが異なる。

[LE v0.92]
・LE v0.90 - v0.91 Build 2が既にインストールされている場合は、当該フォルダにUpdate Patchを上書きコピーで可。
・「インストールされているF1 1982のバージョンがはっきりしない」あるいは「まっさらなrFactorフォルダにLE v0.92を新たにインストールする」場合は、Full版を利用する。

[LE v0.92B]
・LE v0.92がインストールされているrFactorフォルダに、今回のUpdate Patch (2個) を上書きコピーする。




■ダウンロード
[v0.9]
F1 1982 HE & LE v0.9 by Varjanta Sim Racing @ MegaUpload
F1 1982 HE & LE v0.9 by Varjanta Sim Racing @ GameFront
F1 1982 HE & LE v0.9 @ Varjanta Sim Racing (要メンバー登録)
F1 1982 HE & LE v0.9 by Varjanta Sim Racing @ rFactor.no-ip.info
High Resolution Textures @ MegaUpload
High Resolution Textures @ MediaFire (1/2)
High Resolution Textures @ MediaFire (2/2)

[車両挙動テスト版]
F1 1982 LE v0.93_x1 Physics Update Patch
F1 1982 LE v0.93_x2 Physics Update Patch

[LE v0.90 - v0.91]
Build 1 Update Patch @ Varjanta Sim Racing (要メンバー登録)
Build 2 Update Patch @ MediaFire

[LE v0.92]
F1 1982 LE v0.92 Full @ MediaFire
F1 1982 LE v0.92 Update Patch @ MediaFire

[LE v0.92B]
F1 1982 LE v0.92B Update Patch 1/2 @ MediaFire
F1 1982 LE v0.92B Update Patch 2/2 @ MediaFire




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