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■2017年2月5日

▼車両Mod紹介記事のフォーマット

 rFactor 2用車両Mod・Nissan R35 GT-R GT500の紹介記事がひとまず完成しました。

(1) Mod本体の紹介
(2) セッティング集
(3) ドライビングの参考資料

 (1) では、Mod本体についての基本的な解説や史実で用いられたコースModの紹介を行っています。
 (2) と (3) ではプレイヤーがドライバー役に専念できるようエンジニアリングまわりの情報を載せています。

 ちょうど4年前に本コーナーで述べた構想が、Z34 GT4 その1Z34 GT4 その2C6.R GT2といった試行錯誤を経て、ようやく形になったわけです。

 車両Modについては、Assetto Corsaをはじめとした他プラットフォームにおいても、このフォーマットで記事を作成していく予定です。

 ただしドライビングの組み立てに影響が出るデフォルメが入っている作品については、(1) のみとなります。

 これは、現実世界の定石を下手に適用してセッティングを弄り回すよりは、セッティングはデフォルトのまま、作り手の意図した操作に従う方が、その作品本来の魅力を味わえるとの考えによります。



■2015年6月24日

▼F1開催コースModのコースリスト (暫定版) が完成

 サーキット予習シリーズのうちF1開催コースMod (含む非タイトル戦) のコースリスト作成が、ようやく完了しました。

 1950年から2015年現在まで、F1が開催されたコースのうち、rFactor・rFactor 2・GT Legends・Assetto CorsaのいずれかにModが存在するものは、コースリストのみの記事という形で暫定的にアップしてあります。

 タイトル戦については、時代によるレイアウト違いを含めれば、ほぼ全てのコースがModとして存在しています。

 唯一の例外は、1958年モロッコGPの舞台となったAin-Diabです。同コースのModは、今のところ、筆者のリサーチでは存在が確認できていません。

 非タイトル戦については、33コースの存在が確認できていません。

 ただしそのうち2コースについては、少なくともF1C用としては公開されています。
 今後のリサーチの進展次第では、さらに空席が埋まる可能性があります。

 現代F1で知名度が高いコースはまだしも、1950年代の非タイトル戦でのみ用いられたマイナーなコースですら、結構な割合でMod化されていることに驚かされます。

 先のリストは、世界各地のMod職人たちが、長年に渡り、コース作成に注いできた情熱の結晶そのものです。



▼モータースポーツ史への興味に基づくコースMod作り

 そうした性格を持つリストゆえ、眺めていると様々なことに気付かされます。

 一例を挙げると、ドイツのMod職人・f1-edition。

 彼の名前は、ドイツにおける非タイトル戦コースの作者として、先のリストにたびたび登場します。

 彼が取り組んでいるのは、1950年代の旧東ドイツの公道サーキットという、日本では存在を知る人すら少ないマイナーなテーマ。

 F1開催コースという縛りを無くすと、f1-editionの興味の対象がよりはっきりとします。
 - ファイル検索:作者 = f1-edition @ NoGrip

 1950年代から1960年代にかけてドイツに存在した公道サーキットを、彼は数多く手掛けているのです。

 サーキット (あるいはモータースポーツ) の歴史という観点から、コースMod作りに取り組んでいるという点において、日本のBTBerであるSoramame氏と同じタイプの職人といえます。

 こうした気付きも、新たな切り口での紹介記事という形で、今後の記事作成に活かしたいと考えています。



▼通常運行に復帰

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっているコースModの紹介。それを主目的として、コースリストを一気に作成してきました。

 2015年6月24日現在、F1開催コース以外では若干の積み残しがあるものの、全体としてみれば、当該Modのリストアップはほぼ完了という状態です。

 効率的に作業を進めるために、記事作成のための全持ち時間を、コースリスト作成に投入する生活を、ここ数ヶ月間続けてきました。

 とりあえず最低限の目標は達成できましたので、そろそろ通常運行に戻そうと思います。



■2015年4月4日

▼コースMod紹介記事の運用方針について

 2011年半ばから、リアルのコース紹介とあわせてModの紹介記事を作成してきました。

 完成した記事の例としてはスパ・フランコルシャンホッケンハイムなどが挙げられます。

 それらの完成形を目指すという基本方針は、今後も変わりません。

 ただしrFactor 2用Modが公開されているスポットについては、コースリストだけを先行して作成することにしました。

 これはrFactor 2用コースModの特殊性によるものです。(詳しくは後述)

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっている。そう確認できたものから順番に記事化しています。

 サーキット予習シリーズの記事で、コースリストのみの記載となっているものには、そうした背景があります。



▼基本部分の確認を要するrFactor 2用コースMod

 rFactor 2を車輌シミュレータとして利用する際、動作負荷が高いソフトをわざわざ走らせるからには、以下の2機能はきちんと作動してほしいところです。
 (1) フラクタルを用いたコース表面の物理的な凹凸の再現
 (2) コース表面に加えられた荷重や降雨といった自然環境により、動的に変化する路面状況

 またグラフィックの美しさを売りにしたソフトでは無いとはいえ、コースのオブジェクトが大量に消失した状態では、没入感が台無しとなってしまいます。
 Build 770 (2014年7月2日リリース) より前に作成されたコースModでは、そうした事態がおきる可能性があります。
 (3) コースのオブジェクトが正常に表示される
 つまりこの項目も確認が必要となります。


 実在レイアウトの再現性やコース脇オブジェクトの作り込み度合い。
 rFactor 1をはじめとした一般のレースシム用コースModではそうした要素に注目があつまります。

 しかしrFactor 2の場合は、もっと基本的な部分の確認が必要になるわけです。



▼一般プレイヤーにはややハードルが高いチェック作業

 実際のチェック作業ですが、前述の (1) と (2) については、当該コースModをrFactor 2のMod開発者モードか外部の3Dグラフィックツールに読み込ませて、メッシュ分割の様子やマテリアル設定等を確認することになります。

 Modをダウンロードして、実プレイより前に、まずデータの中身を確認するのが当たり前となっているMod作成者にとっては、それほど大した作業ではありません。

 ただそうした事柄に馴染みのない一般のプレイヤーにとっては、ややハードルが高く感じられる作業でしょう。



▼実プレイで使えるデータを優先

 筆者自身は、Modを入手すると、とりあえずデータの中身を確認するのが習慣となっています。
 これはrFactor 2のコースModについても同様です。

 記事の書き手としては、リアルのコース紹介も併せて行なうところに面白みを感じています。
 しかしスパ・フランコルシャンやホッケンハイムの紹介記事のような完成状態にもっていくまでには、それなりの工数を要します。

 いつになるのか分からない紹介記事の完成を待つより、チェック済みのコースModを含んだリストをとりあえず公開してしまった方が、より多くの人にとってプラスになるであろうと判断しました。



▼未完成の記事ゆえ過去記事の修正と同じ扱いに

 ただしサーキット予習シリーズの記事としては、未完成の状態にあることには変わりません。
 しかもコースリストに含まれるModは、rFactor 2用に限らず、リリースからそれなりに月日が経ったものがほとんどです。

 そういったコースリストのみの未完成記事には、新規性はありませんし、記事の内容を必要とする人の数もそれなりに限られることでしょう。

 ですので、リリース直後のModが含まれる場合を除き、コースリストのみのサーキット予習シリーズの記事は、新規のポストであっても、ブログのトップには来ないようにしています。またTwitterでの告知も行なっていません。

 これは過去の記事に対する新規性のない修正と同じ扱いです。



■2014年12月31日

▼私事

 月日が経つのは早いもので、2014年もあと1時間足らずで終わりとなります。

 2014年は私にとって大きな変化の年となりました。
 老親が2013年末に病で倒れ、その面倒をみることになったのです。

 当初はどうなることかと思いましたが、おかげさまで新たな生活を何とか軌道にのせることができ、無事に2015年を迎えられそうです。


▼大晦日での記事メンテ状況

 前述の状況ゆえ、2014年は例年以上に、記事に反映できていない積み残しアイテムが増えてしまいました。

 とりあえず実プレイで使えるデータを優先しようということで、サーキット予習シリーズのコースリストのメンテに着手、何とか年内に作業の大半を終えることができました。

▼サーキット予習のコースリスト全般を眺めて

 コースリストの大半が、rFactor 1用コースModで占められているのは、従来通りです。
 これまでに作成されたModの数や長年に渡って蓄積されてきたノウハウを考慮すると、こうした傾向はこれからも続くものと思われます。

 その一方でrFactor 2やAssetto Corsaといった新プラットフォームにも、まともにプレイできるコースModが増えてきています。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のrFactor 2

 特にrFactor 2については、2014年の伸張振りに目を見張るものがあります。

 ベータ版リリースされた2012年から翌2013年にかけて、まともにプレイできないrFactor 1からの移植Modが数多く出回っていました。

 rFactor 2では、設定された路面粗さに応じて、コース表面の物理的な凹凸を、フラクタルを用いて、自動生成する機能があります。
 rFactor 1から路面メッシュを持ってきただけでは、その機能は上手く働きません。

 rFactor 2の新機能に合わせた路面メッシュの切り方や、RealRoadの実装といったノウハウが一般に広まり、リリースされたModのうちrFactor 2本来の動作が望めるModの割合が大幅に高くなったのが、2014年といえるでしょう。

 ただし車輌Modについては、自動車工学と車輌運動力学について十分な知識を持つトップクラスのModderが、ISIの協力を得た上で、ようやく (シミュレーターの名に値する) Modを作り出している状況です。

 車輌シミュレータとしてrFactor 2を捉えるのであれば、これが本来あるべき状況ともいえます。

 しかし (グラフィックやサウンドといった) 車輌のキャラクター性を楽しむためにrFactor 2をプレイしようとすると、車輌Modの少なさが大きな壁となって立ち塞がります。

 今後も車輌Modについてはそうした状況が続くであろうこと、またrFactor 1でそうした需要が満たされていたことを考えると、rFactor 2用コースModの数の増え方は、かつてのrFactor 1並というわけにはいかないでしょう。

 マイナーなコースに関しては、これからもrFactor 1頼みとなりそうです。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のAssetto Corsa

 Assetto CorsaはrFactor 2とは対照的です。

 グラフィック描画用とは別に、コース表面の物理的形状を表すマップを持つAssetto Corsaですが、rFactor 1からのベタ移植であっても、とりあえずはプレイできる仕上がりになるようです。

 路面メッシュを一から切り直す必要があるrFactor 2への移植と比べると、Assetto Corsaへの移植性の高さは段違いといえます。

 グラフィックの美しさも手伝って、移植コースModの数の増え方は (車輌Modともども) 2014年で一番のプラットフォームでした。

 来年以降もこの勢いは続くことでしょう。

 rFactor 1からのコースMod移植に関して、敢えて難点を探すとすれば、物理的形状を表すマップを、ユーザーが全て自作しなければならない点です。

 Kunos純正コース並みの精度と密度を持つマップを、rFactor 1のコースModデータをベースにして、どのように生成するか。

 この課題について (現時点では) 話題にはなっていません。

 しかしAssetto Corsa用Modの成熟が進み、数値面でのリアルさにこだわった作品が出てくる頃になると、この問題が表面化するでしょう。
 (rFactor 1でも路面からの入力の単調さが問題とされました。)


▼2015年を迎えるにあたって

 公私ともに自動車漬けの人生を送ってきた私にとって、わずか15分の空き時間でも楽しめる車輌シミュレータは、心のオアシスとでもいうべき存在です。

 そんな私の嗜好を全面に押し出した当ブログゆえ、とうてい一般受けする内容には成り得ませんが、2015年もこれまで通りの方向で、地道に更新を続けていくつもりです。



■2014年6月1日
▼Daralla DW12のベースセットアップ配布

 Daralla DW12 (ロードコース仕様) の車両挙動設定ファイルの内容を確認したところ、競技用車両とは思えないほど安定方向に振られたサスペンションになっていました。

 前軸側のロール剛性配分の数値がきっちり55.0%となっていることから、ISIが意図してこの設定にしているのは間違いないでしょう。

 その一方でタイヤと空力の設定は車両シミュレータとして納得がいくものです。

 ISI公式フォーラムで繰り広げられている論争やISIの意図など、本Modに関して記事で取り上げたい事柄はいくつもありますが、本日はせっかくの休日。
 実プレイを楽しんで頂けるよう、ニュートラル方向に振ったベースセットアップ (ロード仕様) のsvmファイルを配布いたします。
 Neutral Setup for Dallara DW12

 デフォルト状態や追加配布された公式svmではアンダーが強すぎて走りを楽しめないという方は、ぜひこのsvmファイルを試してみて下さい。

 例によって計算から割り出したセットアップが元になっていますが、テストプレイでリアを振り出せる程度のコントロール性があることは確認しています。


■2014年5月28日
▼rFactor 2用Mod・Daralla DW12のデータ取り

 5月22日と24日に、それぞれISI純正Mod・Formula Renault 3.5 2014とDaralla DW12がリリースされました。

 残念なことに、どちらのModも車両挙動ファイルが暗号化されています。

 しかしBuild 660からはテレメトリのデータからタイヤのスリックカーブを描けるようになっています。

 現在Daralla DW12の車両特性を確認すべく、実走行でのデータ取りをしているところです。

 こちらが本日の実験走行から生成したスリップカーブ。

 実験に用いたコースのμ設定はやや低め。その影響をうけてスリップカーブのμも低めに出ています。

 しかしそれでも対静止時で4倍もの荷重がかかっても、軽く1.0を超えるμを保っているのは、さすがトップフォーミュラーのタイヤと言えます。



■2014年5月4日
▼連絡用メールアドレスの変更

 gooメール (無料版) のサービス終了に伴い、本ブログの連絡先メールアドレスが変更になりました。

 (旧) virtual_motorsports_mucho
@mail.goo.ne.jp
 (新) virtual_motorsports_mucho
@yahoo.com
 (@マークより前は以前と変わりませんが、それより後が米国ヤフーとなっています)

 皆さまから頂戴したメールはブログ運営の参考とさせて頂きます。
 なおModのインストール方法といった個別のご質問には直接お返事できないこともあります。何卒ご了承下さいませ。


▼更新告知用のtwitterアカウント

 ブログ上でお知らせするのは初めてとなりますが、当ブログには更新告知用のtwitterアカウントがあります。

 https://twitter.com/VirtualMS_JPN

 なおリンク切れや誤記の修正といった新規性の低い更新については、上記アカウントでの更新告知は行っていません。
 タイムライン上のノイズを少しでも減らすための処置です。



・当スペースの過去コメントはこちら


・[連絡先]:
virtual_motorsports_mucho
@yahoo.com

・[更新告知用twitterアカウント]:
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[サーキット予習] タルガ・フローリオ (Targa Florio) / マドニー (Madonie) のコース & Mod紹介 (追記:rFactor 2版v0.13がリリース) 


1967年レイアウトのTarga Florioを走るLancia Stratos
  上記車両には以前に紹介した新シャシ挙動ファイルを組み込んである。
  72kmもの長さがあるコースということで、ハイグリップタイヤを履いたスポーツカーでも、1周するのに軽く40~50分はかかる。

  映像に収められているプレイでは、実車をワインディングに持ち込んだときの緊張感に近付くよう、ダメージ100%設定にしてコースに出ている。この設定の場合、マシン以上にドライバーの精神状態を上手くコントロールしないと、スタート地点に戻ってこれなくなる。



■はじめに
  rFactor用Mod・Targa FlorioがrFactor Conversion Teamからリリースされた。
  本Modのベースとなったのは、Mauro AlcamisiらがGPL (Grand Prix Legends) 用にスクラッチで起こしたTarga Florio。
  Mauro Alcamisiらが作成したModの素晴らしさは、Targa Florioの名前を借りた架空コースではなく、史実のレイアウトを再現しようとした点にある。
(2011年7月10日)


■更新履歴
[2011年7月13日]
  タルガ・フローリオの説明に関する誤記を訂正。
[2012年10月2日]
  rFactor 2への移植情報を現在の開発状況に追加。
[2013年8月30日]
  rFactor用CAM & AIW Updatev1.0についての記載を追加。
[2013年9月8日]
  rFactor用CAM & AIW Update v1.01およびv1.1についての記載を追加。
[2013年10月3日]
  rFactor 2用Targa ForioがGUBBAからリリースされた。同作品に関する記載を追加。
[2013年10月13日]
  rFactor 2用Targa Forio アルファ版v0.1が、kuatoや6e66oらrFactor 2版オリジナルチームからリリースされた。同作品に関する記載を追加。
[2014年6月20日]
  ACへの移植事情を現在の開発状況に追加。
[2015年5月18日]
  rFactor 2版v0.11に関する情報を現在の開発状況コースリストに追加。
[2015年6月1日]
  rFactor 2版v0.13に関する情報を現在の開発状況コースリストに追加。







■タルガ・フローリオとは
  Targa Florio (タルガ・フローリオ) とは、かつてイタリアで行なわれていた公道レースの名だ。
  イタリア・シチリア島の海岸部から内陸部を巡るレイアウトは、全長72km・コーナー数900というサイズを誇る。難コースとして知られるニュルブルクリンク北コースですら、全長22.8km・コーナー数160 (1982年以前の旧レイアウト) でしかないのをみると、Targa Florioの大きさがよくわかる。




■現在の開発状況
--【rFactor】------------------------------------------------
[2011年7月10日]
  GPL用Targa Florioがリリースされたのは2009年の夏。そのGPL版リリースから間もなくして、rFactorへの移植プロジェクトがスタートしている。
  GPL版Modの内容の素晴らしさからか、移植プロジェクトにはISI系レースシムで名を知られたMod職人が次々と集まっていき、間もなくしてVirtua_LMHistorXと並ぶ注目の大型Modとなった。

  こうした経緯を経て作成されたのが、今回リリースされたrFactor版Targa Florioになる。


[2013年8月30日]
  Targa Florio cams and AI update v1.0がTatinoからrFactor用にリリースされた。
  本アップデートを適用することで、リプレイ時のカメラワークとAI車の挙動が改良される。

  コースModの作成者ではない第三者が、CAMファイル (リプレイカメラ) やAIWファイル (AI車の挙動) を新たに作成する。コースModのジャンルではよく見かける楽しみ方だ。

  ただ本アップデートの場合、Targa Florioというコースの特殊性から、他にはない苦労があったという。

  Targa Florioは全長72kmに567箇所ものコーナーがある一方で、rFactorの仕様でリプレイカメラの上限が128とされている。つまり理想的なカメラワークでコース全てをカバーすることは不可能に近い。

  作者Tatinoによると、こうした制約の中での作業になったとのこと。


[2013年9月8日]
  Targa Florio cams and AI update v1.01およびv1.1がTatinoからrFactor用に公開されている。
  変更点は以下の通り。
[v1.01]
・影のチラツキを低減させるため、各リプレイカメラに設定されている描画の有効範囲に手を加えた。
[v1.1]
・AI車用のレコードラインを設定しなおした。
・コース上のより広いエリアをカバーできるよう、リプレイカメラの設定を若干ながら変更している。


--【rFactor2】-----------------------------------------------
[2012年10月12日]
  昨年7月のrFactor版リリース以降、表立った動きが見られなかった本Modだが、基本データは既にrFactor 2に移植されていることが明らかになった。

  これはGPLからrFactorへの移植チームのメンバーでもある6e66oが、ISIの公式フォーラム上で語ったもので、rFactor 2への基本データの移植はkuatoが行ったとのこと。

rFactor 2 Targa Florio タルガ・フローリオ
  rFactor 2版Targa Florioのスクリーンショット

  ただし現時点では、このrFactor 2版が正式にリリースされるかは不明。
  rFactor版移植チームのメンバーには、rFactor 2版を手掛けるだけの時間的余裕が無いためだ。

  そうした背景のもと、6e66oが「rFactor 2版Targa Florioの開発メンバー」を募集している。
  興味がある人は、以下のスレッドから6e66oにコンタクトをとってみて欲しい。
  Targa Florio WIP @ ISI公式フォーラム


[2013年10月3日]
  rFactor 2用Targa ForioがGUBBAからリリースされた。   本Modのオリジナルは6e66oらがGPLから移植したrFactor用Mod。それをGUBBAが独力でrFactor 2へのコンバートしたのが本作品となる。

  今年の3月に、GUBBAがISI公式フォーラムにおいて本作品の存在を明かした際、彼は6e66oから「rFactor 1版のクオリティにさえ達していない類のコンバートModを公開しないよう」要請を受けている。
  そのコメントを受けたGUBBAは、数枚のスクリーンショットだけで低クオリティと決め付けられた不愉快さを表明しつつも、6e66oの要請を受け入れてはいた。

  その後どのような経緯を経て今回のリリースに至ったのかは、今のところ明らかにされてはいない。



[2013年10月13日]
  rFactor 2用Targa Forio アルファ版v0.1が、kuatoや6e66oらのチームからリリースされた。
  今回のリリースで目をひくのは、一般プレイヤー向けのrfcmpファイルだけでなく、Mod作成者向けの3ds max用ファイルまで公開されている点だ。

  kuatoは次のメッセージを出している

  例の猫はカバンの外へと逃げ出してしまった。また我々のチームに目を向けると、誰ひとりとして移植作業を進められずにいる。
  こうした状況を考慮すると、我々の手元にあるファイルを非公開にしておくメリットはもはや存在しない。
  アルファ版の状態ではあるがプレイを楽しんで欲しい。
  またもしModの改良をやってみたいのであれば、ModDevファイルと3ds Maxファイルを自由に活用してもらいたい。

  「逃げ出した例の猫」は、リリースされたばかりのGUBBA版を指しているものと思われる。

  kuatoや6e66oらが低クオリティと見なしているGUBBA版が意図せずしてリリースされたため、移植作業が停滞している彼らの仕掛品をアルファ版として公開し、更なる作り込みはコミュニティに委ねた。
  今回のアルファ版リリースは、こうした事情によるものと見てよさそうだ。

[2015年5月18日]
  長らく開発が止まっていたrFactor 2版Targaだが、myself9の手によってv0.11がリリースされた。

  本バージョンでは、rFactor 2のHDR機能に対応すべく、テクスチャに手が加えられている。
  またBuild 770以降のrFactor 2でアルファ版v0.1を作動させると、コース脇の一部オブジェクトが表示されない不具合が生じる。今回のv0.11ではその不具合も解消された。

  ただし「路面のメッシュはrFactor版そのまま」・「RealRoad機能は未実装」というのは、アルファ版v0.1と同様だ。


[2015年5月31日]
  v0.13がmyself9からリリースされた。

  コース走行時に土煙が上がるエフェクトをv0.11から削除したのが、本バージョンとなる。
  同エフェクトは描画負荷が非常に大きい。そのため本Modをオンラインレースで用いたいユーザーから、土煙エフェクトを削除したバージョンの作成依頼がmyself9へと出されていた。

  なおToschが (RealRoad実装を目指して) 進めている路面メッシュの再構築データは、本バージョンには盛り込まれていない。



--【Assetto Corsa】------------------------------------------
[2014年6月20日]
  5月初頭にKeithEsenkoolaが作成を表明していたAC用Targa Forioだが、先日オリジナルGPL版の作者であるGinettoから正式に移植の許可が下りた

  ただし「移植作品のクオリティが十分に高い場合にのみ公開を許可する」という条件付き。
  未完成状態でのリリースは行なえないとのこと。

  ACやrFactor 2の両タイトルにおいては、Mod作成者が新プラットフォームに不慣れな段階での習作が数多く一般公開されている。
  こうした状況そのものは、Modの性格上避けられない。
  無償で公開されている習作が低クオリティだからといって、作者が非難されるべき話ではない。

  ただし移植される側の作者にとっては話が別だ。
  不適切な移植作業が原因で、移植元となった自らの作品にも、不当に低い評価が与えられてしまう可能性が出てくる。

  こうした事情を考慮すると、GPL版の作者Ginettoがクオリティ面で条件をつけてきたのも、十分にうなずける話だ。


  なお移植には新規モノの素早い作業でお馴染みのSandroXも参加している。
  彼が手掛けたデータは、すでに全長72kmのコース周回が可能な段階まで仕上がっている。
    - Targa Florio Full Lap 1/4 @ YouTube
    - Targa Florio Full Lap 2/4 @ YouTube
    - Targa Florio Full Lap 3/4 @ YouTube
    - Targa Florio Full Lap 4/4 @ YouTube




■Credits
[GPL Team]:
  Mauro Alcamisi / John Bradley / Jay Beckwith / Shaun Collins
  Richard Cooke / Bill Cooper / Phil Flack / Ginetto
  Mauro Licciardello / Greg Liebzeit / Sergio Loro /Carsten Meurer
  Richard Neville / Nigel Pattinson / Jim Pearson / Remy Roesz
  Svend Seegert / Paul Skingley / Ferdinand Sommederer
  Paul Thurston / Stefano Zampredi / Robert Zeugin

[rFactor Conversion Team]:
・kuato - GPLからの移植、メッシュ修正作業、3DMaxのスクリプト作成
・6e66o - 美術関連事項のリーダー、コース表面の凹凸作成
・Thor - Camファイル作成
・Deadeyeski - メッシュ修正作業、マテリアル調整、背景の飛行物作成
・Baule - 3Dオブジェクトの設置、史実でのグリッド位置設定
・Beni C - メッシュ修正作業、追加地形の作成
・Bud Lucas - AIWファイル作成
・TICTOC - メッシュ修正作業、3Dオブジェクトの作成
・manolo - 追加地形の作成

[Beta版のテスト担当]:
・HistorX Team: Rantam, YoShImUrA, Hugh Jarse, gonzas
・Virtualracing.org (beta server)
・Max Angelo & Micki

[SPECIAL THANKS TO]:
・Virtua_LM - permission to use flying objects
・Hudson Kerr - sky texture




■コースリスト
<シシリー島周回サーキット>
[1912 - 1914] 975 km
・該当無し
[1948 - 1950] 1080 km
・該当無し


<マドニー (Madonie) サーキット>
[1906 - 1911] [1931] 148 km
・該当無し
[1919 - 1930] 108 km
・該当無し

[1932 - 1936] [1951 - 1977] 72 km
・[rFactor] Targa Florio v1.0 by Targa Florio conversion team @ RapidShare
・[rFactor] Targa Florio v1.0 by Targa Florio conversion team @ NoGrip [190MB]
・[rFactor] Targa Florio v1.0 by Targa Florio conversion team @ Ditech-Racing
・[rFactor] Targa Florio v1.0 by Targa Florio conversion team @ pro-racer
・[rFactor] Targa Florio Cams & AI update v1.1 by Tatino @ NoGrip
・[rFactor] Targa Florio Cams & AI update v1.1 by Tatino @ MediaFire
・[rFactor2] Targa Florio by GUBBA @ MediaFire [226MB]
・[rFactor2] Targa Florio v0.1 by Targa Florio conversion team @ MF [190MB]
・[rFactor2] Targa Florio v0.1 (3ds max) by Targa Florio conversion team @ MF
・[rFactor2] Targa Florio v0.11 by myself9 @ MediaFire [213MB]
・[rFactor2] Targa Florio v0.13 by myself9 @ MediaFire [213MB]


<ファヴォリータ (Favorita) パーク>
[1937]
・該当無し
[1938 - 1940]
・該当無し





▼関連キーワード
      Classicプロトタイプ
      コースMod (除くF1開催地)


▼関連記事
Classicプロトタイプ
    [1966 - 1971 : 黄金時代 / Gr.6 (1st) + Gr.4 (2nd) + Gr.5 (2nd)]
      Lola T70 Mk.III - [rF2] Howston G4
      Ferrari 330 P4 - [rF1] HistorX
      Ferrari 412 P - [rF1] HistorX
      Ferrari 330 P3/4 - [rF1] HistorX
      Ferrari 330 P3 - [rF1] HistorX
      Ford GT40 Mk.II - [rF1] HistorX
      Ford GT40 Mk.I - [rF1] HistorX
      Porsche 906 - [rF1] HistorX

    [1963 - 1965 : GTプロトタイプ / Gr.4 (1st)]
      Ford GT40 Mk.II - [rF1] HistorX
      Ford GT40 Mk.I - [rF1] HistorX
      Porsche 904/8 (2L Flat8) - [rF1] HistorX
      Porsche 904/6 (2L Flat6) - [rF1] HistorX


コースMod (除くF1開催地)
   [全般]
          (2015/4/4) コースMod紹介記事の運用方針について

   [公道系コース]
      ・フランス
           1920 ル・マン サルテ (Le Mans Sarthe)
      ・ドイツ
           1927 ザクセンリンク (Sachsenring)
           1947 ノリスリンク (Norisring)
      ・イタリア
           1906 タルガ・フローリオ (Targa Florio)
           1906 タルガ・フローリオのフルラップ36分プレイ動画
      ・チェコ
           1930 ブルノ (Brno) / マサリク (Masaryk)
      ・カナダ
           1986 トロント市街地コース (Toronto)
      ・ポルトガル / 中国 (1999年以降)
           1954 マカオ (Macau) / ギア (Guia)
      ・オーストラリア
           1938 マウント・パノラマ (Mt.Panorama) / バサースト (Bathurst)
           1953 ロングフォード (Longford)

   [ヨーロッパ]
    <北ヨーロッパ>
        ・フィンランド
              1989 ボトニアリンク (Botniaring)
        ・イギリス
              1934 キャドウェル・パーク (Cadwell Park)
              1950 スラクストン (Thruxton)
              1951 スネッタートン (Snetterton)
              1953 オウルトン・パーク (Oulton Park)
              1964 クロフト (Croft)
              1974 ノックヒル (Knockhill)
              2002 Top Gear テストトラック / ダンスフォールド (Dunsfold)
    <西ヨーロッパ>
        ・オランダ
              1955 アッセン (Assen) / TTサーキット・アッセン
        ・ドイツ
              1996 ザクセンリンク (Sachsenring)
              1997 オッシャースレーベン (Oschersleben)
    <南ヨーロッパ>
        ・スペイン
              2010 ナバラ (Navarra)
        ・ポルトガル
              2008 アルガルヴェ (Algarve) / ポルティマオ (Portimao)
        ・イタリア
              2003 モーレス (Mores)
    <東ヨーロッパ>
        ・チェコ
              1983 モスト (Most)
              1987 ブルノ (Brno) / マサリク (Masaryk)
        ・スロバキア
              2009 スロバキア・リング (Slovakia Ring)
        ・ハンガリー
              2004 ユーロリンク (Euro-Ring)
        ・ポーランド
              1977 ポズナン (Poznan)
        ・ロシア
              1956 ネヴァ・リンク (Neva Ring)

   [北アメリカ]
        ・アメリカ合衆国
              1955 エルクハート・レイク (Elkhart Lake) / ロード・アメリカ
              1957 ライム・ロック (Lime Rock)
              1958 ラグナ・セカ (Laguna Seca)
              1962 ミッド・オハイオ (Mid-Ohio)
              1962 デイトナ・ロード (Daytona Road Course)
              1964 パームビーチ (Palm Beach)
              1968 ソノマ (Sonoma) / シアーズ・ポイント (Sears Point)
              1989 ハートランド・パーク・トピーカ (Heartland Park Topeka)
              1991 プットナム・パーク (Putnam Park)
              1999 カロライナ MSP (Carolina Motorsports Park)
              2003 バーバー MSP (Barber Motorsports Park)
              Can-Amシリーズ開催コース

   [南アメリカ]
        ・ブラジル
              1967 クリティーバ (Curitiba) / ピニャイス (Pinhais)
              Reiza StudiosがVeloparkの画像を公開

   [アジア]
    <東アジア>
        ・日本
              1975 スポーツランドSugo
              1990 オートポリス (Autopolis)
              1997 ツインリンクもてぎ (Motegi)
        ・韓国
              (2005) 安山スピードウェイ
    <西アジア>
        ・アラブ首長国連邦 / UAE
              2004 ドバイ (Dubai)

   [オセアニア]
        ・オーストラリア
              1960 シモンズ・プレインズ (Symmons Plains)
              1962 オランパーク (Oran Park)
              1962 サンダウン・レースウェイ (Sandown Raceway)
              1969 バーバガロ (Barbagallo) / ワネルー・パーク (Wanneroo Park)
              1990 イースタン・クリーク (Eastern Creek) / シドニー (Sydney MSP)
        ・ニュージーランド
              1963 プケコヘ・パーク (Pukekohe Park)
              2013 ハイランズ MSP (Highlands Motorsports Park)

   [架空]
        LFS純正コース (Blackwood)

   [その他]
      (2013/1/19) Soramame氏によるサーキット史専門の新ブログ
      (2011/8/26) umimi2000氏によるMod作成ブログ
      (2011/8/13) BTBの日本語による情報共有
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