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■2017年2月5日

▼車両Mod紹介記事のフォーマット

 rFactor 2用車両Mod・Nissan R35 GT-R GT500の紹介記事がひとまず完成しました。

(1) Mod本体の紹介
(2) セッティング集
(3) ドライビングの参考資料

 (1) では、Mod本体についての基本的な解説や史実で用いられたコースModの紹介を行っています。
 (2) と (3) ではプレイヤーがドライバー役に専念できるようエンジニアリングまわりの情報を載せています。

 ちょうど4年前に本コーナーで述べた構想が、Z34 GT4 その1Z34 GT4 その2C6.R GT2といった試行錯誤を経て、ようやく形になったわけです。

 車両Modについては、Assetto Corsaをはじめとした他プラットフォームにおいても、このフォーマットで記事を作成していく予定です。

 ただしドライビングの組み立てに影響が出るデフォルメが入っている作品については、(1) のみとなります。

 これは、現実世界の定石を下手に適用してセッティングを弄り回すよりは、セッティングはデフォルトのまま、作り手の意図した操作に従う方が、その作品本来の魅力を味わえるとの考えによります。



■2015年6月24日

▼F1開催コースModのコースリスト (暫定版) が完成

 サーキット予習シリーズのうちF1開催コースMod (含む非タイトル戦) のコースリスト作成が、ようやく完了しました。

 1950年から2015年現在まで、F1が開催されたコースのうち、rFactor・rFactor 2・GT Legends・Assetto CorsaのいずれかにModが存在するものは、コースリストのみの記事という形で暫定的にアップしてあります。

 タイトル戦については、時代によるレイアウト違いを含めれば、ほぼ全てのコースがModとして存在しています。

 唯一の例外は、1958年モロッコGPの舞台となったAin-Diabです。同コースのModは、今のところ、筆者のリサーチでは存在が確認できていません。

 非タイトル戦については、33コースの存在が確認できていません。

 ただしそのうち2コースについては、少なくともF1C用としては公開されています。
 今後のリサーチの進展次第では、さらに空席が埋まる可能性があります。

 現代F1で知名度が高いコースはまだしも、1950年代の非タイトル戦でのみ用いられたマイナーなコースですら、結構な割合でMod化されていることに驚かされます。

 先のリストは、世界各地のMod職人たちが、長年に渡り、コース作成に注いできた情熱の結晶そのものです。



▼モータースポーツ史への興味に基づくコースMod作り

 そうした性格を持つリストゆえ、眺めていると様々なことに気付かされます。

 一例を挙げると、ドイツのMod職人・f1-edition。

 彼の名前は、ドイツにおける非タイトル戦コースの作者として、先のリストにたびたび登場します。

 彼が取り組んでいるのは、1950年代の旧東ドイツの公道サーキットという、日本では存在を知る人すら少ないマイナーなテーマ。

 F1開催コースという縛りを無くすと、f1-editionの興味の対象がよりはっきりとします。
 - ファイル検索:作者 = f1-edition @ NoGrip

 1950年代から1960年代にかけてドイツに存在した公道サーキットを、彼は数多く手掛けているのです。

 サーキット (あるいはモータースポーツ) の歴史という観点から、コースMod作りに取り組んでいるという点において、日本のBTBerであるSoramame氏と同じタイプの職人といえます。

 こうした気付きも、新たな切り口での紹介記事という形で、今後の記事作成に活かしたいと考えています。



▼通常運行に復帰

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっているコースModの紹介。それを主目的として、コースリストを一気に作成してきました。

 2015年6月24日現在、F1開催コース以外では若干の積み残しがあるものの、全体としてみれば、当該Modのリストアップはほぼ完了という状態です。

 効率的に作業を進めるために、記事作成のための全持ち時間を、コースリスト作成に投入する生活を、ここ数ヶ月間続けてきました。

 とりあえず最低限の目標は達成できましたので、そろそろ通常運行に戻そうと思います。



■2015年4月4日

▼コースMod紹介記事の運用方針について

 2011年半ばから、リアルのコース紹介とあわせてModの紹介記事を作成してきました。

 完成した記事の例としてはスパ・フランコルシャンホッケンハイムなどが挙げられます。

 それらの完成形を目指すという基本方針は、今後も変わりません。

 ただしrFactor 2用Modが公開されているスポットについては、コースリストだけを先行して作成することにしました。

 これはrFactor 2用コースModの特殊性によるものです。(詳しくは後述)

 rFactor 2本来の機能を発揮する作りになっている。そう確認できたものから順番に記事化しています。

 サーキット予習シリーズの記事で、コースリストのみの記載となっているものには、そうした背景があります。



▼基本部分の確認を要するrFactor 2用コースMod

 rFactor 2を車輌シミュレータとして利用する際、動作負荷が高いソフトをわざわざ走らせるからには、以下の2機能はきちんと作動してほしいところです。
 (1) フラクタルを用いたコース表面の物理的な凹凸の再現
 (2) コース表面に加えられた荷重や降雨といった自然環境により、動的に変化する路面状況

 またグラフィックの美しさを売りにしたソフトでは無いとはいえ、コースのオブジェクトが大量に消失した状態では、没入感が台無しとなってしまいます。
 Build 770 (2014年7月2日リリース) より前に作成されたコースModでは、そうした事態がおきる可能性があります。
 (3) コースのオブジェクトが正常に表示される
 つまりこの項目も確認が必要となります。


 実在レイアウトの再現性やコース脇オブジェクトの作り込み度合い。
 rFactor 1をはじめとした一般のレースシム用コースModではそうした要素に注目があつまります。

 しかしrFactor 2の場合は、もっと基本的な部分の確認が必要になるわけです。



▼一般プレイヤーにはややハードルが高いチェック作業

 実際のチェック作業ですが、前述の (1) と (2) については、当該コースModをrFactor 2のMod開発者モードか外部の3Dグラフィックツールに読み込ませて、メッシュ分割の様子やマテリアル設定等を確認することになります。

 Modをダウンロードして、実プレイより前に、まずデータの中身を確認するのが当たり前となっているMod作成者にとっては、それほど大した作業ではありません。

 ただそうした事柄に馴染みのない一般のプレイヤーにとっては、ややハードルが高く感じられる作業でしょう。



▼実プレイで使えるデータを優先

 筆者自身は、Modを入手すると、とりあえずデータの中身を確認するのが習慣となっています。
 これはrFactor 2のコースModについても同様です。

 記事の書き手としては、リアルのコース紹介も併せて行なうところに面白みを感じています。
 しかしスパ・フランコルシャンやホッケンハイムの紹介記事のような完成状態にもっていくまでには、それなりの工数を要します。

 いつになるのか分からない紹介記事の完成を待つより、チェック済みのコースModを含んだリストをとりあえず公開してしまった方が、より多くの人にとってプラスになるであろうと判断しました。



▼未完成の記事ゆえ過去記事の修正と同じ扱いに

 ただしサーキット予習シリーズの記事としては、未完成の状態にあることには変わりません。
 しかもコースリストに含まれるModは、rFactor 2用に限らず、リリースからそれなりに月日が経ったものがほとんどです。

 そういったコースリストのみの未完成記事には、新規性はありませんし、記事の内容を必要とする人の数もそれなりに限られることでしょう。

 ですので、リリース直後のModが含まれる場合を除き、コースリストのみのサーキット予習シリーズの記事は、新規のポストであっても、ブログのトップには来ないようにしています。またTwitterでの告知も行なっていません。

 これは過去の記事に対する新規性のない修正と同じ扱いです。



■2014年12月31日

▼私事

 月日が経つのは早いもので、2014年もあと1時間足らずで終わりとなります。

 2014年は私にとって大きな変化の年となりました。
 老親が2013年末に病で倒れ、その面倒をみることになったのです。

 当初はどうなることかと思いましたが、おかげさまで新たな生活を何とか軌道にのせることができ、無事に2015年を迎えられそうです。


▼大晦日での記事メンテ状況

 前述の状況ゆえ、2014年は例年以上に、記事に反映できていない積み残しアイテムが増えてしまいました。

 とりあえず実プレイで使えるデータを優先しようということで、サーキット予習シリーズのコースリストのメンテに着手、何とか年内に作業の大半を終えることができました。

▼サーキット予習のコースリスト全般を眺めて

 コースリストの大半が、rFactor 1用コースModで占められているのは、従来通りです。
 これまでに作成されたModの数や長年に渡って蓄積されてきたノウハウを考慮すると、こうした傾向はこれからも続くものと思われます。

 その一方でrFactor 2やAssetto Corsaといった新プラットフォームにも、まともにプレイできるコースModが増えてきています。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のrFactor 2

 特にrFactor 2については、2014年の伸張振りに目を見張るものがあります。

 ベータ版リリースされた2012年から翌2013年にかけて、まともにプレイできないrFactor 1からの移植Modが数多く出回っていました。

 rFactor 2では、設定された路面粗さに応じて、コース表面の物理的な凹凸を、フラクタルを用いて、自動生成する機能があります。
 rFactor 1から路面メッシュを持ってきただけでは、その機能は上手く働きません。

 rFactor 2の新機能に合わせた路面メッシュの切り方や、RealRoadの実装といったノウハウが一般に広まり、リリースされたModのうちrFactor 2本来の動作が望めるModの割合が大幅に高くなったのが、2014年といえるでしょう。

 ただし車輌Modについては、自動車工学と車輌運動力学について十分な知識を持つトップクラスのModderが、ISIの協力を得た上で、ようやく (シミュレーターの名に値する) Modを作り出している状況です。

 車輌シミュレータとしてrFactor 2を捉えるのであれば、これが本来あるべき状況ともいえます。

 しかし (グラフィックやサウンドといった) 車輌のキャラクター性を楽しむためにrFactor 2をプレイしようとすると、車輌Modの少なさが大きな壁となって立ち塞がります。

 今後も車輌Modについてはそうした状況が続くであろうこと、またrFactor 1でそうした需要が満たされていたことを考えると、rFactor 2用コースModの数の増え方は、かつてのrFactor 1並というわけにはいかないでしょう。

 マイナーなコースに関しては、これからもrFactor 1頼みとなりそうです。


▼リストのメンテ作業からみる2014年のAssetto Corsa

 Assetto CorsaはrFactor 2とは対照的です。

 グラフィック描画用とは別に、コース表面の物理的形状を表すマップを持つAssetto Corsaですが、rFactor 1からのベタ移植であっても、とりあえずはプレイできる仕上がりになるようです。

 路面メッシュを一から切り直す必要があるrFactor 2への移植と比べると、Assetto Corsaへの移植性の高さは段違いといえます。

 グラフィックの美しさも手伝って、移植コースModの数の増え方は (車輌Modともども) 2014年で一番のプラットフォームでした。

 来年以降もこの勢いは続くことでしょう。

 rFactor 1からのコースMod移植に関して、敢えて難点を探すとすれば、物理的形状を表すマップを、ユーザーが全て自作しなければならない点です。

 Kunos純正コース並みの精度と密度を持つマップを、rFactor 1のコースModデータをベースにして、どのように生成するか。

 この課題について (現時点では) 話題にはなっていません。

 しかしAssetto Corsa用Modの成熟が進み、数値面でのリアルさにこだわった作品が出てくる頃になると、この問題が表面化するでしょう。
 (rFactor 1でも路面からの入力の単調さが問題とされました。)


▼2015年を迎えるにあたって

 公私ともに自動車漬けの人生を送ってきた私にとって、わずか15分の空き時間でも楽しめる車輌シミュレータは、心のオアシスとでもいうべき存在です。

 そんな私の嗜好を全面に押し出した当ブログゆえ、とうてい一般受けする内容には成り得ませんが、2015年もこれまで通りの方向で、地道に更新を続けていくつもりです。



■2014年6月1日
▼Daralla DW12のベースセットアップ配布

 Daralla DW12 (ロードコース仕様) の車両挙動設定ファイルの内容を確認したところ、競技用車両とは思えないほど安定方向に振られたサスペンションになっていました。

 前軸側のロール剛性配分の数値がきっちり55.0%となっていることから、ISIが意図してこの設定にしているのは間違いないでしょう。

 その一方でタイヤと空力の設定は車両シミュレータとして納得がいくものです。

 ISI公式フォーラムで繰り広げられている論争やISIの意図など、本Modに関して記事で取り上げたい事柄はいくつもありますが、本日はせっかくの休日。
 実プレイを楽しんで頂けるよう、ニュートラル方向に振ったベースセットアップ (ロード仕様) のsvmファイルを配布いたします。
 Neutral Setup for Dallara DW12

 デフォルト状態や追加配布された公式svmではアンダーが強すぎて走りを楽しめないという方は、ぜひこのsvmファイルを試してみて下さい。

 例によって計算から割り出したセットアップが元になっていますが、テストプレイでリアを振り出せる程度のコントロール性があることは確認しています。


■2014年5月28日
▼rFactor 2用Mod・Daralla DW12のデータ取り

 5月22日と24日に、それぞれISI純正Mod・Formula Renault 3.5 2014とDaralla DW12がリリースされました。

 残念なことに、どちらのModも車両挙動ファイルが暗号化されています。

 しかしBuild 660からはテレメトリのデータからタイヤのスリックカーブを描けるようになっています。

 現在Daralla DW12の車両特性を確認すべく、実走行でのデータ取りをしているところです。

 こちらが本日の実験走行から生成したスリップカーブ。

 実験に用いたコースのμ設定はやや低め。その影響をうけてスリップカーブのμも低めに出ています。

 しかしそれでも対静止時で4倍もの荷重がかかっても、軽く1.0を超えるμを保っているのは、さすがトップフォーミュラーのタイヤと言えます。



■2014年5月4日
▼連絡用メールアドレスの変更

 gooメール (無料版) のサービス終了に伴い、本ブログの連絡先メールアドレスが変更になりました。

 (旧) virtual_motorsports_mucho
@mail.goo.ne.jp
 (新) virtual_motorsports_mucho
@yahoo.com
 (@マークより前は以前と変わりませんが、それより後が米国ヤフーとなっています)

 皆さまから頂戴したメールはブログ運営の参考とさせて頂きます。
 なおModのインストール方法といった個別のご質問には直接お返事できないこともあります。何卒ご了承下さいませ。


▼更新告知用のtwitterアカウント

 ブログ上でお知らせするのは初めてとなりますが、当ブログには更新告知用のtwitterアカウントがあります。

 https://twitter.com/VirtualMS_JPN

 なおリンク切れや誤記の修正といった新規性の低い更新については、上記アカウントでの更新告知は行っていません。
 タイムライン上のノイズを少しでも減らすための処置です。



・当スペースの過去コメントはこちら


・[連絡先]:
virtual_motorsports_mucho
@yahoo.com

・[更新告知用twitterアカウント]:
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[rFactor] DRM Revival Mod v2.0bの紹介 (追記:v3.0公開中止あれこれ) 


Toyota RA20 Celica Turbo Gr.5

  rFactor用Mod・DRM Revival Mod v1.0が、DRM Modding Teamからリリースされた。

  本Modに収録されているのは、DRMの略称で知られるドイツレーシングカー選手権に参戦していた5車種。
  いずれも車種も、DRMがGroup 5規定で開催されていた1977年から1982年の間に、同選手権に出場したものだ。
(2011年4月16日)



■更新履歴
[2011年5月31日]
・v1.1がリリースされた。
[2011年11月23日]
・史実上の車両を再現したスキンを2種類追加。
[2012年3月8日]
・v2.0がリリースされた。
・日本でもよく知られているToyota Celica LB Turboが新たに収録されたほか、サウンドや車両挙動にも大きく手が加えられた内容となっている。
[2012年4月12日]
・v2.0a Update Patchがリリース。
・動作の安定性を確保するために、Toyota Celica LB Turboのグラフィックまわりを修正。
・その他、燃費とエンジン温度を中心に、車両挙動に変更が加えられている。
[2012年6月21日)
・v2.0b Full版がリリースされた。
・本バージョンではグラフィックのシェーダーが変更されている。
・SRPL-Shaderを用いることで、より美しく車両が描画されるようにする一方で、テクスチャ容量を小さくすることが可能になった。
[2013年3月11日)
・<現在の開発状況>を追加。
[2013年6月11日)
・v3.0に関する情報を<現在の開発状況>に追加。
[2013年11月5日)
・「v3.0は一般公開しない」と声明に関する情報を<現在の開発状況>に追加。




■収録車種
・BMW E21 320i Turbo
・BMW E26 M1 Turbo
・Porsche 935
・Lancia Beta Monte Carlo
・Zakspeed Ford Capri
・Toyota RA20 Celica Turbo
ミニチャンプス 1/43 フォード カプリ ターボ ZAKSPEED イエガーマイスター ニュルDRM 1982 ウィナー MINICHAMPS Ford Capri Turbo Group5 Gr5 Jagermeister
Ford Capri Turbo Group 5 (Minichamps 1/43 完成品)



■DRMの成り立ちからGroup 5時代の終わりまで
[DRMとは]
  DRMとはDeutsche Rennsport Meisterschaftの略称で、英語にするとGerman Racing Championship、日本語ではドイツレーシングカー選手権という訳になる。
  ドイツ国内では最高峰カテゴリのレースに位置付けられていた。


[選手権の立上げ]
  1972年に同選手権が立ち上げられた当初は、Group 2とGroup 4の車両規定で開催されている。
  その頃の主力車種は、GT Legendsをプレイした経験がある人にはおなじみのFord EscortやFord Capri RS 2600/3100・BMW 3.0 CSL・Porsche 911 Carrera RSRといったもの。
  それらにはオーバーフェンダーといったレース用パーツが装着こそされてはいるが、ベース車との類似性は保たれている。


[Group 5時代へ]
  1977年にGroup 5の車両規定が導入されると状況は一変する。

  「Special Production Cars」と名前にこそ量産車の語が入っているものの、ベース車が400台の量産数さえクリアしてしまえば、あとは改造のし放題。かろうじてキャビン部分にベース車の面影を残すものの、フロントとリアは完全に別物の純レーシングカーが次々と生み出された。

  本Modに収録されている5車種も、この時期のDRMへ参戦している。

  その迫力あるスタイリングで、30年が経過した現在でも熱心なファンがいるGroup 5マシンだが、1982年にGroup C規定が導入されることで、レースの第一線からは退くこととなる。

    Racing on レーシングオン 462 特集 シルエットフォーミュラ NEWS mook 三栄書房 胸ときめく欧州グループ5マシンのすべて ポルシェ935 シュニッツァーセリカ
Racing on
特集 シルエットフォーミュラ
欧州グループ5マシンのすべて
        幻のスーパーシルエット ベストモータリング 2&4モータリング社 講談社 BestMOTORing グループ5 Gr.5
Gr.5 Skyline/Silvia/BMW M1
ベストモータリング DVD


[当時の日本はスーパーカーブーム]
  同時期の日本ではスーパーカーブームが巻き起こっており、Group 5マシンを扱ったプラモデルやR/Cが飛ぶように売れている。
  ワンオフモデルのToyota Celica LB TurboやLancia Stratos Turboが、レースでは目立った活躍をしていない割りに、日本での知名度が高いのは当時の商品展開のおかげともいえる。

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ トヨタ セリカ LB ターボ グループ5 Tamiya Toyota Celica LB Turbo Group5 Gr5
Toyota Celica LB Turbo (タミヤ 1/24 組立キット)





■現在の開発状況
[2013年1月15日]
  F1 67 Classic Reloaded v1.1をリリースしたばかりのDRM Modding Teamだが、既にDRM Revival Modに収録されているZakspeed Ford Capriのサウンド改良に着手しているそうだ。


[2013年3月2日]
  DRM Modding Teamが情報公開の場として用いているVirtualR (海外の大手ニュースサイト) において、DRM Revival v3.0 (開発中) の存在が公表された。
  同バージョンでは新たにBMW 2002 Turboが収録される予定とのこと。

    rFactor DRM Revival Mod v3.0 BMW 2002 Turbo Group 5



[2013年3月11日]
  Ferrari 512BB LMについても作成が進められており、サウンドおよびテンプレートは既に完成しているとのこと。

  ただし史実では同車種はドイツの国内選手権であるDRMには参加していない。LMの名の通り、ルマン24時間を中心とした耐久レースに用いられていたためだ。
  そうした背景を持つ車種ゆえ、Ferrari 512BB LMが正式にDRM Revival Modに収録されるかどうか、現時点では明らかにされていない。



[2013年6月11日]
  現在開発が進められているv3.0にFerrari 512BB LMが収録されることがほぼ確実となった。

  DRM Modding Teamの一員であるCK73。
  彼がアップロードしたDRM Revival v3.0の紹介映像に、Ferrari 512BB LMが登場している。

  temp_DRM_v3_0_Ferrari_512BB_Group5.jpg

  なお下記リンクから映像を再生すると分かるように、実際にはSpa Classic 2013をメインに据えた動画で、v3.0の紹介はボーナス扱いになっている。
  - Small Preview DRM Revival v3.0 @ YouTube




[2013年11月5日)
<海外ニュースサイトに突然の声明>
  2013年11月1日、海外のニュースサイト・Bsimracingにおいて、DRM Modding Teamが声明を出した。

  ISI製エンジンを採用しているレースシムには、DRM-Revival Mod v3.0をリリースしない。
  Modデータが無断流用されないプラットフォームが見つからない限り、DRM-Revival Mod v3.0を一般公開することはない。
  今回の決定に至った背景には次の事実がある。ここ数ヶ月の間にレースシムコミュニティが激変してしまい、モチベーションの維持が難しくなった。

  多くのファンがいる同チームからの突然の声明に、世界各地のレースシムコミュニティは騒然となった。

  決定そのものに対しては、リリース中止は残念としつつも、彼らの決定を尊重するとのコメントが多数を占めている。


<コミュニティには困惑の声も>
  ただし「モチベーション維持が難しくなった理由」として挙げられている事象に対しては、一部のコミュニティメンバーから困惑の声もあがっている。
  具体的な例をいくつか出してみよう。


  ネガティブな姿勢によるコメントやいわゆる荒らしコメントが、様々なサイトで見受けられる。

  少なくともメジャーなサイトやフォーラムでは、DRM Modding Teamに対するそのようなコメントは確認できない。


  (Mod作成プラットフォームとしての) rFactor 1は死んだも同然の状態。

  これはdmatziesによる説明だ。
  F1C (2003年発売) やGP4 (2002年発売) 果てはGPL (1998年発売) すらMod作成用のプラットフォームとして利用されている。F1Cの後継となるrFactor 1が活用されているのは言うまでもない。


  ISI製エンジンを採用しているレースシム全てに、DRM Modは無断で移植されている。

  今回の声明から11ヶ月前に同チームがリリースしたF1 67 Classic Reloadedは、直接の流用元の許可をとったというだけで、本来のルーツまでたどれば、状況はDRM Modの移植と変わりは無い。

  また同チームのnilが過去に同様の移植を行っていた事実がF1Classicフォーラム上で指摘されており、本人もその事実を認めている。

  さらに言えばDRM Mod自体にそうしたデータが含まれているのは周知の事実だ。

  苦労して作成したデータを無断で流用されるのを快く思わない。この心情はコミュニティのメンバーに理解してもらえるだろう。
  ただし自分たちの行いは棚上げしておいて、他のコミュニティのメンバーへの非難にもつながるコメントを残す。
  流用の度合いやクレジット有無の点で差があるとしても、こうした言動にどこまで理解が得られるかは疑問が残る。


<レースシムコミュニティでは時おり見られる光景>
  DRM Modding Teamをフォローするとすれば、彼らの作品がプロ並みのクオリティに達しているとはいえ、組織としてはあくまでアマチュアのそれ。
  大手企業のように広報の専門家を擁しているわけではない。
  受け手を意識した適切なメッセージが出せないとしても、それは仕方のないことだ。

  また今回の声明がどうであれ、彼らが素晴らしい作品をいくつも無償で公開してくれたという事実は決して揺らぐものではない。


<せめてもの救い>
  事情はさておき、DRM Modding TeamがMod公開へのモチベーションを失ってしまい、同チームのファンが彼らの新作を楽しめなくなってしまったことは、残念という他はない。

  せめてもの救いは、法的な圧力による公開中止では無いという点と、DRM Modding Team自体は今後も活動を続けていくとの彼らのコメントだ。

  また同じISIプラットフォームのGT Legends用にBrickyard Legends Teamが盛んにGr.5車両のリリースを続けている。
  Gr.5ファンはそれらの作品にトライしてみるのも手だ。





■グラフィック
  Group 5といえば、ベース車を徹底的に改修した迫力あるボディスタイリングで人気を博したカテゴリだ。
  本作品でなら、そうしたスタイリングを存分に堪能することができる。

  本Modの3Dモデルデータは、今回新規にスクラッチされたものや、GTL用Modでスクラッチで起こされたもの、他のレースゲームに収録されていたもの等、そのルーツはまちまちだ。そのためかモデルの作りこみに若干のばらつきが見られる。とはいえ、どの車種のモデリングも十二分な出来となっている。



■サウンド
  サウンドについても、当時のマシンをイメージさせる素晴らしい内容になっている。
  現代の最新マシンと比べると、当時のマシンに用いられていたエンジン制御技術はまだまだ未成熟だった。ガソリンの燃焼状態も現代のターボエンジンほど良くはなく、エンジンの製造加工技術の程度も手伝って、エンジンが発するサウンドは非常に荒々しいものだった。
  そうしたエンジンを操っていると感じさせてくれるエキゾーストノートが、本Modのプレイヤーの耳に入ってくることで、気分を盛り上げてくれる。




■本Modの車両挙動について
[オンラインレースと車種毎のキャラクター性を重視]
  本Modの車両挙動は、マルチプレイヤーでのオンラインレースを意識した設定になっている。
  「車種間の性能差が大きくなり過ぎないよう、Ford Capriが持つウィングカー構造を無いものとしている (PDFマニュアルより)」というのがその一例だ。

  また車種毎の性格の違いを演出するために、意図的にディフォルメがかけられているものと思われる。


[Porsche 935には強めのディフォルメ]
  特にPorsche 935の設定には、その傾向が顕著に出ている。

  全5車種中で同モデルのみ、タイヤのスリップカーブに細工がほどこされている。
  具体的には、加速時に参照する縦方向用カーブに、段付きが入れられている。通常は滑らか変化していくカーブにそうした加工をすることで、ターボラグを表現しているものと思われる。
  加えてカーブ全体の落ち込みが他車種にくらべて急激なため、加速時のコントロールが更に難しくなる。

  とどめにPorsche 935のみ「リアサスペンションが沈み込むとトーがアウト方向に変化する」という設定になっている。別の言い方をすると、加速時にリアタイヤが横方向へスライドし易くなる足回りになっている。

  高度なモデファイを施されたレーシングカーではまず考えられない特性だ。
  しかし同モデルのみ、そうした特性を与えられているところをみると、Porsche 935のキャラクターを強調するために意図的にやっているとみるのが妥当だろう。
エブロ EBBRO 1/43 Porsche ポルシェ 935 ワトキンズグレン Watkins Glen 1976 グループ 5 Group 5 #4 ホワイト
Porsche 935/76 (Ebbro 1/43 完成品)


[職人技による演出]
  もっともここまで極端な演出が施されているのはPorsche 935だけだ。残りの4モデルは程度の差こそあれ、実車でも有り得るアライメント変化が与えられている。そちらであれば、スポーツ走行のセオリーに従った操作をきちんと受け付けてくれる。

  rFactor用の箱車Modだと、近頃はこの手の演出を積極的に取り入れた作品を見かけることが少なくなってきた。
  そうした演出は、上手に使えば楽しい動きを見せるModになる反面、失敗すると「クルマですらない何か」にもなってしまう。扱いが難しい職人技だ。




■DRM Modding Teamとは
  その職人技を披露している本Modだが、DRM Modding Teamの構成メンバーをみると納得がいく。dmatzies、NIL、CK73、いずれもGT Legends時代からDRMのGroup 5関連Mod作成に携わってきている職人だ。
  詳しくは下のリストを見てほしい。

[DRM Modding Teamのメンバーが手掛けた作品]
・DRM Revival Mod (2011年4月)
    - dmatzies: 車両3Dモデル・テクスチャ・車両挙動・データ編集作業全般
    - NIL: サウンド・Cam-Files
    - CK73: Skin・映像作成

・DRM-Mod (2009年2月)
    - dmatzies: GTL版からの移植作業
    - NIL: サウンド・Cam-Files・Skin
    - CK73: Skin・映像作成・talentfiles・調査

・Porsche 935 [GTL版] (2008年10月)
    - dmatzies: 車両挙動
    - NIL: サウンド
    - CK73: 車両挙動テスター

・BMW 320 E21 CUP (2007年12月)
    - dmatzies: GTL版からの移植作業
    - NIL: Cam-Files・Skin

・BMW E21 320i Group 5 [GTL版] (2007年11月)
    - dmatzies: 車両挙動・3Dモデル修正



■インストール時の注意事項
[v2.0]
  以前のバージョンが入っているrFactorフォルダにv2.0をインストールする場合は、以前のバージョンに関するファイルを、事前にすべて削除しておく必要がある。
[v2.0b]
  v2.0あるいはv2.0aがインストールされているrFactorフォルダへ、そのまま上書きインストールが可能。



■ダウンロード
[Mod本体]
<v1.x>
DRM Revival Mod v1.0 by DRM Modding Team @ Uploaded
DRM Revival Mod v1.0 by DRM Modding Team @ RapidShare
DRM Revival Mod v1.0 by DRM Modding Team @ MegaUpload
DRM Revival Mod v1.1 by DRM Modding Team @ MegaUpload
<v2.x>
DRM Revival Mod v2.0 by DRM Modding Team @ MediaFire (1/4)
DRM Revival Mod v2.0 by DRM Modding Team @ MediaFire (2/4)
DRM Revival Mod v2.0 by DRM Modding Team @ MediaFire (3/4)
DRM Revival Mod v2.0 by DRM Modding Team @ MediaFire (4/4)
DRM Revival Mod v2.0a Update Patch @ MediaFire
DRM Revival Mod v2.0b Full by DRM Modding Team @ MediaFire (1/3)
DRM Revival Mod v2.0b Full by DRM Modding Team @ MediaFire (2/3)
DRM Revival Mod v2.0b Full by DRM Modding Team @ MediaFire (3/3)
[スキン]
Lancia Beta (1979 Nur1000km No.23) v1.2 by boern69 @ NoGrip
Lancia Beta (1981 Le Mans No.62) v1.2 by boern69 @ NoGrip
[その他]
DRM Revival Mod v1.0 Manual (English) @ MegaUpload
Template @ MegaUpload


▼関連キーワード
      Classicプロトタイプ

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